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斜陽 改版 みんなのレビュー

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みんなのレビュー100件

みんなの評価4.1

評価内訳

100 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

やはり言葉が美しい

2021/02/14 00:25

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ひとみん - この投稿者のレビュー一覧を見る

太宰作品2作目読破です。角川さんは注訳をすごく書いてくれるのですね。ふりがなも多くてあっこれなんだっけ。がなかったです。自分の出自に葛藤する弟くん。愛を求めておろおろする姉。そしてそのおかあさま。酒に溺れる小説家。みんな愛すべきキャラクターでした。次は何を読もうかな。

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紙の本

50才を過ぎて初めて読んだ感想

2011/06/15 19:47

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kumataro - この投稿者のレビュー一覧を見る

斜陽 太宰治 角川文庫

 太宰作品はこれまで思春期を中心とした世代に受け入れられてきたと思うのですが、時代の変化により、これからも受け入れられていくかというと疑問に思うのです。それでも、心が傷つきやすい一部の青年が生きていくためには必要な作品群であり細く長く読み継がれていくのでしょう。一昨年訪れた青森県にある太宰の生家である斜陽館を思い浮かべながら読み始めました。
 主人公は貴族の「かず子」さん、6年前離婚した29歳です。その弟が「直治」、太平洋戦争に召集され、帰国後、酒とかアヘンとか、中毒症状があるわけです。父親は亡くなっているようです。母親は肺病(結核)で、小説の最初のうちは登場するのですが、いつの間にか存在がなくなります。
 貴族が落ちぶれていく経過です。貴族というのが、どういうものなのかわからないのですが、血統、とか権力、財力をもった一族なのでしょう。生きていくための「水準」について考えたのです。お金がある人間は、お金がない人間を軽蔑する。ところが、お金のある人間がお金のない人間になってしまった。しかし、生活水準を下げることはできないし、プライド(誇り)も捨てられない。だから、お金持ちでいられなくなったら、死ぬしかない。
 29歳の出戻り娘には商品価値がないというような記述には時代を感じます。今では、バツ1という表現で珍しくもありません。聖書の記述がたびたび登場しますが、現代ではそこまで思い込まなくてもという恋や不倫、浮気心について、和子さんや直治さんが深刻に語ります。妻子ある男性を愛す、あるいは夫のある女性を愛す。妻子ある男性のこどもを身ごもる。自分で自分の首を絞めるような記述が続きます。薬物中毒らしき直治さんは、そんなワルにはみえません。山野草の名前がたくさんでてきます。萩、藤、女郎花(おみなえし)、われもこう、桔梗(ききょう)、芒(すすき)、かなかや、それらは、なにかを示しているような気がします。
 小説を読み込むというよりも、作者の思考や感情を考える作品と感じました。作者の繊細な感情を共通に実感できる年齢でもないので、生活能力のない男はめんどくさいとか、なんでも死ねばいいものではないとか、特権階級の家に生まれなくてよかったとか、そういう俗っぽい感想しかもてなかったのです。

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紙の本

時代を感じさせる作品

2022/12/09 09:29

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る

長い間、青年層に人気のあった太宰治である。人間の、特に思春期の人間の心理を描くのに長けた作者太宰治であるが、スマホ時代 SNS時代の現代の若者にアピールするのだろうか?そんな疑問をついいだいてしまう作品であった。貴族というものに対する実感が失われて久しく、「格差社会」と言われてもこの作品に描かれているような高貴さ上品さと無縁の社会である。いろいろな意味で、時代を感じさせる作品であった。

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電子書籍

重い

2020/02/24 15:37

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る

けっこう重めな話だったので、読むのが途中から、しんどくなってしまいましたが、日本人なら一度は読んで損なし。

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2009/06/27 19:21

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2009/09/07 12:55

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2013/05/22 23:34

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2009/10/16 01:30

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2009/12/28 16:28

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2010/01/04 22:14

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2010/03/09 03:04

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2010/07/05 08:55

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2010/08/04 23:29

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2011/01/23 00:44

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2010/11/25 17:29

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