脳をプログラミングして人生をうまくやる方法を伝授した書です!
2018/01/07 11:56
8人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、ビーズ夫妻(アラン氏とバーバラ夫人)が人生において危機に陥った際、脳科学を学び、その手法を活用して、その危機を脱したという経験をもとに、書かれた脳をプログラミングして人生をうまくやりぬく方法を説いた書です。著者によれば、脳はプログラミングすることが可能であり、それによって従来の考え方を変えることができ、人生が変わると言います。著者の実際の経緯がもとになっているので、説得力は十分にあり、なかなか興味深い内容となっています。
RASにお任せ。
2020/02/02 20:39
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なまねこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
RAS=毛様体賦活系という言葉だけ見ると、なんだか難解そうなイメージだが、ともかく何をしたいのかだけを考えて、どうすれば達成できるかはRASに任せておけばいいのだそう。やりたいことリストを書く、つねに読み返す、目標ははっきり具体的に、否定の言葉は使わないなど、おおよそ引き寄せの法則に近いかと思う。個人的には読みやすくて、なんとなく元気がもらえたので良かった。
ほんの少しの違い
2017/09/30 08:35
12人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みーやん - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書を「みたことがある」「知っている」、と読まないのはもったいないです。
本書は、成功法則をやっているのに、これまでなぜ叶わなかったのか?ほんの少しの違いがわかる一冊となっています。
自分の考えをまとめる
2019/03/21 13:17
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:TORA - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分の考えをまとめるのに良い本だと
思います。
書いてあること自体は、
目新しいことは無いように思いますが
それでも楽しんで読めました。
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1.神経繊維 RASを活用
2.視覚化、紙に書く→期限を切る
3.落ち込んだときは期限を切る
4.アファメーション
5.問題を細分化する。
6.数のルール、平均の法則、パレートの法則
7.手書きはパソコンよりも42%も成功率が高い
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今日の書評は「ブレイン・プログラミング」アラン・ピーズ&バーバラ・ピーズ著。自己啓発の書籍です。
この書籍では、読者が人生で心から望むことは何なのかはっきりさせて、それを手に入れるための方法をお伝えする。
ところで、脳には、あなたが自分で思いどおりにプログラミングできるシステムがあり、これをうまく操作すれば、どこへでも行きたいところに行けるようになる。
本書では、たくさんの大事なポイントが何度をいろいろな形で繰り返すが、これはわざとそうした。
なぜなら、一つの考え方をもっとも効果的に学習できるのは、ある程度の間隔を置きながらその考え方に六回接した時だということが研究によって明らかにされている。
すなわち、同じ考え方に六回接すると、脳は新しい考え方を受け入れるようになり、やがて心の奥までその考え方が浸透していくからだ。
また、自分が人生で何を望むのかをはっきりさせるには、それなりのやり方というものがある。そして、たいていの人はそのやり方を知らない。
人生でほとんど何も達成できない人、人生からほとんど何も得られない人が多いのは、自分の望みをはっきりわかってないから。
1970年代に、富裕層の人たちを対象にした調査が行われてことがある。テーマは「100万ドルクラスの資産家と億万ドルくらすの資産家の”大きな違い”は何か」ということだった。富裕層の中でも、どんな違いがあって、一方がもう一方よりずっと裕福なのかを知ることが目的だった。
調査の結果、どちらの人たちに共通していたのは、「自分の望みは何か」をはっきり知っていることだった。
しかし、違っていた点がある。億万ドルくらすの資産家は、「自分の考えや目標、目的をしっかりと紙に書いたリスト」を持っていた。それがもっとも大きな違いだった。
また、著者は「お金なんかもらえなくても、喜んでやるけど、それでもお金にできることは何だろうか?」とあなた自身に問いかけてみよう。この質問に対する答えが分かったとき、あなたのこの世の使命は見つかる。
そこで、筆者は3つのリストを書くことを提案する。すなわち「A」「B」「C」の3つである。
「A」リストに入れるのは、近いうちにきっと達成できるだろうと思うことと、今の自分にとって、もっとも大事だと思えること。
「B」リストには、今の自分にとってやはり大事ではあるけど、本当に達成しようと決断する前に、もう少し考える時間が欲しいと思い項目を入れてほしい。
「C」リストには、挑戦してみたいと思いけど、まだ分からないことが多いので、上記のリストに入れるほど意欲を掻き立てられない項目を入れる。
次に、「Aリスト」と「Bリスト」の項目に、やりたい順番に一から番号をつけていってほしい。このリストが、これからの人生の方向を決めていく基準になる。
しかし、やる気に火をつけるには、目標をはっきりと具体的な言葉で書く必要がある。具体的というのは、いつまでに(年月日、時刻)、どれくらいの規模で(量、金額)達成するかな��、達成した結果得られるものが書かれていることを意味する。
ここで重要なのが、目標を肯定的に書くと、脳にイメージがわいてやる気が起こるが、何かを否定する書き方で書くと、イメージがまったく浮かばないので、やる気も起こらない。
体重100キロの人が「体重を10キロ落とす」と書いたとき、達成するのは難しい。しかし「6月20日までに、私は90キロになる」と書くと、90キロのイメージが描かれ、潜在意識に送り込む。すると、この人は潜在意識に駆り立てられて、90キロになるという目標に向けた行動を取るようになる。
また、ある研究で子供たちを二つのグループに分け、一方のグループには算数の問題を一回に6ページ与えて解答させ、それを7回繰り返した。もう一方のグループには同じ42ページの算数問題を一度に与え、それを7回に分けて解答させた。
その結果、一回に6ページずつ与えたグループのほうが、7回分の42ページを全部一度に与えたグループよりも、全問回答するまでの時間が短く、正答率も高かった。
また、
他人が―友人や、特に親戚が、目標を思いとどまらせようとしてくる理由は大きく分けて3つある。
①心配してくれている:純粋に心配してくれている。お金を無駄に失わないか、健康を損なわないか、むざむざ何かのチャンスを失うのではないか?と気にかけてくれている。
②嫉妬している:あなたが目標に挑もうとしている姿を見て、自分が人生でほとんど何も成し遂げていないことを実感してしまった。この場合、思いとどまらせようとして言ってくる内容をよく聞くと、それはこちらに言っているように聞こえるが、じつはその人が何もしないことの言い訳であることがわかるはずだ。
③引け目を感じている:心躍るような新しい目標を決め、それを目指そうとすると、周囲の人はあなたに引け目を感じたり、自分自身の人生をつまらないように感じてしまったり、それまで達成したことの少なさに自信を失ってしまったりする。
で、著者の結論の一つとして、今、自分がどういう人生を生きているかは、それがいい人生であろうとなかろうと、すべてあなたの責任である。
いつもジャンクフードを選ぶのもあなたなら、ジャンクフードを口に押し込む手もあなたの手だ。定期的に運動しないことを選んだのもあなただ。タバコ屋お酒、ドラッグに手を出したり、猛スピードで運転したり、暴力をふるうパートナーを選んだのもあなただ。
ここまで読んできて、どこかで怒りや罪の意識のようなものを感じたら、そこを再読してほしい。きっとそこに書いてあるメッセージこそ、あなたがもう一度必要とするものだから。
とここまで、本書のさわりを紹介してきたが、著者の自己啓発の方法に同意する方は、ぜひ本書を手に取って欲しい。
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脳ってすごいです
自分でプログラミングできるんです
自分が、自己否定ばかりしてきた理由も解明
これから、自分の脳で実践です
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脳は4億ビットのうち2千ビットしか処理していない。99.999%は忘れている。
RASに働きかければ無意識に集まってくる情報が変わり、二千ビットの内容も変わってくる。
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ABCリストに記載して常に目標を明確にイメージしているとRASに働きかけ、実現へと向かう。
大事なのは手段ではなくゴールだということ。だからwhy-how-whatのゴールデンサークルとも通ずるところがある。
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普通の引き寄せの法則本よりよっぽど実践的で、一番興味を持たせてくれる本だった。
何回でも読み返していきたい。
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どうしたら理想の自分になれるかを具体的に書いてくれた本。内容は一般的だけど、多分それをやるかやらないかが一番大事。だから私はやってみる。
思ったより書くことが大事。そして動くことが大事。
確かに少しチャレンジングなことは始める時に躊躇する。でもやってみると意外にできたり、仲間ができたりする。
動いてみる、自分の考えを話してみる。
その前に何がしたいかを明確にすることが、多分一番大事なのだと思う。
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【感想】
「RASは本当に強力なツールで、行きたいところならどこへでも連れて行ってくれるあなただけのGPSだ。」
「人生で成功し、やりたいと思ったことを成し遂げられるかどうか、理想の自分になれるかどうかは、どれだけ才能に恵まれるかではなく、達成したまでの道のりをどのように計画し、それをどのように進めていくかによって決まる。」
数多くの成功本の中でも、脳の「RAS」という機能に着目して成功体験を綴った本。
要するに、こんなに便利なGPSが脳内にあるんだから、自分を信じて成功に向けてトライしようぜ!!って内容なんだろう。
こういう一見科学的だが結局は精神論チックな本、嫌いではない。(精神論と言うと若干語弊があるか?)
また、数多くの啓発関連本と本書が違うのは筆者が違うのは、数多くのチャレンジを夫婦共に行なってきたところ。
身近なところにパートナーがいて挑戦するのは面白そうだし、良い家庭の構築につながるかなと思った。
自分もこれからは妻と相談して色んなチャレンジを行なおうかなと思う。
巻末の「おさらい」は良いページ。
作中、結構あっちこっちに飛び火する内容だったので、ピシャリとまとめてくれるのは非常に助かる。
「RAS」の性能面(本当にそんな都合の良い機能がついてるの?)は置いといて、こういったものがあるっていうだけで大きな願掛けにもなるだろう。
是非色んな人々に読んでもらいたい作品。
【本の内容を短文で】
とりあえず、心から何かを望めば「RAS」とやらが成功までオートで導いてくれるという事か。
何とも怪しく些か宗教じみた話ではあるが、そう考えて気楽に生きるのも一つの手だなと思えばいいか!
RASは本当に強力なツールで、行きたいところならどこへでも連れて行ってくれるあなただけのGPSだ。
【内容まとめ】
1.RASは嗅覚を除く、脳に入るほとんど全ての情報を中継している。RASの力を借りる為には、「望む事」だけを考え「望まない事」は考えないようにする事
2.人生で何も達成できない人、人生から何も得られない人が多いのは、自分の望みをはっきりと分かっていない(RASを有効活用できていない)から。
3.第一ステップとして最も大事なのは、目標を達成しつつある自分を肯定的に「くっきりと」イメージすること!
4.今から始めよう大した事を成し遂げれないうちに人生が終わってしまう1番の理由は、いつも準備ばかりに時間をかけるからだ。「やってみたくてたまらないうちに動け。」
5.不満を言ってはいけない。「困った事を話しても、話した相手の80%は気にもかけない。残りの20%には、いい気味だと思われるだけだ。」
6.向上したければ、優れた人たちと交わるのが一番。優れた人たちは、あなたを今より一段上に引き上げてくれる。
7.数のゲーム、「うまくいく」打率を意識すること。払った努力の20%の結果に過ぎない。残り80%の努力は、何の結果も生み出さなかった。
8.アファメーション(自己暗示)と視覚化を活用する!常に勝利する自分をイメージ!達成しようとする結果に心を集中さ��、未来の成功を視覚化する事によって目標を達成する!
【うまくいく人の習慣】
・人を褒める
・人を許す
・自分以外の人も成功するように励ます
・物事の面白おかしい面を見る
・感謝の気持ちを忘れない
・アイディアを話す
・よく本を読む
・やることリストをつくっている
・人の功績を認める
・失敗の責任を取る
・情報やアイディアを共有する
・変化を予測し、歓迎する
・計画と目標を立てる
【引用】
p5
本書では、あなたが人生で心から望むことは何なのかをはっきりさせて、それを手に入れるための方法をお伝えする。
脳には、あなたが自分で思い通りにプログラミングできるシステムがあり、これをうまく操作すれば、どこへでも行きたいところへ行けるようになる。
→同じ考え方に6回接すると、脳は新しい考え方を受け入れるようになり、やがて心の奥までその考え方が浸透していく。
p21
・網様体賦活系(通称:RAS)
RASというのは、哺乳類の脳幹にある「網様体」という神経の集まりで、体の生命活動を維持する働きだ。
私たちが眠ったり目覚めたり呼吸したり心臓が一定リズムで動くのも、実はRASのおかげだ。
RASは嗅覚を除く、脳に入るほとんど全ての情報を中継している。
RASは入ってくる情報をふるい分けて、何に注意を向けさせるか、どれぐらい関心を呼び起こすか、どの情報をシャットアウトして脳に届かないようにするかを判断する。
RASは仕分け場、RASは脳内の意識・無意識の間のフィルター
RASの力を借りる為には、「望む事」だけを考え「望まない事」は考えないようにする事
p40
人生でほとんど何も達成できない人、人生からほとんど何も得られない人が多いのは、自分の望みをはっきりと分かっていないから。
p49
まず、「何をしたいのか」をハッキリさせる。
「どうすれば」達成できるのかは、RASに任せておけば自然にわかる。
p57
・「手書きのリスト」でなければならないこれだけの理由
何をしたいのか、何が欲しいのか、何になりたいのかがハッキリ分かると、RASはそのための方法を探し始める。
目標を心に決めると、それに関係する情報が次々と目や耳に入り、詳しい事を知る事が出来るようになる!
紙に手書きで書いたリストを色んな所に貼ったり持ち歩く事で、RASが駆り立てられる!
p84
第一ステップとして最も大事なのは、目標を達成しつつある自分を肯定的にイメージすること!
目標をくっきりとイメージしなければ、毎日の些細な事にばかり追われて、いずれはその奴隷となってしまう。
まず何をしたいのかを決める。
どうすればそれが叶うのかは考えない事。
目標が決まれば、答えはすぐに見えてくる
p96
はっきりとした目標を決めて、手書きでリストに書き込み、常に見直そう。
人生に目標がある人は、寿命が延びて健康で幸せな人生を送る事ができるし、自分が持っている可能性をとことん追求できる。
人生を振り返ったとき、
「あんなことをしなければよかった」
と思うほうがいい。
「あんなこともしてみたかった」
と思うよりは。
p103
「どうやってゾウを食べる?一口ずつさ!」
→目標は小さく分けるといい。頂上ではなく「次のステップ」を見つめよう。
p108
・今から始めよう
大した事を成し遂げれないうちに人生が終わってしまう1番の理由は、いつも準備ばかりに時間をかけるからだ。
計画を立てるのを言い訳にして、いつまでも開始を引き延ばしてはならない。
やってみたくてたまらないうちに動け。
p128
・真実には同意する
批判的な意見を言われた時に最も効果的なのは、相手が話す事のうち真実には同意し、その上で自分の意見はしっかりと押し通す事。
普通なら相手に「黙れ!」と怒鳴ってしまいそうな場面でも、余計な事を言ったり悪態をついたりせず、相手の意見に同意した上で自分の意見をしっかりと主張する。
そうすれば、誰も嫌な思いをしたり傷ついたりせずに済む。
p138
今、自分がどういう人生を生きているかは、それが良い人生であろうとなかろうと、すべてあなたの責任である。
あなたの選んできたものが、あなたの今の状況を作っている。
自分の状況について、自分で直接責任を取るとは、今日からは何が起ころうとらそれを客観的に見つめることである。
自分の人生は自分でコントロールしていく!
p148
・同じ事をしていれば、同じ結果しか生まれない
p151
不満を言ってはいけない。
「困った事を話しても、話した相手の80%は気にもかけない。残りの20%には、いい気味だと思われるだけだ。」
不満を言うと、その不満に思っているものに意識が集中する。
するとRASは、あなたが今不満を感じながら手にしているものと同じようなものをもっと探そうとする。
p166
・目標を視覚化すること
→目を閉じて、心に決めた目標の達成をはっきりとイメージすること。
そのイメージがRASから潜在意識に伝わり、潜在意識の働きかけによって目標を達成するあなたの力が高まる。
p174
・鮮明なイメージトレーニングには、実際の練習とほとんど変わらない効果がある!
p178
・視覚化の練習
1.リラックスする
2.これからしようとすることを想像する
3.している自分の姿をイメージする
4.やる
視覚化をする時は、五感を存分に駆使して、それぞれの場面をより事細かくイメージすること!
ナポレオン・ヒル
「頭の中で考えた事を心から信じられるなら、人はそれがどんな事でも達成できる!」
p184
・アファメーション(自己暗示)の威力
アファメーションとは、自分が達成しようとしていること、これからやろうとしていることを常に繰り返し自分に言い聞かせる事。
「きっとうまくいく」を繰り返し、成功する場面を何度も頭の中で視覚化した人は、RASもそれを信じるようになる。
・アファメーションを行なう時は、「肯定的な言葉」を使う!
→否定的���なると、それが現実化する。
人の一生は、その人が自分に言い聞かせてきた言葉の集大成にすぎない!!
p222
うまくいく人の習慣
・人を褒める
・人を許す
・自分以外の人も成功するように励ます
・物事の面白おかしい面を見る
・感謝の気持ちを忘れない
・アイディアを話す
・よく本を読む
・やることリストをつくっている
・人の功績を認める
・失敗の責任を取る
・情報やアイディアを共有する
・変化を予測し、歓迎する
・計画と目標を立てる
p224
向上したければ、優れた人たちと交わるのが一番だ。
優れた人たちは、あなたを今より一段上に引き上げてくれる。
5人の大金持ちと行動を共にしていれば、あなたは6人目の大金持ちになる。
5人の一文無しと行動を共にしていれば、あなたは6人目の一文無しになる。
消極的な習慣はたった今から断ち切り、積極的な習慣に置き換えていこう。
繰り返し学んでいけば身につけられる。
目標を立てて、それを達成する習慣を身につけよう。
望む事に意識を集中し、望まない事を考えてはいけない。
p234
人が人生で手掛ける事は、どんな事も「数字の原理・法則・確率」に支配されている。
自分が手掛ける事の裏にどんな数字が隠れているのかが分かれば、どんなことでも頑張り抜く事ができる。
・何回挑戦すれば、そのうち何回成功する?
打率を意識して、それを見つける努力をする。
すると、それが軸となる。
ex:)何人に電話して、そのうち何人で案件化し、そのうち何件で成約につながる?
失敗をおそれずに打席に立つこと!
p294
・井戸に落ちたロバの話
背中に落ちて来た泥を使って、泥を背中からふるい落とし、踏み固めて階段を作った。
人生は好む好まないに関わらず、あらゆる種類の泥が頭の上に落ちてくる。
穴から出たければ、その泥を踏み固めてステップアップするしかない!
降りかかってくるトラブルは、実はそれを踏み台にして外へ出るための石である!
p320
あっさりと諦めてしまう97%の人は、絶対に諦めない3%の人に使われる。
ビートルズ、アインシュタイン、スティーブ・ジョブズなどが他の大勢の人たちと違うのは、周囲の人たちに何を言われ、何と思われ、どんな扱いを受けようが、自分の目標を貫き通した事だ。
p332
・本がベストセラーになった理由
→幸運だからではなく、RASのおかげ!
私がまず何をすると決め、目標を書き、期限を切り、最初の一歩を踏み出したから!
「これはきっと成功する!」と思うアイデアが浮かんだら、出来る事をすべてやりつくすまで、とことんやりぬこう!
次に何をやるかを考えるのは、その後だ。
自分のアイデアや計画は、ありとあらゆる人に話して協力を求めよう!
p333
人生での成功を求めてあがきながら、たいていの人は自分の望みを口に出して誰かに助けを求めることもせず、早々に諦めてしまう。
諦めてはいけない。
どんな事も、最初が一番つらい。
やめたくなったらリストを見直して、自分が何をやりたかったのか、どんな結果を望むのかだけを考えよう。
成功を運命づけられている人もいるが、ほとんどの人は成功すると決心したから成功したのである。
p339
・どん底から再出発する
私たちは、新しい目標を紙に手書きしていった。
どんな生活がしたいのか、どんな成功を収めたいのかということを具体的に書いていった。
どうすればそれが可能になるのかは分からなかったが、何をしたいのかを決めていった。
p370
世界的に桁外れの成功を達成したことを書いてきたが、分かって欲しいのは、成功への道を一歩進もうとするたびに、障害物に突き当たって三歩後退することも、決して珍しくなかったということだ。
ここに書いたのは、それまでに私たちが払った努力の20%の結果に過ぎない。
残り80%の努力は、何の結果も生み出さなかった。
私たちは、目標をはっきりと決めて紙に手書きし、期限を切り、「数のゲーム」をこなしていった。
絶えず自分たちが望む結果をイメージし、毎日自己暗示をかけた。
その一方で、人々に助けを求め、誰に何と言われようが、どう思われどんな扱いを受けようが、決意を貫き通した。
そうして結果を手に入れたのである。
p378
RASは本当に強力なツールで、行きたいところならどこへでも連れて行ってくれるあなただけのGPSだ。
これを使いこなすには、まず何を達成したいかという目標を決め、それを紙に書くだけでいい。
あとは誰にどう思われ、何を言われ、どんな扱いを受けようが、計画を進めるだけだ。
p382
・おさらい
人生で成功し、やりたいと思ったことを成し遂げられるかどうか、理想の自分になれるかどうかは、どれだけ才能に恵まれるかではなく、達成したまでの道のりをどのように計画し、それをどのように進めていくかによって決まる。
どうすればやりたいことを達成できるのか?ではなく、自分は本当のところ何をやりたいのか?を考えること。
何をやりたいのか、何が欲しいのかをはっきりさせることが、成功する上で一番重要なステップである。
そして、何をやりたいのかが決まった途端に、どうすればそれを達成できるのかという答えがRASによって舞い込んでくる。
その答えを元にして行動計画を立て、達成できそうな期限を切るのだ。
・紙に書く
・小さく切り分けて期限を切る
→成功する人とそれ以外の人の違いは、行動するかしないかだ。我が道を歩み続ける。
・責任を取る
・アファメーション(自己暗示)と視覚化を活用する
→自分が達成しようとする結果に心を集中させ、未来の成功を視覚化する事によって目標を達成する!
常に勝利する自分をイメージしよう!
・恐怖や不安は、当たり前の事として受け入れよう
→たとえ悲劇に見舞われても必ず立ち上がるとあらかじめ決心しよう。
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RASシステム!引き寄せの法則の仕組みに一石。引き寄せの法則は、脳の微粒子が外に出て引き寄せているイメージでしたが、逆なのかもしれません。入ってくる情報をフィルタかけて、そぎ落としていたのかも。
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人生はとても短い。深刻な顔ばかりしていてはいけない。
自分で自分を笑いの種にできないのなら、私を呼んでくれ。
私があなたを笑いの種にしてあげよう。
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一言で言うなら「頭の中で考えたことを、心から信じられるなら、人はそれがどんなことでも達成できる。」という、ナポレオン・ヒルの思考は現実化するという話の具体的な実践方法。やってみたい事をポジティブな言葉ですべて紙に書き出す。それを序列化し細分化し期限を決める。自己暗示=アファメーションの力で望むことを具体的にイメージする。こう書くと聞き慣れた、特に真新しいことを言っているわけではないことがよくわかる。ただ、この本が私の心に引っかかるのは根底に流れる自分を肯定しようという作者のメッセージだ。この作者は自分自身を信じ切っている。自分自身を信じ切る人は強い。ブレないから。でも、誰でもそれができれば自分自身がこうしなければいけないと思う人生ではなく、こうしたいとおもう人生を送れると言う。あれをやればよかったという後悔よりも、やらなければよかったという後悔の方が素晴らしいと作者は言う。どうせ死ぬなら前のめり。そんな気持ちになる本。とりあえず、やりたいことを書き出してみる。