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(2014.04.20読了)
やっぱり重松清はいいなぁ…。
『最悪』を読んで疲れた心が癒された感じε-(´∀`; )
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東大3浪、夢敗れて田舎に帰ったレイコさん。そこで感じるのは、田舎の因習か田舎の暖かさか。
久しぶりにハズレの重松さん。
何かになりたくてというわけでもなく、ただ同級生に対する優越感や、自分の生まれた田「家族の作家」重松さんらしからぬ、バラバラの想いの持つ家族でしたしね。
何だかちょっと締まらなかったな。
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東大受験に失敗(しかも3年も!)し、上京して暮らしていたアパートを解約して、生まれ故郷に帰ってきた21歳の女の子。
そこで、家族や友人、地元の知り合いなどとの交流を通して、故郷で暮らすことの意義や家族の大切さなどを再認識していく。
ありきたりといえばありきたり。
重松清なんだから、もう少し何かが欲しいところだ。
あまりにも平穏すぎる。
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家族のために、地元のために。
それが回り回って自分のためになるのだろうか。
ありがちな「地方を盛り上げる活動」ではなく家族が軸になっているからとても身近に感じることができた。
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東大受験三浪し、地元の田舎に帰ってきたレイコさんとを中心に、田舎と家族に起こる出来事が描かれる。
心の処方箋になるような、温かい話であるが、レイコさんと自分を重ね合わせてチクリチクリと来た場面も。
どんなエラジンさんになっても…
親切の基本は…
ふるさとに帰って…それで頑張れる
気に入った文章。
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東大受験のため上京するも3浪の末ふるさとに戻ってきたレイコさん。その家族や友人の物語。
いつもの重松さんの作品よりも全然泣けなかったかな。共感も少なかった。
残念ながら今ひとつ。
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三浪して東大受験に失敗した主人公レイ子さん。傷心帰省の途中にバツイチママと、再会。久しぶりの家族との日は煩わしいがそれぞれの立場で仕事があると気づいていく主人公。
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今回の作品は、頻繁に目頭が熱くなるものではなかったが、田舎ものとしては、「わかる、わかる、ん」というものだった。
『みんなで、みんなが、みんなとともに、みんなのために』
そういう世界があってもいいと思う。
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都会に暮らす者が田舎暮らしに憧れる際のキーワードに「牧歌的」がある。「のんびりしとした」等の意があるのだが、本当の田舎暮らしの大変さを知らない者が使う事に違和感を感じる。逆の立場だったら嫌かな?って思ったりするしね。作中に流れる童謡。ジャパニーズ・トラッドソングには景色があり覚悟がある。まさに牧歌的だった。
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受験に失敗して田舎へ帰った彼女を迎える家族、町の人々を通して成長していくお話。
普通の日常ということもあるのか、なかなか読み進められず・・感動するということもなし・・すみません。
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重松さんらしい内容。クライマックスには胸がぐっとくる。人それぞれになんらかの葛藤がある。人からヒントをもらい成長していく。2018.9.20
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東大合格を目指していたが3浪しふるさとに戻ってきた主人公。優秀で夢を追いかけて努力したものの、諦めて実家に暮らすいたたまれなさは、私も同じような経験があるので痛いほど同感しながら読んだ。終盤、再び東大受験を目指し頑張る主人公だが、結末は描かれず終了する。主人公の悩み、3浪もした努力の積み重ねの結果を描き切って欲しかったなという思いがありモヤっとした感情で終わった。
家族、ふるさとは煩わしく思う反面、大事にしなければという思いにもさせてくれる作品だった。
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東大を目指し受験し続けるも三浪。
夢破れ帰郷する主人公。目に入る景色は一面の田畑。電車も数時間に一本。爺さん婆さんだらけの過疎村。
高校を出て家出をし、奇しくも、一時東京にいたが21歳でバツイチのシンママになって同じく帰郷した同級生に出遭う。
農業を営む、地方山村。
流れる時間は緩やかで、世間は狭く、土着のルールはめんどくさい。
盆暮れ正月に帰るくらいでちょうどいいのかな。
まあ、故郷があるってのはいいことか。
戦争を経験した婆ちゃんの台詞が胸を打つな。
サザエさんを思い出す。
波平がいて、マスオさんがいて、カツオがいて、タラちゃんがいる。フネにワカメも。
そう。磯野家にいる両親、旦那、兄弟、息子。それは全て戦争で失わらたもの。戦後の残されたものたちに希望を与えたんだな。
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くよくよして、自分こやりたいことはっきりしてなくて、まわりの目ばかり気にする人が主人公なのが、いかにも重松清さんの本。 自分と考え方が違いすぎて、いつも、何だかなあ…って気持ちがする。 それでも別の作品読んじゃうから、好きなのかなあ。 うたって、寂しい人が歌うものじゃない。 歌ってる人も、聴いてる人も幸せになれる、素晴らしいもの。
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東大受験に3度失敗したレイコ。
4度目の受験は失敗出来ない…。
地元の国立大も視野に入れ、一旦は故郷の梅郷へ帰ることに。
両親、祖父母、弟のタカツグとの6人暮らしと久々にまた同居することに。
小さい頃から頭が良く周囲からの期待も高かった。挫折を味わったレイコの敗北感は大きかった。
鬱屈した気持ちで過ごしていたレイコだったが、同じく「都落ち」で帰郷してきたシングルマザーのイネちゃんや、かつての同級生たちと関わり、また、タカツグが店長を務めるカラオケボックス「ウッドフィールド」で過ごし、様々な人と接することで、気持ちが前向きになっていく。
ラストは、綺麗さっぱり全てが解決するわけではない。(重松さんはこう言う終わり方が多い印象)だけど、登場人物は新しいスタートに向かって前を向いている。それがとても清々しい。
だけど、一つ。
三人称が「レイコさん」と言うのが最後まで個人的にしっくり来ず、気になってしまった…