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子らと妻を骨にして 原爆でうばわれた幸せな家族の記憶 (KanKan Comics) みんなのレビュー
- 奈華 よしこ (著), 松尾 あつゆき (原著), 平田 周 (原著)
- 税込価格:1,650円(15pt)
- 出版社:書肆侃侃房
- 発売日:2017/08/09
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コミック
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紙の本
広く読まれてほしい作品
2022/03/29 16:22
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投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
長崎の自由律俳人、松尾あつゆきの句を初めて目にしたときの衝撃は忘れられない。このような短い言葉が、こんなにも強く心を揺さぶるのだと。
本書は、長崎在住の漫画家奈華よしこさんが、松尾あつゆきの句や息子の著書などを元に、原爆で奪われた家族の記憶を、漫画で描いたものだ。
漫画なのですらすら読めるが、読後感はとても重い。
素晴らしいのは、巻末に編集部が「物語を読む前に/読んだ後に」という解説の文章を添えているところ(添えていると言うには長いが)。
特に、長崎を代表してきた被爆者、谷口さんの言葉が胸に刺さる。
ぜひたくさんの人に読んでほしい。増刷してほしい。
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