電子書籍
子供の人生における親の重要性を改めて!
2019/10/06 00:54
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Boo - この投稿者のレビュー一覧を見る
3歳未満の子供を持つ人が読んだら、親として子供に接することの重要性が再認識できると思います!
この本を読んで良かったことは、教育の分野では様々な研究が行われ、色々な事が明らかになっているという事実に触れられる事。
そして同時に、手法等を改良してより良い教育を次世代につないで行く事が大事!
って思える良い本です!
紙の本
環境を整える
2020/09/21 10:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:翔 - この投稿者のレビュー一覧を見る
環境をデザインすることが大事だということが強く響きました。大人たちがやって1番いいのは、子どもたちを直接変えようとするのではなく、子どもたちの周りの環境を変えて、その環境によって子どもが変わっていくという、間接的なことです。子どもに頻繁に接する人はもちろん、昔は誰もが子どもだった大人の人すべてにオススメです。
紙の本
『私たちは子どもに何ができるのか』
2017/10/05 20:43
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
将来の学歴、健康状態、社会生活に大きく影響する「非認知能力」─ねばり強さ、やりぬく力(グリット)、レジリエンス、好奇心、誠実さ、自制心、楽観的なものの見方など─を幼児期から思春期までの子どもたちが高め発達させるためにどうしたらよいか、についての知見をまとめた教育関係者必読の一書
著者は、前著『成功する子 失敗する子』(英治出版、2013年)がロングセラーとなっているフリージャーナリスト
投稿元:
レビューを見る
世界の様々な研究や実証実験の結果をもとに、子どもの非認知能力を高めるために何が必要か、を明らかにしていく。
具体的な事例が多く紹介されていて、薄いけど中身の濃い一冊。
以下、印象に残った箇所。
・日本語版前書き
貧困問題への意識調査で、貧しい人の支援を政府が行うべきか、との問いに対して日本人の38%が「そう思わない」と回答。
・109 学業のためのマインドセット
①私はこの学校に所属している。
②私の能力は努力によって伸びる。
③私はこれを成功させることができる。
④この勉強は私にとって価値がある。
投稿元:
レビューを見る
今、注目されているGRIDや自制心、集中力といった非認知能力を高める方法はなく、環境によって育むことしかないという結構、ショッキングな内容。結局、子どもが安心して好きなことを好きなだけやらせてあげられる環境を提供してあげることが親にできる最大のことなのかもしれない
投稿元:
レビューを見る
貧困により教育格差が開いている。けど、6歳以下の子どもをもつ低所得家庭に、しっかり介入して非認知教育すれば、効果的な対処法になる、ということが、ざっくり書いてました。
とても参考になったのは、モチベーションの話。貧困関係なく、また、子どもと大人関係なく、モチベーションを高める施策は、見返りを顧みない生産性向上が期待でき、そして、自分も他人も幸せにできる、という気がした。
お金でのモチベーションはダメやね。
そして、こういう施策が最も効果的なのが、低所得者層で、社会的コストと換算して、持続的な施策を実施できたらいいな〜。換算難しそうやし、まだまだ研究段階なんやろうけど、こういうのは民間から小さく実績つまないと!
投稿元:
レビューを見る
とても勉強になる本だった。
エビデンスが多く紹介されておりとても納得のいく内容だった。
米国に学び、日本でも国として、そして地域で子どもたちをサポートしていくことが大事だと思った。
投稿元:
レビューを見る
内発的動機付け
→有能性(自分はできるという感覚)
→自律性(自分の意思でやっている)
→関係性(自分の価値を認められる)
投稿元:
レビューを見る
私たち、社会の構成員として、様々な環境で生まれ育っ子どもたちが特に心理面で健康に育つためには何ができるのか書かれた本。
就学前は家庭への支援、就学後はどんな教育環境が良いのか、様々なデータを用いながら説いている。
教育には批判がつきものだが、その批判がある種の子供にとっては脅威で、教師との関係形成が難しい一因になっているという話はなるほどと思った。
また、家庭において親が子にするのが望ましい関わり方を2つ挙げているのだが、貧困など親の課題によって、その関わり方ができなくなる危険も改めて感じた。
保育園はそういう子供たちの受け皿にもなる、望む親に保育園全入、そして保育料無償化はそういう意味で良い政策だと考えた。
投稿元:
レビューを見る
「3才児神話」というと「3才までは親元で育てよ」やけど、この本が示すのは新・3才児神話(この本はできる限り実証的に述べているし、神話というと皮肉がこもるので語弊はあるが)。
3才までに子がおかれる環境が非認知スキル(言わば心の体力)を育てるために決定的に重要、これは直感的にも納得できる。
子にとって良い環境=母が家にいてつきっきりで可愛がる、ではなく、保育園などで母以外のたくさんの人とも触れあい、色んな視点から見守り育ててもらうのも、良い環境の一つだと思う...ので、良い保育園入れますように。
投稿元:
レビューを見る
いわゆる学力ではなく、数年前にグッと流行ったやり抜く力(グリッド)や自制心、誠実さの方が学校を卒業した後の人生に大きく影響を与える、という視座の元に整理されていく「非認知スキル」。
「非認知スキルが大切なのはわかりました、ではどうすればいいんですか?」という質問が必ず浮上してくると筆者も述べているが、そこだけをサクッと知りたいという方にはおススメできない一冊と言わなければいけないかもしれません。
ただ、そもそもそういうテクニック的な介入で非認知スキルを上げようというアイデアはどうなんだ?という観点をお持ちの方にはぜひ手に取っていただきたい一冊です。
どうやって非認知スキルを計測するのか、どのような習慣、そして環境が非認知スキルに影響を与えているのか、ということを様々な事例を通して解説し、さらにアメリカでどのような取り組みが行われているのかを詳説しています。
途中少々事例連発で中だるみするような印象もありますが、学びの多い本です。
みなさんの「やり抜く力」を使って読み切ってみてください。
分量自体はそんなに多くないので構えずともさらっと読めると思います。
投稿元:
レビューを見る
文章が好き ◯
作品全体の雰囲気が好き
内容結末に納得がいった
また読みたい
その他 ◯
自分のこどもに非認知能力つけるためにはどうすりゃいっかなー、あまり調べもせずに、サブタイトルに「非認知能力」とあっただけで読むことにしたところ、
低所得層の子どもが学び続ける意欲を持ち続け、将来的には富裕層といわれる人たちとの様々な格差を縮めるために、
誰が何をすべきか、
というとても重い内容だったことが冒頭で判明。
読むのを躊躇しましたが、頑張ることにしました。
「自律性・有能性・関係性」を促進する環境を促進する環境を教師が作り出せば、生徒のモチベーションはあがる。
乳幼児期の家庭環境が重要。
詰め込み式の学習ではなく、自ら率先して時間をかけて課題に取り組む姿勢が肝心。
投稿元:
レビューを見る
子育てに通じると思い読みました。実際教育に関してのデータなどが多かったので、教師をされている方は参考になると思います。流し読みしてしまった箇所もありますが、現在成人した娘の病の原因がやはり自分にある事、そして孫の育て方も見直していかないといけないという事が明確になりました。小さいお子さんを持つお母さんに、取り返しがつかなくなる前に読んでほしい一書です。
投稿元:
レビューを見る
非認知能力の重要性とその能力を育てるのに必要なのは環境であるという視点は面白かった。
親が子にできること、社会が子供達にできること、それらのことが書かれているが、実践を目指すにはやっぱり少し、結局どうする?と考えさせられる。
大人の教育にも使える一冊だと感じており、非認知能力を育ててこれなかった大人や幼少期に親の愛情が不十分であった人にも今から実践してあげたり、その人を理解するのに役に立つ。
読んでいて思ったのは成長マインドセットを持ってコツコツ粘り強く何かを成せるスキルを磨くことは最高の成果を呼ぶということだ!
子育てや教育には必要な一冊と私は感じた。
投稿元:
レビューを見る
子育て本と思っていたが、貧困層の解決を目的とした内容でもあった。
以下、印象に残った言葉。
失敗は一時的なつまずきに過ぎず、学んだり改善したりするための貴重なチャンスであるというメッセージを受け取れば、挫折はその生徒をより勉強に打ち込ませる推進力になる。(17 メッセージより、抜粋)
(作文のコメント方法について、高い期待を寄せていること、また生徒がきっとその期待に応えられると確信している事を示すメッセージとして)
作文にコメントを書き込んだのは、君に大いに期待しているから、そして君がそれに応えられると思ったからです。
(18 マインドセットより、抜粋)