紙の本
ひょんなことから
2023/05/18 15:09
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投稿者:ピーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
単純におもしろかった。
あっという間に料理研究家に持ち上げられた主婦。
その家族と取り巻く人々たちの嫉妬と呆れ。
持ち上げられるとなかなか謙虚にはなれなくなるのだろうなあ・・・と思ったり。
マスコミの世界はやっぱり人も商品、賞味期限が切れかけたらあっという間にお声が掛からなくなったり、色々とテンポ良く考えさせられた。
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色々な女性目線の短編集、単純に面白かった。
でも実際の話、 料理がそんなに得意ではない 普通の専業主婦が 料理研究家として祭り上げられていく事って本当にあるのかなぁ~?
まわりに振り回され過ぎないよう、私も気を付けよ((((;゜Д゜)))
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普通の主婦から人気料理研究家になった女性と、それを取り巻く人たちそれぞれの心のざわつきを描いた短編集。
淡々と心の機微を中心に展開するストーリーで、サラッと短時間で読めてしまいます。
どの登場人物の気持ちも、女性なら共感できてしまう部分があるように思います。主に表には出さない黒い部分。かといって劇的に真っ黒なわけではなく、黒に近いグレーで、粘度の高いネバーっとしたやつ。
こういうのを内心ニヤニヤしながら読んでる自分もなかなかですよね。
全体的にさっぱり読めていいんですが、最後の最後がなんだか惜しい。きれいにオチてないというか。予想の範囲内なのに、オチっぽく演出されているのが残念。
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通勤電車内でさっと読めた。
ドロドロ、いやーな感じの本。でも、わかるわかる!というところもたくさん。
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ざわつく女心、わかる〜!と思ってすっと読めました。
その後、さわこ先生がどうなったのか??知りたいような知りたくないような…。
幸せそうに見えてもみんな色々あるって思いたいけど、きっと見た目通りに幸せな人もたくさんいると思う^_^
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ただただざわつく
それは料理学校に通ったり、独特のセンスを有していないさわこがいつのまにか『さわこ先生』になって
神輿を担がれてる事に対しての嫉妬でしかないのだが
さわこなりの正しさとか歯痒さは描かず
周りから見たさわこのみを書いていて
むしろアシスタンの子の目線のなどが見たかった。
最後はある訪問者の来訪で終わるが
それが上向きになることにつながると思いたい。
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料理研究家の話だと聞いて興味が湧き、図書館で予約していました。
と、いうのも私は料理が趣味なのでこの業界が身近なのです。
平凡な主婦があれよあれよという間に人気料理研究家になったことに対して、周辺の人たちの嫉妬や羨望、反発や戸惑いを描いたお話なのですが、現実でも(物語のように露骨ではありませんが)同じようなことを間近で見聞きしているのでとてもリアリティがありました。
料理って誰でもするものだからプロとアマの境目があいまいだし、「料理研究家」と名乗るための資格も必要ないし、料理の味以外にも実力を計るものさしがひとつじゃないから、どんな形でブレイクするかわからない分だけざわざわするのでしょうね。
あ、あとひとつ。
このタイトル、日本語としてちょっとヘンな気がするのは私だけ?なんか意味わかんない。
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何の取り柄もない主婦の榎本佐和子が級友のアシスタントをしたことをキッカケに人気フードコーディネーターになり、そのことを周りの女が妬む話。
割とどこにでもあるような、女の嫉妬とエゴと、捉え方の違いを書いてる感じ。新鮮さはあまり無い。
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連作短編6編
あれよあれよという間に料理研究家になってしまったさわこ先生.彼女の周りの人たちがざわざわする思いを描いている.
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ふとしたきっかけで、普通の主婦が大人気の料理研究家になった。
彼女をとりまく女達のざわつく女心。
こういうことってありそう。
周りに踊らされて、商品化された本人もその気になって。
テレビの向こうの世界はこんな感じかもと思いました。
さわこ先生に憧れる雪乃に、ずっと昔の自分を思い出しました。
雑誌に紹介されるおしゃれな雑貨集めたな~。
せっせとSNSにアップしていたり。
今では懐かしく苦い思い出です。
元隣人とお母さんから差し伸べられた手を掴んで、さわこさんが良い方向に向けたらいいのにと願います。
でも、終わり方を見ると、無理かも。
美香子の章の『食えるようになる』という表現が気になりました。この本の中では『食べれるようになる』ではダメだったのでしょうか。うるさ過ぎますね…
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普通の専業主婦がカリスマ料理研究家に。
女性同士の妬み。壊れていく家族の絆。
得るものがあれば失うものがあるんだな。
色んな人間模様が見れて面白かった。
ドン底に落ちてからの続きももう少し知りたかった。
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こいつだけには負けたくないと思ってる人に対して妬んだり悔しがったり、他人と自分を比べて安心したり腹立たしくなったり…。あー、あるよね、って思ってしまう話。
最後のさわこが痛く感じてしまった。
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こかじ さらさん 初読みです。
面白くてあっと言う間に読了しました。
平凡な専業主婦、榎本佐和子が主人公です。
フードコーディネータの友人からバイトを頼まれた事がきっかけとなり
あれよあれよと言う間に有名なカリスマ人気料理研究家の肩書が付き
周りからは「さわこ先生」と呼ばれる様になります。
そして金銭感覚と共に生活もふるまいも全て大きく変化して行きます。
その変わり様を冷静に見つめる夫、娘、息子、佐和子の両親、友人達
終始ざわつく展開に目が離せなくなりました。
一度美味しい思いを味わうと中々元に戻りたくない気持ちは解れども
一番大切な物はすぐ身近にあるのだよ!と
天然なさわこ先生に訴えたい思いで読み続けた。
憧れ、僻み、妬み等、女性心理も細やかに描かれたテンポ良く読める1冊。
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あーこれ、かなりモヤモヤする!自分の方が頑張ってるのに、と明らかに思う人が何故かしれっと成功やら出世やらしちゃうパターン、、、
が、当の本人、さわこ先生は悪気がなくて、それがさらにモヤモヤ!
子どもや夫までもがモヤモヤしてるにも関わらず。
ストーリー、うまいなぁ