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紙の本
充実した内容のチェコスロヴァキア映画のテキスト
2022/05/19 02:15
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nostalgic dreamer - この投稿者のレビュー一覧を見る
初めてのチェコスロヴァキア映画は、90年代に見た「ひなぎく」(ヴェラ・ヒティロヴァー監督) でしたが、当時はシュヴァンクマイエルを筆頭にチェコアニメ映画がブームで、シュヴァンクマイエルも少しかじりつつ、イジー・トルンカ (アニメーション作家と思っていたら、チェコに行った時に絵本を見付けて、その時初めて絵本作家でもあると知りました。レトロで美しくて可愛い画風です) やポヤルなどのレトロな作風が好きでした。
その後も何年かおきにチェコ映画のブームがあり、ゴシック×ガーリーのビジュアルの「闇のバイブル」(ヤロミール・イレシュ監督) をきっかけに、少しまたチェコスロヴァキア映画に興味を持ち、数年前の「チェコスロヴァキア・ヌーヴェルヴァーグ」特集映画上映で数作鑑賞し、パンフレットの販売がなく、代わりにこちらの本を購入しました。
劇場で鑑賞したのは「パーティーと招待客」「愛の殉教者たち」で、本の情報で「ひなぎく」の子がカメオ出演していたり「闇のバイブル」のキャストも出演しているのを知ったり、かなり役立ちました。
この本をきっかけに、アメリカ映画は見たことあったけどチェコ時代の古い作品は未見だったミロス・フォアマンの作品に興味を持ち、数作レンタル。「ブロンドの恋」はモノクロでレトロなタイトルフォントなども好みで良かった。
全ページ目を通していないけれど、情報量が豊富でチェコスロヴァキア・ヌーヴェルヴァーグのテキストのような本。この価格でこの情報量はお得です。この本に載ってる見たい作品も多いのに、日本で鑑賞出来るのはごく一部なのが残念。
中身は充実していて満点なのですが、1点残念なのは、女性ファンの多い「ひなぎく」が表紙なのに、スリラー映画のようでハードコアなビジュアル (裏表紙も「ひなぎく」でさらにグロテスク) で、購入層を狭めていそうで勿体ない。
少しマニアックな内容なので、もう少しポップな表紙にしたら (中はガーリーな写真が載ってるのに。或いは一部で人気の「闇のバイブル」のガーリーなビジュアルを見せるとか) もっと多くの方に手に取ってもらいやすいのになーと思います。
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