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【二〇一八年大河ドラマの主人公の評伝】西郷隆盛は薩摩藩主の島津斉彬に仕え、天下のことに目覚め、一橋慶喜擁立のため暗躍するが……。時代小説の名手による西郷伝第一弾。
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大河ドラマ 西郷どん放映中に読了。
ただ、ただ…この先が読めない、事に…。
島送り⁉︎と、なった。吉之助が、想像できる。
奄美大島、行ってミタイ…。
『海に泛ぶ』
めちゃくちゃ。
よかったぁ‼︎かみしめてます‼︎
アタシ心に湖を持てて、過ごしたい⁉︎とか。
プールにプカプカと、しずむのかうかぶのか⁉︎と、佇みたいと、思っていたので。
泛ぶ‼︎って、wordが、あったのかと…。
幼馴染の二人。
一蔵くんと、おっきく別れるぅ。別れ道のお話しかもね⁉︎
どっちが、全体をみていたのだろうと、耽る、アタシ。
陽明学
ー 知行合一
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初出 2016〜17年「文藝春秋」
先月亡くなってもう読めないのが残念。
副題に西郷青嵐賦とあるように、青年西郷が藩主島津斉彬に見いだされて、欧米列強の侵略を受けない国にする幕政改革のため、信の人として諸藩の改革派と工作に奔走するが、斉彬の死(井伊大老の意を受けた暗殺としている)により失脚して奄美大島に流され、桜田門外の変後復帰の命を受けるまでを描く。
西郷が心酔して身命を抛って仕える島津斉彬の先見性と大胆な戦略のほうが浮き彫りになっているとともに、西郷と大久保の違いも強調されている。
ちょうど「せごどん」ブームで、葉室流の西郷像を提示しているていいと思うが、続編も書いて欲しかった。
たくさんの骨太の男たちの感動的な深い生き様を見せてくれて感謝しています。
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さつまは武士が多い国だった。この頃、我が国の人口は3,300万人ほどだった。このうち武家は180万人ほどで薩摩藩の武家だけで20万人だった 人はこの世に何かをなそうと生まれてくる。どんな小さな事でも己がなさねばならんことが必ずあるとじゃ。それを成すのは、この世をてらす灯明になることじゃ。たとえ、命を失うことになっても、暗い世をを照らす燈明になるのはよかっ事じゃとおいわ思う
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西郷中心とした安政の大獄前後を描く歴史小説。
丁度、大河ドラマで小説の最後と同じ奄美大島から帰国する回の後に読んだので、登場人物が大河ドラマ出演者に脳内変換されて面白かったです。
西郷視点だけでなく、井伊大老サイドの視点、薩摩サイドの視点も入って、深みのある物語になっていました。
惜しむらくは作者の急逝で、この後の西郷中心とした維新の話が読めないことです。