紙の本
新聞報道が作り出した冤罪
2018/05/20 08:31
6人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:コンドル街道 - この投稿者のレビュー一覧を見る
未だに糾弾が続くモリカケ問題。それがマスコミと野党の結託による難癖、人権侵害であることを明らかにした書籍。あの手この手で繰り広げられる難癖は正に「魔女裁判」そのものである。
朝日新聞はこの書籍の内容が名誉毀損に当たるとして著者相手に訴訟を起こしたが、酷い話である。
紙の本
沈む朝日にとどめをさせ!
2017/12/29 18:46
18人中、13人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:コーチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
今年一年、日本を騒がせた森友学園・加計学園問題。国有地の売却や、獣医学部新設の認可をめぐって安倍総理による不適切な関与があったと朝日、NHKをはじめとする大手メディアで報じられ、連日国会では野党がこの問題で政府を追及した。どちらの件も当初から、総理の関与がなかったこと、かりにあったとしても、法に触れるようなものでなかったことは良識をもった国民の目には明らかだった。一般国民も、始めこそ馬鹿げた疑惑を信じ、一時は内閣支持率も下がったが、すぐにことのばかばかしさに気づき、北朝鮮のミサイルなど国家の安全を脅かす真の危機が高まっている最中に、不毛な議論をふっかける野党やメディアを白眼視するようになった。10月の総選挙は政府与党が圧勝をし、モリカケ問題というフェイクニュースには国民も飽き飽きしていることが示された。
多くの国民にとっておおよその真相は周知ともいえるモリカケ問題を、それぞれ事件の起こった背景、顛末を中心に概観した本書は、とくに衝撃的な新事実を提供するものではない。ただこれは、モリカケ報道を朝日新聞やNHKによる犯罪的な捏造報道と位置づけている点で、センセーショナルである。その結果、著者の小川榮太郎氏は先日、朝日に名誉棄損で訴えられるはめになった。
しかし、朝日、NHKをはじめとする報道機関について本書で述べられていることは、ほとんどすべて真実と見なしてよいだろう。彼らはあきらかに安倍憎しの一念で凝り固まり、根拠のないデマを垂れ流し、それをもとに総理に納得のゆく説明をなどと無理難題を押しつけた。森友学園では、節操のない方法で金を集めその目的のために明恵夫人の協力や安倍総理の名前を利用しようとした稀代の詐欺師、籠池理事長の作り話をさも本当であるかの如く連日報道をした。さらに、これらの報道機関が加計学園問題における加戸守行前愛媛県知事の国会証言のような、総理を攻撃するうえで都合の悪い真実は、完全に黙殺し、報道しない自由を行使したことも見逃してはならない。
これらは、日本の大手メディアがジャーナリストとしての良心を捨て、ただのプロパガンダ機関に成り下がったことを示している。もはや毀損される名誉さえも失った朝日新聞に、著者を訴える資格などあるだろうか。
この期に及んでまだ安倍総理に疑惑ありと信じている人たちは、みな本書を読むがよい。自分たちがいかに真実を知らなかったかがわかるだろう。モリカケ問題を生んだのは、安倍政権ではなく、うさんくさい個人、文科省や大阪府などの行政組織、日本獣医師会などの利権団体、そしてこの本質を明らかにせず、捏造によって国民を惑わした大手メディアであった。
本書は、これほどの大罪を働いたメディアに対する断罪の書である。その中心的批判対象となった朝日新聞が著者を訴えたのは、もはや言論によっては対抗できなくなった自分たちの無力を認識し、自分たち同様左傾化している司法の場に逃げ込むことで、勝機を見いだそうという見苦しいあがきである。朝日は落ちるところまで落ちた。あとは、それをどれだけの人が知り、彼らを糾弾できるかである。『徹底検証―森友・加計事件―朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪』読むべし!
紙の本
『真淵と宣長』
2017/12/22 19:54
5人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:シエル - この投稿者のレビュー一覧を見る
副題ー「松坂の一夜」の史実と真実
賀茂真淵と本居宣長の子弟関係を描いた一書。
帯にはー奇跡的な出会いと麗しい師弟関係ー。
戦前の日本人の誰もが知っていた「美談」の真実を、八つの視点から明らかにする。
と、ある。
賀茂真淵と本居宣長の師弟関係ぐらいは日本史では習わなかったか?
更に引用すると、裏表紙には
「松坂の一夜」とは、本居宣長が賀茂真淵に出会い、古代研究の志を受け継いで国学を大成するきっかけとなる、一期一会の一夜を指す。1917年に佐佐木信綱が発表した同名の文章は、二人の出会いを劇的に構成した。以来、麗しい師弟関係は人の記憶に残る物語として、国語教科書などさまざまなメディアを通じて流布することになった。
しかしこの「美談」は、一方の当事者である真淵から見ればどのようなものであったか。あるいは別の第三者の視点で切り抜けば、どのような姿を現すのか。残された資料を読み解き、いくつもの様相を呈する「松坂の一夜」の真実を描き出す野心的な試み。
と、裏表紙の文章にはある。
史実とリアルは違うし、200年近く前の人の師弟関係や“美談の成立”の背景を描く。
個人的には変な推理小説を読むより、ワクワク・ドキドキする感じの1冊だった。
☆☆☆☆☆と、言えるだろう。
安物の推理小説より読み応えがあって、且つ為になる感じ。
お勧め度もマックスかな、と思う、
電子書籍
読むべき一冊です
2017/12/07 15:31
11人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なお - この投稿者のレビュー一覧を見る
メディアで、さんざん「疑惑は深まるばかり」と言われていますが、これを読めばすべて解決していることがわかります。
中盤、原英史さんの発言など、ネットのテレビなどで言われてきたことが証拠として挙げられたりしていたり、記述が「~と思う」とか「~であろう」など、やや推測・憶測がある面は気になりますが、時系列にそってひとつずつ疑惑を潰していっているところは必見です。
惜しむらくは、タイトルが覚えにくく、さっと表記して人にアピールしにくいところでしょうかね(苦笑)。
紙の本
事実を歪曲する朝日新聞
2017/12/02 06:44
12人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:日本海 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「戦後最大級の報道犯罪」という報道が朝日には多すぎる。「報道しない自由」というのは分かりやすく言えば事実を歪曲する自由ということだ。この本を読んでるうちに怒りがこみあげてくる。朝日が抗議すればするほどこの本にスポットライトが当たって事実を知る人が増えることを期待したい。
投稿元:
レビューを見る
ほんまにいつまでやってんねんと言うこの問題。
高橋先生の本は、何が本当に起きたことかだったが、この本は、なぜ起きてなぜこんな話になってるのかという視点。
この事件については、一報を耳にして、あれ、と思ったことが、いつの間にか全然違う話になっていた感じがあって、そういう意味では感覚に合う。
自分で一次資料を点検したわけではないから完全乗っかかりということはできないのだが。
だとしても、少なくとも法的な問題がない話を、ある思惑を持って仕掛けたという主張は衝撃。
当初事実関係の解明が終わって納得していたところを、メディアが切り取りや偏向で焚き付けて来た。
政府にかけているのは情報管理、防衛。
隣国と問題になっているいろんな話にもダブる。
2019/10/2 再読
一体何が問題だったのか、なぜここに来て破廉恥男が上から目線だったり、解決してない再追求だとか言う人間がいるのを見て判んなくなって来てて。
2年経って、政府の危機管理って、良化してるのかな。
文庫化したら買わないといけない本かも。
投稿元:
レビューを見る
モリカケの疑惑を知りたい方はなるべく早く読まれることをお勧めします。
朝日新聞とNHKが、世の中に対して、何を発信して、何を隠したか、本当に詳しくわかります。
隠したところに何があったのか、その事実を認識しながら国民に向けて発信する姿勢を振り返ると、自称クオリティーペーパーと公共放送に対して、怒りが込み上げてきます。
籠池は詐欺師、加計事件は前川の情報漏洩、職務怠慢、虚偽証言、などなど…
今治市に獣医学部新設の認可が出た今となっては、モリカケは警察の仕事なのが明確にわかります。
国会議員がモリカケの疑惑を振りかざして活動していたら、単なる活動家、仕事ができない議員、国費を浪費する議員と思って良いでしょう。
北朝鮮のミサイル、中国による尖閣付近航行、中国・韓国による日本海側や北海道の土地取得、国、国土、国民を守らなければいけないこの時期に、国民の代表である国会議員がメディアと組んでこれらの事案から目を逸らそうとしているのでは?と勘繰ってしまいます。
投稿元:
レビューを見る
さてさて問題の御本でございますよ。
朝日さんも毎日さんも産経以外は紹介出来ないらしいです。
そして翌年に当たる今日にいたり、まだ続いております。
隣国で戦争始まらんとしておりますが。
どこまでもおめでたい国会が開催されております。
コイツ等きっと国が占領されようが、崩壊しようが、
それどころか人類滅亡までやり続けるらしいです。
騒いでおればもう御機嫌なんでしょう。
中身は問題じゃあないの!もうね!肴があればそれだけで!
マスコミも揃ってやりましょう!煽り役はお手の物だからね
投稿元:
レビューを見る
朝日新聞の記事を読むと、何を伝えたいのか
言ってる意味さえ分からないことが多かった。
小川さんの本を読んで、「あったことを無かった」ことにしたのではなく
「ないものをあった」ようにするため、曖昧な表現を使い
私たちを巻き込んだに過ぎないのだと理解できました。
主人の親族は9割が共産党支持者です
なので「赤の○○(←○は苗字)」と、周囲から呼ばれるほどでした
そのせいか義兄夫婦や叔父叔母などに、色々と吹き込まれたこともあり
民主党に政権が移る前まではアンチ自民党で
唯一赤に染まらず、異端者と呼ばれた主人は、民進党を支持していました
政権がひっくり返り、冷静に考える余裕が出来るようになると
少しずつ朝日新聞に対して違和感を抱くようになったのですが
決定的だったのは「吉田調書」です
今回のモリカケ事件も、最初はさほど興味があったわけではありません。
菅野管なる人物が突然登場してから、興味を持つようになり
公開された伝票を見て、あれを本物と自信たっぷりに言う菅野氏の人格を疑いました
朝日の「安倍叩きは社是」と言うのも、過去に安倍さんが発言した朝日批判から来たものだと思います
ただ、それは朝日と安倍さんの問題であって、私たちには無関係の話で
いつまでも引っ張り続け、安倍虐めに余念がない記者たちの育ちの悪さと
朝日新聞の質の悪さを強く感じます
投稿元:
レビューを見る
意図的に隠された情報があること、それにより全く異なる印象を与えられること。なかったものをあったかのように報じることができてしまうこと。情報源は新聞やテレビだけではない現在においてもこのように世論は簡単にミスリードされてしまう。メディアの責任は大きいが、受けとる側も論点を理解し鵜呑みにしない努力が必要だと痛感。
投稿元:
レビューを見る
朝日新聞の謀略(?)を詳細に検証した本
これは面白い
賛否あるんだろうけど、多くの人が読んでみると良いと思う
投稿元:
レビューを見る
森友、加計何が問題なのかニュースをみてもよくわからず、安倍総理のていねいに答える姿をみてまちがいはないだろう、北朝鮮がミサイルをうちあげているなか、こんなことでいいのだろうかとおもっていたのだが、この本を読んでよくわかった。社説が受験に必要だと聞いて朝日新聞を読んでいた時期もあったが慰安婦問題でやめた。まただ。国民の安全を考え、国を守ろうとしないでどうするんだといいたい。報道をうのみにしないでしっかり自分で考えていきたいとつくづく思った。
投稿元:
レビューを見る
「森友・家計事件」とはなんだったのかを総括した良書。誰がどのような発言をし、それがどのように報道されたのかが丹念にまとめられている。著者の立ち位置が朝日新聞に批判的であり、また安倍首相寄りという事を差し引いても、朝日新聞の報道に問題があることが明白な証拠がそろっている。もし、安倍首相に有利となる記事だけを集めたからそのように読める、と言うのであれば、そうでない証拠、たとえば本書で取り上げられていない記事や発言で安倍首相の関与を示す明確で物理的な証拠を示せば良いだけである。つまり「本物」の議事録や音声があればそれだけで片付く。しかし、結局そのようなものは出てこなかった。出てきたのは証拠はないが安倍首相を悪者にしたいがための印象論や悪意でしかなかった。朝日新聞や野党は未だにこれを追求するつもりのようだが、選挙結果を見れば多くの国民は安倍首相に問題はないと判断したといえるし、本書を世に送り出す事を阻止できなかったようでは、もはや巻き返すことはできないだろう。「本物の」証拠でも出てこない限りは。
投稿元:
レビューを見る
政敵を追い落とす為ならデモクラシーの理念をも無視する野党4党とマスコミ。
「世論を煽動する力のある少数の全体主義者が人民裁判的にふるまっても、許される先例になりかねないからだ。」
この本に言及はないが、昨年の衆院選挙時、なぜ小池都知事が森友・加計を持ち出し自民党を攻撃したのか疑問がわかった気がした。小池氏を正に忖度した都議会が行った石原元都知事に対する百条委員会が人民裁判そのものだからだ、自らの保身や政敵を叩く為なら何をやってもいいという思想に親和性が高いのだろう。
(森友問題)
「籠池の招致は、国会史上の汚点だった」
この点同意。与党は野党4党のワイドショーに乗ってしまった。つまり相手の土俵と同じレベルまで降りてしまった。
・・・まるで韓国の相手をしてしまう日本のようだなー、と思いました。脇が甘い甘い。
籠池氏が、…菅野完氏と会った前後の180度変節に本当に同一人物なのかと疑う程だが…国会での証言を見るに嘘を平気でつく事の出来る人物なのは明らかで、国会に対し何の敬意も持っていない、倫理観のない人物なのだろうと思います。
倫理観のない人間が教育に携わる資格があるわけない。
・・・と思ったら、文科省事務次官にも倫理観のない人物がいました。籠池氏よりこっちの方が問題あると思います。
(加計学園問題に続く)
2種類あった文書のうち
朝日新聞と民進党が同じ文書を使い、NHKと共産党が同じ文書を使う。
「朝日と民進党、NHKと共産党の人的関係の深さが想像される」
怖いですね。
演出がかった「スクープ」の発表手法と民進党、共産党が国会で出したタイミング
これは安倍総理のスキャンダルというより、メディア陰謀自体のスキャンダルですわ。
・・・それにしても、獣医学部ひとつ新設するのにこうもガタガタと論議が必要になるその制度に問題あるのではないかと思えてきた。
投稿元:
レビューを見る
「虚報と忖度に基づいた、物証なき責任追及ーこんな暗黒社会の原理を、我々は二度までも許容したことになるのである」。(本文より)
・報道ではなくもはや情報戦であり、政府は自己防衛できる体制を整える必要がある。
・マスコミ全体主義が強化さる日本。
・官僚のサボタージュ。