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投稿者:ジーニー - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズ3作目。千羽一家という残忍な強盗が現れ、江戸が不穏な雰囲気に。そんな中、難題を抱えながらもブレることなく真摯に立ち向かう源吾とその配下たち。江戸だけでなく、国元・新庄藩にも心寄せる箇所が多かったです。そして深雪による「女性活躍」エピソードもおりこまれていました。今後の展開に期待大です。
シリーズ第3弾!
2018/05/31 23:14
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投稿者:しんごろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズ第3弾!今回は、急展開ではないけれど、動きがありましたね。それにしても、出てくる漢達が格好いいです。火消しの漢達はもちろん、御連枝・戸沢正親も熱く格好いい!に組の九紋龍・辰一もとんでもない漢!この熱さは見習いたいですね。物語はというと、終盤の戸沢正親と源吾のやりとりがすごく良くて、お互いに認め合った時、そこには熱い友情と絆ができたようで、ただただ感動!そして、源吾と深雪の夫婦のやりとりは、自分も見習わなければと思いました。それにしても千羽一家の動きがすごく気になりますね。続きが待ち遠しいです。
魅力的なキャラたち
2022/05/15 19:17
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投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回の敵は、放火をしておき、そちらに目を引きつけておいて、別の所で、押し込み強盗を企てる輩ども。最初は嫌だった家老の代行の正親が、後半では頼もしくて、素晴らしい存在に。そして今回も深雪がいい味を出しています。新之助、今回の九紋龍、魅力的なキャラがいっぱいで今回も満足な読書でした!最後の終わり方も爽やかで次巻も楽しみ^_^
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201711/早くもシリーズ三作目が読めるのは嬉しい。人物描写が秀逸なので、一作目からキャラ立ちしててこの世界に入り込みやすかったけど、今回もそれぞれの活躍が勢いよく描かれてて面白かった。エンタメ寄りの時代モノ好きは絶対楽しめるシリーズ。
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あー、3作目にして一気にこう何と言うか花開いたというとおこがましいけど、面白さに凄みも加わって、いやもう一気読みでした。深雪に対してはちょっと美談すぎないか?とも思いますが、それでもその美談に相応しい働きをしているので納得。辰一も源吾もかっこよすぎるし、火消し達がアホなんだけど男で、ほんとに素敵。涙も滲み満足すぎる読み応え。これ次へのハードルが上がり過ぎる気がします。そのくらい私的に面白かった。序盤は厳しい描写もありますが中盤以降の疾走感はたまりません。面白かったです。
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羽州ぼろ鳶組の火消しシリーズの第3弾!
やっぱり面白かった!暑くて優しい火消したち。
とってもお勧めです!
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江戸の町火消し達が活躍するシリーズ第3弾、残虐な火付け盗賊相手に火消したちは一丸となって立ち向かう。
第3巻まで待ちきれずに一気に読み進めてしまいました。
個性豊かな羽州ぼろ鳶組の面々の活躍は、この巻でも健在で、目が離せない場面あり、思わず涙する場面あり、ページをめくる手が止まりませんでした。
この巻では、新たに強烈なキャラクターが登場し、物語を一気に引っ張っていく展開で、ますます物語の面白さが深まってきました。
歴史上の人物も要所要所に登場し、思わずニヤリとしてしまう場面も。
次の第4巻が今から楽しみでしょうがない今日この頃です。
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第三弾
京で凶行な犯罪集団が江戸に、昔江戸で最後の凶行の際の生き残りの児が火消しとなり、消火と犯人を捕まえる二つの狭間で、一方ボロ鳶にも存続の危機が、新たに江戸に赴任した藩主の親戚は以外や以外領民思いで
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毎回、火付けやなんやとよくこんなに頻繁に火事が起こるなと思いますが、本当に江戸の町は頻繁に火事に見舞われてたみたいですね。しかもあっという間に大火になる。火付けも多かったかもしれませんね。初登場の辰一、濃いキャラが出てきましたね。火事場での救出劇、ドキドキしたのと泣けてきました。御連枝様もカッコいい方。今の政権を担ってる方々に爪の垢でも飲ませたいです!火消したちだけじゃなく、いろんな男たちの思いに胸が熱くなりました。千羽一家捕縛は次に持ち越し?平蔵さん早く帰ってきて!このぼろ鳶組はちょっとした脇役までどんな人かが描かれていてお気に入りが毎回増えます。二つ名もカッコいいし、江戸の人じゃないけど芸能人を見るようにキャーキャー言ってしまうのはわかるかも(笑)火消番付がほしいです。
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今回は火事を起こし、その隙に皆殺しの押し込み強盗を働く『千羽一家』と闘う『ぼろ鳶組』。
強烈な個性の「に組」頭の九紋龍が新たに登場。
あまりの強さにビックリでした!!
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江戸の火消したちの男前なお話。
なになにぃ、
ぼろ鳶組の面々はもちろん
憎たらしいご連枝様 戸沢正親も
九紋龍こと辰一も
結局みんないい男なんじゃないか!!!
火事あり、喧嘩あり、家事もあり。
緊迫した場面とゆるりとした場面との緩急がツボ。
深雪が男前で可愛いのも
いいなぁ。
女性に好かれる女性像。
うまいなぁ。
直木賞候補作も読んでみたい。
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堪能させていただきました!
京都、大阪を荒らして、江戸に入ってきたと言う、火事を起こしてその隙に大店を皆殺しの上強奪すると言う悪どい盗賊がいよいよ仕事を始めた。
初めはわからなかった松永源吾だが、一目置く「に組」の頭領、九頭龍と呼ばれる辰一との一悶着あり、徐々に理由を知ることに。
天候を読み、風を知る幕府天文方の一派だった星十郎、軽業師だった彦弥、相撲取りだった寅次郎、剣術が好きで磨いてきたが父の後を継いだ新之助。若い頃から源吾を兄と慕う武蔵。貧しい新庄藩の方角火消しだけでなく、江戸中の火消しを巻き込んでの大捕物が!
人情も、ユーモアもたっぷりな読み応え十分な第3巻!
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羽州ぼろ鳶組シリーズ第3弾。
火付けで人々の目を眩まし、その間に押し込み、一家皆殺しを働く盗賊団・千羽一家が江戸の町を襲う。に組頭で「最強の町火消」と恐れられる辰一こと九紋龍も、江戸払いから帰還し、大混乱へ。どうなる、ぼろ鳶組⁉︎
いやぁ、今作も男気溢れる、人情味満載の名作でした。
ぼろ鳶組のおなじみ5人はもちろんのこと、辰一や宗助、卯之助、そして御連枝の正親も、みんなグッジョブ!
今村翔吾さんの描くキャラクターは、ホントみんな熱くて魅力的。そいでもって、登場人物が比較的亡くならないのがこれまた良い〜。というわけで、良いこと尽くめの第3話も読み終わったので、4作目行ってきます!
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〈羽州ぼろ鳶組〉シリーズ第三作。
今回、松永源吾率いる〈ぼろ鳶組〉が闘うのは、火事を起こし、町中が逃げ惑うその隙に富商を襲い一家皆殺しにして大金を奪う盗賊『千羽一家』。
それだけでも大変なのに、病に倒れた新庄藩家老・六右衛門の代わりにやって来た、藩主の親戚・戸沢正親は火消の削減を迫られ、さらに町火消〈に組〉頭『九紋龍』こと辰一が火事現場に乱入し混乱させる。
新しく登場した戸沢正親と辰一、どちらも初対面の印象は最悪。だけど実は…というキャラ。個人的にはこういうキャラクターにはグッと来る。
二人とも抱えているものが重くて…でもだからこそ支える人がいてくれることのありがたさは感じられるはず。
それにしても新庄藩は本当に貧乏なんだと実感。
それを何とかしようと六右衛門が画策していたところの病。
六右衛門は復活出来るのか、そして<ぼろ鳶組>は存続出来るのか。
シリアスに傾き過ぎそうなところを、新之助や彦弥が上手く和ませてくれる。
そして源吾の妻・深雪のSっぷりも相変わらず。でも引くべきときは引くし、支えるべきときは後ろで支えてくれ、最後に意外な活躍を見せてくれる。
鬼平に代わって火付盗賊改方に就任した島田は小者感たっぷりのキャラだが、その分笑いも誘う。新之助に上手いこと弄られているのが楽しい。
肝心の『千羽一家』との直接対決は先送り。辰一との絡みはまだあるのか。