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パリのすてきなおじさんたち、67名(だったと思うとのこと…)にインタビューをして、書かれている本書。
たまたまTwitterで流れてきた、下記書評
https://www.dokushok.com/entry/2018/12/30/203000
を参考にして、何冊か購入したが、
一番何も考えずに読みたいと思ったのが本書。
エッセイ&イラスト集で、イラストを見ながらエッセイを読めるのでどんな人なのか想像しながら読めるのも面白かった。
読み終わってみて、本に書かれている人はみんな「地に足をつけている」という印象。
自分の可能性を探し続けるのもいいけど、
自分はこう考え、こう生きているよ、という、
かっこいい、素敵なおじさん像を見れた気がした。
こういうおじさんになれますように。
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勧められて読書。パリの街で出会ったおじさんをひたすら紹介。一人につき3,4ページでさらりと紹介しながらも、その人の人生のエッセンスが伝わってくる。
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以前、王様のブランチのブックレビューのコーナーで紹介されているのを見て、興味をもったので購読しました。
パリの街に生活している普通のおじさん達の日常や営みを
ざっくばらんに集めたエッセイで、話しを聞いたそれぞれのおじさんのイラストも添付されていて、とても興味深く読むことが出来ました。
国は違えど人々は皆
似たような平穏な日常という奇跡の中に
身を委ねながら、日々を生きているのだな…って思いました。
とても読みやすい本なので
この夏の一冊に加えるにもお薦めです。
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パリは、おじさんも雰囲気があってどこかおしゃれ。
そんなパリの町で出会ったおじさんを紹介しています。
カラーイラストで一人一人の風貌が描かれ、親しみがもてます。
普通の(?)おじさんでも、特にお金をかけた格好でなくても、ちょっとしたアクセントなどで小粋に決めているのは、自然に培われてきたセンスでしょうか。
無難な服装を選ぶ日本のおじさんたちとはずいぶん違います。
しかし、おしゃれなだけではなく、貧しさも垣間見えます。
パリは移民の都市。民族問題は根強く、失業率も高いです。
でも、人々はクールで飄々と生きている感じ。
「セ・ラ・ヴィ」とか「ケ・セラ・セラ」という言葉を思い出しました。
大勢のおじさんが紹介されている中で「隠れた子ども」の話が一番強烈でした。
ナチスドイツから逃れたユダヤ人の子供たちが、一定数フランスで生き延びています。
家族を収容所に送られ、天涯孤独になった子供たちが、少数ながらフランスに逃げ延びて、人々に守られて生き抜いています。
生々しい歴史に翻弄された男性の話は胸を打たれるものです。
そんな、パリを闊歩するおじさんたちの悲喜こもごもが、暖かいイラストとともに紹介されています。
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金井真紀さんと広岡裕児さんがすてきなおじさんたちとお話ししたように、この本が好きな方とお話ししてみたい。
そう思わせてくれる本。
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おじさんを語るならこのくらいの分厚さがほしい・・!最高!!
インタビューのほんの一欠片というか、相当断片的なはずなのに、なんかその人自身が垣間見えるような、そういうコミュニケーションをとっているインタビュアーのお二人もすごい。
そして全おじさんが素敵
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パリの表面上の華やかさだけでなく様々な移民や難民、異性愛者など多くのおじさんを取り上げていてよかった
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パリで出会ったおじさんたち。職業も出身地も生き方もさまざま。もっとファッション中心の本かと思いきや、いろいろな人生を見せてくれる。
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イラスト付きでパリのおじさんが紹介されている。
興味を持ったのは10着しか服を持たないおじさんとワインのおじさん。
ランチでも「ワインを食事と一緒にオーダーしなければいけない」というのに驚いた。
印象に残った文章
⒈ 人生を学んでいるあいだに手遅れになる。だから大事なことを後回しにしてはいけない。
⒉ 肌の色が違っても血の色は同じ。
⒊ ギャンブルしない人間は信用できない。
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プッと笑えるおじさんエピソードありーの、悲しい過去の歴史に涙するおじさんエピソードありーの。
飽きないパリおじさん集です。
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とてもよかったです。
フランスが抱えている難民の問題だったり差別だったりおじさんの生き方を通してパリという街がどんな街かを垣間見ることができる本でした。
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タイトルの通りパリのおじさんを取材した内容なのだが、現代のことなのか?と自分の無知さを感じすにはいられなかった。人それぞれに人生あり、町にも生活にもストーリーがある。そんなパリのおじさんの姿を垣間見れる作品。
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2021.3.7
「ひらめいた。パリでおじさんを集めよう」
なんてキャッチコピーが素敵で、ワクワクして読み進めたら想像以上に深い本で、色々考えさせられてしまった。
パリの道端で集めたおじさんコレクションの本なんだけど、そこから見えてくるパリという街、フランスという国の現状は、日本でのほほんと暮らしてるわたしのような人間には想像できないほどたくさんの苦悩、問題に溢れていた。
お気に入りのおじさんたち
・モンマルトルの画家の最後のひとりのおじさん
・フリーメイソンのおじさん
・癌の研究をしてたベトナム人のおじさん
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日本のおじさんは今すごく叩かれている。あちこちで叩かれている。それだけの言動をしてるのだから仕方ない。叩かれるべくして叩かれている。
だからといって、パリのおじさんだけがすてきで、日本にはすてきなおじさんはいないということはないだろう。
「東京のすてきなおじさん」金井さんの文とイラストで読みたいな。
パリのおじさんはいろいろな背景を背負っていた。そういう中で印象に残る言葉を残してくれた。金井さんを通して。
"人生には予想外のことが起きる。そして限りがある。だからこそ、本質的なことだけに目を向けるべきだ。考え過ぎず、シンプルに。" 19ページ
"ルイ・アラゴンの詩に「人生を学んでいるあいだに手遅れになる」という美しいフレーズがあります。(略)
だから大事なことを後回しにしてはいけない。" 67ページ
"「静かな心でいれば、強くなれる。」" 172ページ
"「だけど、人は変わることができる。変わらなければいけない」" 199ページ
"「細かいことにくよくよしなくなった、今を生きるしかないと思えるようになった。」" 227ページ
"「大事なのは将来ではない。いまですよ。いま、この瞬間に大事なものをちゃんと愛することです」" 235ページ
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自分が今まで考えたことがある、生き方についての問いとか、迷いとか、確信とか、
読んだ人のそういうモヤモヤを晴らしてくれるような言葉が、どこかに1フレーズはきっとある本だと思う。