紙の本
「森は生きている」
2019/02/25 10:16
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投稿者:coco - この投稿者のレビュー一覧を見る
「森は生きている」のタイトルで日本では親しまれている、スロバキア民話。
真冬の森が舞台のおはなしに合わせたのか、グレーが基調になっているメグホソキさんの画が魅力的。
森の奥にいる12のつきの精霊たちと薄幸の少女の神秘的なストーリーに引き込まれる。
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またまた、雪の断章繋がりです。
そして、初めての絵本です。
新たな分野に踏み込んでみました。
小ちゃな子には、丁度良いストーリーと可愛い絵。
フレベール舘は、私が幼稚園児の頃にキンダーブックでお世話になった出版社です。
絵本、ちょっと懐かしくもあり、はまりそうです。
'19.08.18読書完了
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絵本で世界を学ぼう
で
紹介された本。
本書で66冊目だ。
この絵本ははどこの国のだろう?
表紙の上にはスロバキア民話と書いてある。
チェコスロバキアが分離したのは1993年で、ビロード離婚とも言われている。
チェコの首都プラハに比べて、スロバキアの首都プラチスラバはこじんまりとしたところだった。
さて継母(ままはは)とその娘に、哀れな娘がいじめられるのは、シンデレラをはじめとして色々なパターンがある。
絵本で世界を学ぼうでも、白い池 黒い池 というイランのお話があった。
21冊目に読んだ本だ。
気の毒な娘は、マルーシカ、姉はホレーナと言う。
あそんで くらす ホレーナは、みにくくなるばかりです。
とある。
みにくいホレーナに惚れーなと言われてもね。
みにくさあらわす手段として、はだしで描かれている。
裸足じゃないよ。歯出しだよ。
明眸皓歯を満たしてないということだ。
継母は田舎の労働者階級というふうに描かれている。
参考 2020年12月の100分でDE名著
マルーシカの方が服装のセンスは良い。
つぎはぎだらけの服だけどね。
スロバキア民話もなかなか読ませる。
12ヶ月、それぞれに精霊がいるという発想が楽しい。
お約束どおりに継母の娘は、行き倒れ、雪倒れで絶命、
継母も帰ってこない。
マルーシカはハッピーエンドをむかえる。
人生辛くてもまっすぐに生きていればいい事あるよ。
という結論かな。
いささかきひしい仕打ちですが、メルヘンの世界では当然の報いで罪を憎んで人を憎まずといった考え方はありません。
と巻末で西本鶏介さんは解説している。
また、森は生きているを機会があれば、読み聞かせてあげてくださいと紹介本まで解説している。
そのうち読んでみましょう。
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久し振りに読んだなあ、12ヶ月の贈り物
タイトル違いで何種類も絵本が出てる気がするけど、
やっぱり季節の風景といい、分かりやすい勧善懲悪といい
すごくおとぎ話として骨組みがしっかりしてて好きって人が多いのがよく分かる