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投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
てっきり黒柳徹子さんが書かれた本かと思いきや、黒柳さんは編者で、様々な著者のパンダに関する論説が収録されています。(黒柳さんも対談の部分で登場しています)
興味深い記事が沢山ありましたが、「たれぱんだ」をデザインされた末政ひかるさんのパートが秀逸だと思います。
紙の本
パンダエッセイ集
2018/10/17 15:24
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投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
ジャャイアントパンダのカンカン、ランランの来日から45年、
上野動物園でシャンシャンが誕生。
そんなタイミングで出された、パンダに関するエッセイ集です。
皆さんのパンダ愛が伝わってきます。
紙の本
シャンシャンだけじゃない
2018/04/29 22:09
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投稿者:サト - この投稿者のレビュー一覧を見る
どの著者の文章からも「パンダ愛」がひしひしと伝わってくる。
特に歴代の飼育担当者の著述からは、不安、緊張、努力、愛情、責任感、哀しみ、喜びなどの様々な感情が窺える。
改めてパンダという動物の持つパワーを思い知った。
パンダはただ可愛いだけじゃない。
パンダ、すごいぜ!
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上野でシンシンとリーリーを一度きり見て、あとは写真や映像でしか知らないパンダだけれど、ホントこの世にどうしてあんな愛くるしい生き物がいるのか不思議なほど可愛い。いかにもヒトうけするあの白黒模様、クマ科でデカいのにおっとりしている。そもそも主食が竹なんて大型動物がいるんだね。他の動物とエサの争奪がないし、竹藪には襲ってくる敵も少ないから温厚なんだろう。各界のパンダ通や専門家のエッセイに触れるだけでも心和み、惹かれる。シャンシャンにも会ってみたい。「客寄せパンダ」とはよく言ったもんだ。
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パンダ好き&徹子さんファンなので読んでみました。
しろくまカフェやたれぱんだの作者のエッセイや、飼育員さんとのトークが綴られていてなかなか面白かったです。
特に私は飼育員さんの苦労話を興味深く読みました。
元々笹のような消化の悪いものを主食にしているので、日本の食材で作るエサは品質が良すぎて下痢をしてしまう、とかね。
そもそもパンダって他の動物のように消化に対応したカラダを持っていないそう。
普通は食べたものは胃の中でドロドロになって消化吸収するのに、パンダにはその機能がないから極端な話、食べたものがそのまま、食べた順番に出てくるそうです。人工的に虹色のウンチも作れるって。ホント謎多き生態だ。
それと、皆誤解してるようだけど、パンダはとても頭がいいんです。
目が悪くて不器用なので分かりにくいけど、
・合図をしたらオシッコをしてくれる。
・採決の時は手を出す。
・体の見えづらい部分を見たいときは寝っ転がって見せてくれる。
健康診断や妊娠判定の時はとてもラクだったそうです。まあ、おやつあげてるんだけどね。
やはり愛らしいパンダちゃん。
あ、そうそう、トントンという名前が付けられる前、飼育員さん達は「ムス」と呼んでいたそう。ムスメかムスコかわからないから「ムス」だって(笑)。
パンダちゃんだけでなく、飼育員さんも愛嬌があってかわいいね♪
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テーマはずばりパンダ。
2018年1月に出版されたこの本は、おそらく2017年6月にシャンシャンが誕生したことによるものだろう。
パンダといってもたれぱんだからパンダ保護協会の活動まで話題は多岐にわたる。そんな中で個人的に印象的だったものをいくつか。
・たれぱんだはイメージだけで作られたものなので、尻尾が黒い(=本物のパンダは白)
・耳はいいけど目と鼻はだめ
・よすぎる食べ物ではおなかを壊す(当初細かいものを用意しすぎて粗びきのものを探すのに東京上野では大変だったとのこと)
・パンダの糞には芳香がある
・ふたごパンダを育てた梅梅。それを日本(アドベンチャーワールド)に認めてくれた中国。すごい!
・出産の大変さを知っていくとますますすごいと思う、リーリーとシンシンの相性の良さ。それを選んだ上野動物園園長の福田さんのすごさ。
パンダは可愛い。
写真や絵にもとても癒された。
癒しが欲しい方にお勧めの一冊かもしれない。
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おすすめ資料 第485回 パンダマニアのためのエッセイ集♪ (2019.10.25)
著者は各界のパンダファン&歴代の飼育担当者!
中には神戸市立王子動物園の飼育員さんも。
シャンシャン出産秘話も収録されてますよ。
【神戸市外国語大学 図書館蔵書検索システム(所蔵詳細)へ】
https://www.lib.city.kobe.jp/opac/opacs/find_detailbook?kobeid=CT%3A7200230836&mode=one_line&pvolid=PV%3A7200560733&type=CtlgBook
【神戸市外国語大学 図書館Facebookページへ】
https://www.facebook.com/lib.kobe.cufs/posts/2478780112171679
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前半はパンダにまつわる様々な人達のエッセイ。たれぱんだ、パンダコパンダ、しろくまカフェ、それぞれの視点から書かれているので各作品を見返したくなる。私はパンダコパンダ編が楽しかった。
後半はパンダ飼育に関する、上野、中国、和歌山、神戸、様々な立場の人達なエッセイ。上野が中心でシャンシャン誕生前後の話が多いが、2008年の四川大震災の章が特に胸に響いた。パンダのために自分達にできることを必死で行う姿はどの国でも変わらないのだろう。災害時には人間が優先されるだろうが、動物園の動物たちの姿は私達に元気を与えてくれる。飼育員さん達の日々の奮闘には頭が下がる。
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パンダにまつわる寄稿集で、黒柳徹子さんと上野動物園園長らとの対談も含まれる。
パンダ愛に溢れた人たちの寄稿ゆえ、読んでいて自然に笑みがこぼれたり、関係者の努力に胸が熱くなったり。
第1章 パンダを愉しむ
浅田次郎さんをはじめとするパンダに関するクリエイターたちが描いたエッセイ集
第2章 パンダを知る
パンダの飼育経験者らによる、記録に基づく寄稿や経験談集
第3章 パンダを守る
日本パンダ保護協会の活動と、四川大地震のときの対応の紹介
早く、生パンダを見に行きたくなった。
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『#読むパンダ』
ほぼ日書評 Day581
先日の"キリン解剖"の著者の師にあたる遠藤秀紀氏の文章を目当てに図書館で。
いわゆるパンダの手にある6本目の指(実際には7本目もあることを氏が解剖で解き明かす)の秘密を扱ったパートは僅か数ページ。
以外はパンダの育成(特に出産絡みが多い)に関わった人たちの苦労話がほとんどなのだが、パンダという動物の愛らしいイメージ故なのか、苦労話に聞こえないのが不思議だ。
異色なところでは、アニメ作家の高畑勲氏による『パンダコパンダ』の逸話も収められる。宮崎駿氏との共同企画が立てられたのはパンダ来日前、人気が出るわけがないとお蔵入りになっていたのを、来日決定で急遽作品化し、大ヒット。両氏のその後の活躍の原点ともいうべき作品だそうだが、世に出る天才たちは運にも恵まれていることが、よくわかるエピソードだ。
終盤で語られる四川大地震の時は、本当に大変だったようだ。パンダ舎が見る影もなく押し潰され、赤ちゃんパンダもその下に…と思われたが、ふと見上げると、壊れずに残っていた天井の上に座っているのを発見するシーンは、グッと来るものがある。
編者である黒柳徹子さんによる対談も数編収められているが、文字を読みながら、『徹子の部屋』のゲストとの会話の声が聞こえてくるのも、さすが徹子さんという存在感。
色々な楽しみ方のできる一冊だった。
https://amzn.to/3KkP4Hs
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飼育者のお話が面白かった。餌、オモチャ、五感について、思い込みへの回答
、日本に来るパンダをどう選んだか、、皆さん一生懸命飼育してくださったんだなと思う。中国の指導のおかげでもありますね。