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紙の本

その日のために。その日が来なくても。

2018/06/15 16:57

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る

2011年の福島原発事故後の人々を扱った写真集。本巻では飯館村のある農家のその後が登場します。

村に戻る決心をする人もいる中で、帰らないことを選ぶ人もいる。待ちきれない人もいる。
ここで取り上げられたご夫婦は、避難解除が待ちきれず、土地を借りて農業をまた始めました。帰ることをあきらめたわけではなく、「何もしないのが一番怖い」から。そう、仮設住宅で何もしないことが怖い。そういうこともあるのです。
何年もかけて育てて収穫する作物は「戻れます」となってそれから始めても遅い、ということもあるのでしょう。

現在は農地として使えない土地に太陽光発電パネルがずらりと並んでいたりします。戻れるその日のために。いえ、もしかしたら戻っても土が元の状態にならないかもしれません。でも、その日が来なくても仕事を続ける。

表紙の御夫婦の姿から心の声が聞こえてきそうです。

この巻では「あれ、何時の写真なのだろう」と思うものがいくつかありました。ビニールハウスの中の写真などでは、事故直後でも地震・津波の影響があまりないところではそれほど変化はわかりません。ただ、外では放射能が降っていた。ところどころ、写真に日付があったらなと思いました。

この『それでも「ふるさと」』という写真集のシリーズではさまざまな「そこがふるさとであった人たち」が登場します。その後も災害のニュースは絶えず、忘れてしまいそうになりますが、そこをふるさととする人たちには忘れることができないものもある。あらためてそれを教えられました。

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