面白くて、考えさせられた
2018/06/02 18:39
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エメルダ - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者とは同年代。
デビュー当時から、読んでいます。
今回の話は、自分自身も2年前に体調を崩して、つらい思いをしたことにリンクしており、「そうそう、そうね~」と相槌を打ちながら、根を詰めて翌日動けなかったことや、いろんなことを考えさせられました。
自分のためにもなったけど、漢方薬は試すのは財布と相談です。
とても興味深い一冊です。
2021/08/18 15:23
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
『...生活』シリーズの中でいまのところいちばん好きな一冊。ある日とつぜんめまいに襲われ、紹介された漢方薬局に通うことで、少しずつ改善されてゆく経過が興味深い。群さんの場合は、甘いものの食べすぎ、それがカラダの冷えに繋がり、体内に余分な水分をため込んでいたのだとか。薬局といっても、カラダのマッサージみたいな手技もあり、激痛がはしるほどだったのが徐々にそうでもなくなり、漢方と甘いモノを食べないことで、なんとカラダが徐々に痩せてゆき、体調改善。
この種の体調不良は、西洋医学では治せないだろう。そして、体調改善ののちも、自分で体調をコントロールできるようになるのも漢方による治療のよいところな気がする。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マルタン - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者が体調不良から漢方薬局にお世話になる話。似たような感じなので大変興味深く読んだ。甘いものを断つとは本当に難しい。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タタ - この投稿者のレビュー一覧を見る
漢方wp飲んだらすぐに効果が出て良くなるというものではないので、大変だろうなと思いました。笑いもあって面白かった。
投稿元:
レビューを見る
すごくおもしろく読んだのだけれど、だんだんちょっと飽きるのもあるし、なんというか、もういいよというような気になった。。。漢方薬の話は興味深いし、群さんが甘いものをやめられなくて苦労するところとかおもしろいし、どうすれば体の不調をなくせるかとかの話もごもっともと思うんだけど、でも、毎日毎日甘いものをとりすぎたか、水分をとりすぎたか(1リットルとか水飲むなんて、目を使いすぎたか、って考えて心配したり反省したりしているなんてどうなんだろうと。群さんがまじめすぎるのかもしれないけど。それで体調はよくなるかもしれないけどわたしならうつ病になりそうな気が。楽しくなさそうだし、人づきあいとかもできなさそうではないかと。
でもやっぱり群さんて文章がうまくて読ませられるからまた続きを読みたい気はする(矛盾)。
あと、漢方薬を手に入れるにも、群さんみたいにいい先生に出会うとは限らないし、きっと目の玉が飛び出そうに高いんだろうし、紹介とかなきゃいけないんだろうなあ。。。
ラストのほうは、なんか、今の親はダメだとか、親がちゃんと子どもを育てろ的な話にもなっているようでちょっと……。
投稿元:
レビューを見る
ある日突然やってきためまいを治すべく漢方とリンパマッサージを始めた著者の自身の体調と健康にまつわるエッセイ。
著者は、漢方薬局での漢方薬とリンパマッサージで徐々に健康を取り戻していく過程で、食生活や生活態度までが大きく変わっていく。
良い漢方医と出会うことが出来た著者をたいへんうらやましく思った。
漢方薬はとにかく高いイメージがあるので、とりあえずリンパマッサージだけでも受けてみようかしら・・・。
投稿元:
レビューを見る
対処法は群さんの場合ではあるけれど、参考になる部分も多かった!
食べたいものは食べたい!やりたいことはやりたい!
でもそれによって体が辛くなるのは嫌だ!
バランスとるのが難しい
投稿元:
レビューを見る
PR誌での連載をとびとびに読んでいて、自分より一世代上の女性の心身の変化、暮らしぶりよくわかっておもしろいとおもっていたので、通して読めるようになってうれしい。
投稿元:
レビューを見る
増やすことより、減らすこと。
人生の岐路50台に差し掛かって急に来た身体の不調。
くるくると目が回る症状。
一週間近くたっても治らないので紹介してもらった漢方薬局へ行ってみた。
不調の原因から自分を見つめなおす日々のこと。
読んでいて、
あー、わたしが訪れたら
先生に怒られる事項たくさんある・・・
と、身につまされた。
漢方も試したことがあるし、さいきん身体に不調がでると鍼に行っているので、本書はとても読みやすく、だからといってすべて真似できるかといえば一概にそうとは言えず、ただすこし頭の中が整理された。
著者が気をつけるべきこととわたしが気をつけるべきことはすこし似ていて、でもすこし違っている。
では、わたしはどうするべきか。
そういう着眼点でもって本書を読了できたので、薬局に行かなくても得るものはあったなあという感想。
好きなようにご飯を食べ続けて生きたいけれど
そうもいかない。
そうもいかないけれど、すこしでも楽しく食事をして、日々健やかに生きていきたい。
漢方の先生の
「私が漢方の仕事をしているのは、患者さんが亡くなる直前まで元気で、そしてぽっくり死ねるようにするため」という指針、すごくいいなあとおもった。
鍼の先生に診てもらっているときも、そんなことからよくこんな原因がわかるものだ、とつくづく感心しているのだけれど、「医業にたずさわる人は、想像力がないととてもできない」というのはまさにそうだな。
鍼に行くまでに内科で診てもらってそれっぽい薬を処方されても全然効かなくて薬を飲み続けることでさらに胃をおかしくして、鍼に行ったら全部治ってしまった。
鍼や漢方は完全治癒ではない。
結局、身体の持ち主が身体の声を聞いて、助けとして先生や薬にお力を借りて、日々「しすぎない」生活を送ることがたいせつなのだとおもう。
投稿元:
レビューを見る
漢方に興味のある方はもちろん、頑張りすぎて『頑張らない』やり方を忘れてしまった人に是非おススメしたい一冊です。
投稿元:
レビューを見る
激痛に耐えつつも定期的にリンパマッサージに通い、これは良いといわれた漢方薬を飲む。ゆるい生活ではなく、非常にきちんとした生活だと思うなあ。
リンパマッサージ、どのくらい痛くてどのくらい効果があるのか、ちょっと試してみたいな。
投稿元:
レビューを見る
漢方とは、心身の乱れを正すのがどれだけ大変か、そのこと二点について、筆者の体験談を主軸に語られている。漢方の知識を一通り入れた後に読むと、もっと面白いかも。とりあえず、若いうちに無理しすぎたら中年で痛い目を見ることがよく分かった。
投稿元:
レビューを見る
著者が体調不良から通った漢方医によるマッサージや出された薬の話。とにかくこの医者がすごい、見た瞬間に「水が溜まってる」「甘いもの食べすぎ」「体が冷えている」と体調を言い当て、めちゃくちゃ痛いマッサージと薬の処方、そして生活習慣の改善で、その人の体をニュートラルな状態に修正するのだ。人によって体は違うので、弱点ももちろん違いその人に合わせて薬は全て処方される、完璧なカスタマイズだ。著者はニュートラルになったらなったで、ちょっと悪いことをすると、いちいち体調不良になるので、面倒だと言いながらも、体調はすこぶる回復している。50過ぎたら、無理は禁物とはいえ、生活習慣はそうは急に変更できないもの。でも、やらないとどんどん、体には無理が溜まり、それは祟るのだ。私もこの薬局に行きたい。心底そう思った。
投稿元:
レビューを見る
ゆるいというタイトルに反してストイックな日々。食べるために生きるのではなく、生きるために食べるといった感じかな。妙に共感させられる文章は流石です。
投稿元:
レビューを見る
著者が体調不良をきっかけに和漢に出会ってからの6年間を綴るエッセイ。
「良い習慣を増やす」よりも「悪い習慣を減らす」ことの大切さ、難しさには共感。
漢方が万能のように書かれていて「ん?」と思う場面もあるが、漢方に興味が出てくる1冊。