投稿元:
レビューを見る
あちら(異国)もこちら(日本)も色々順調。
能力も人柄も優れた人たちの安定した物語。
出てくる敵がコモノすぎるぅ。
投稿元:
レビューを見る
古着屋総兵衛から始まり、6代目総兵衛が
鎖国制度で国内に帰ることができず東南アジアの地で
日本人街を作り永らえていた今坂家に
子孫をつなぎ,大黒屋の跡取りがなくなろうという時
政変で余儀なく国を追われたグエン・ウ”ァン・キが
10代目鳶沢総兵衛勝臣となった。
海外にも広く交易を求めて行き着いた沖縄では
薩摩藩の圧政に苦しむ池城一族を救い、
今坂,鳶沢,池城と出身は違えど、
勝臣のスケールの大きな人柄に惚れ込み
ますます強固な一族になってゆく。
作者佐伯泰英も70歳を超えて体調に不安を抱え
かつてのような多作の作家ではいられなくなった。
あとがきでもあと2巻を持って
この新・古着屋総兵衛も大団円を迎えるという。
1〜11巻までの古着屋総兵衛よりも
国際色が加わって,広い視野を持つこの総兵衛勝臣のほうが
私は好きだ。読んでいて実に清々しい気持ちになる。
最後が近づくのが実に残念!
投稿元:
レビューを見る
第十六弾
交易団は新造船の発注を含め順調
江戸では八州廻り新設に伴うごたごたが
過去の権益(賭場収入)を守ろうとする大身旗本たちが?
今回も大黒屋に手を出す無益なことを
投稿元:
レビューを見る
バタヴィアでの折衝、七回目の古着大市。共に小ぶりな諍いはあるが、これまでのような大事件には及ばない。どちらかといえば平穏なひと時。2020.5.1