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中国も2025年を境に人口減少する。労働力不足は日本だけの問題ではなくなり、労働力は中国や近隣諸国からは来なくなるかも知れない。つまり、将来は日本のコンビニ外国人が少なくなるということと理解した。オリンピックを境にって話もありますが、2025年の方がリアルですね。
そういう意味では、仕事にあぶれるリスクは減っていくのかなーと楽観的に思ったり。まあ、やりたいと思うような仕事は取り合いなんでしょうけど。
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個人的に最近身近な内容なので、興味深く一気に読んだ。
私も著者と同じく、コンビニのバイト外国人が日本語学校の留学生ということを最近知ったばかりだ。
それ以外のところも、私自身が最近知ったばかりのことが多くて、そういう意味では新鮮さはなかったが、著者と同じように、「そうだよね、知らなかったよね」と思いながら読んだ。
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近頃コンビニのレジでよく見かけるようになった外国人。
中国系かなーという人がいるかと思えばインド人のような人(本書によると実はネパールなどからの来日が多いらしい)もいる。
でも一体彼ら(彼女ら)はどこから、どのような立場で、何人くらいきているのか、ということについては実はほとんど知らなかった。
「コンビニ外国人」はこれらの疑問に応えるために数多くの取材を通じて筆者が足で作りあげた本。
日本はすでに労働力のかなりの部分を彼ら(彼女ら)外国人に依存しており、Made in Japanも実は外国人によって作られ売られているという現実をしっかり知ることができてよかったかなと思います。
今後はもっともっと"コンビニ外国人"の人たちは増えていき、お付き合いも増えてくることが予想されています。
全く知らないがゆえに生じている若干の警戒心というか距離感を埋める第一歩は知ることかと思いました。
その第一歩としては良い本だと思います。
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タイトルはキャッチーですが、技能実習生の抱える問題や留学生ビジネスの闇など、在留外国人問題を包括的にまとめた気合の入ったルポルタージュです。
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早朝のコンビニでレジを担当するのは外国人。
当たり前過ぎて、何も思わなくなった事実を丁寧に
掘り下げている。
人材派遣会社と化している日本語学校の問題など
構造的な原因にも切り込んでいる。
「しかし、いま、外国人留学生にまつわる問題は複雑に絡み合っていて、糸口をひとつほどいてもつながる先にはまた別の混沌と暗闇がある」と筆者があとがきで指摘するように、単純ではない。
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外国人のために単純労働のための就労ビザを出さない日本にでは、コンビニで働いている外国人アルバイトはほとんどが留学生である。
真面目な大学生や語学学校の学生もいれば、実質的に出稼ぎ労働者となっている留学生もいる。
週28時間という規制があるものの、それを超過して働く学生も多い。
労働力不足のコンビニ業界が留学生の採用に前のめりで研修もしっかりしていること、コンビニで使う言葉は(サービスは多岐に渡るものの)アパレルや家電量販店と比べると平易であることも背景にある。
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出稼ぎしたくて日本を選ぶ外国人もいるかもしれない。
けど、辛かったと思って本国に帰ってほしくない。
そう思った一冊
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近頃コンビニで外国人の方が働いているのをよく見かける。
しかも、以前は中国人が多かったが、最近は別の国の人が多くなったよな〜、となんとなく感じてて興味があった。
この本を手にとったのはそれが理由。
読んでみると理由がよくわかった。
彼らやベトナムやネパールやミャンマーなどから来てる人たちなんだな。
しかし、「留学生」や「技能実習生」の問題は本当に酷い。
海外で学びたい人や、ちゃんと学んでほしいと頑張ってる教師の方達を、完全に食い物にしている。
結局、理由がすべて「お金儲け」にあるのも情けない。
これはこういった移民問題の話だけではない。日本社会では「お金」しか信じられない人達が増え、社会が融解してきている。この本で扱っている問題も、根っ子はこの問題に突き当たる。お金以外は関心がない。つまり「無責任」な社会。
しかし、日本は人口減少することは難しい予測計算などしなくても実感でわかっている。ならば、外国の人を受け入れて、何とか一緒に楽しく暮らす方法を考える方が自然である。
それに、どう考えてもそっちの方が楽しいと思うのだが・・自分が知らない文化や言語などを教えてもらえるキッカケにもなるわけだし。意見の違いもあるだろうけど、「ダイバーシティ」とか横文字使って満足してるだけじゃなく、その違いを楽しめる精神を養えば良い。
そういう、前向きな方向性に社会が進んでくれることを願う。
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新聞の書評で興味を持った。個人的には、コンビニ店員に外国人が多いとは感じていないが、小売業や飲食店にはたしかに外国人が増えたように思う。著者は、1年にわたり、外国人が留学生や実務研修生として来日する仕組みやその実態、そして、当の外国人に取材するだけでなく、日本の労働力を実際に外国人が担っていることを解説している。店員のように表に出てこないところにも、外国人がアルバイトや研修で働いており、彼らなしでは、現在の各種サービスが成り立たないこと、そして、彼らが日本に見切りをつけたとき、この国の経済や産業はどうなってしまうのか、という疑問を突きつける。このように、問題点に気付いて問題提起している人がいる一方、我々の多くは、それを見て見ぬふりして問題を先送りしている。本書で、ある外国人が言うように、2020年東京オリンピックの後に、日本に来たいと思う外国人が激減したとき、日本経済、そして我々の生活はどうなっているのだろうか、という重い課題が残された。
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コンビニやファミレスやマックで働く若い外国人。
アジアから留学ピザで入国して日本語学校に入学する。
そこで二年以内にある程度の日本語試験や大学に合格しないと帰国させられる。
日本語学校は2017まではザルでどうしようもない学校も多かった。日本語教師は薄給で経営者が儲けている。
色々な闇を抱えているが人手不足の日本経済を回して行くには必須な外国人労働者。
「労働力が欲しかったのに、来たのは人だった」というのがドイツのトルコ人労働者への言葉。
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Kindleで読了。外国人材受け入れに関わる部署にいるけれど、あまり実態を知らずに仕事をしていたな…と反省。共生のキーになるのは「交流の経験」という部分に共感した。
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コンビニでよく見る外国人、日本人には敬遠されがちだが、留学生にとっては会話の勉強もできる手頃なアルバイト。日本語学校に斡旋する業者の口車にのって大金を払って来た人もいる。131国から250万人が在留、年間訪日2800万人、外国人労働力に依存する日本。
外国人でも仕事ができる仕組みを作ったコンビニ業界は、生産性向上必死と言われるこれからの日本の、ひとつのお手本かもと思いました。
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コンビニに限らず、日本で既に多くの外国人労働者なしでは成り立たない事態になりつつある、というレポート。最近はベトナム、ネパールからの労働者が増えているようだ。
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日本の多くは留学生や外国人によって支えられている。
だのに
移民問題やビザの問題になると
受け入れるか、受け入れないの二極論になってしまう。
ただ目の前の東京五輪というニンジンが
本当はカスカスで誰も食べたくない造花に成り下がっていることを
気づいたほうがいい。
各いう留学生になぜ日本に来たのですか?と問えば
自分の国で一旗揚げるために日本の文化を吸収したい。
諸外国に比べて、安全だからと答える。
そこに私は消去法で選ばれたのだと感じてしまった。
ベストではなく留学という手段を実現するため。
ただその思いさえなくなってしまったら
日本は立ち行かなくなる。
ユネスコ文化遺産に和食が登録されたと
浮かれる前にその和食はもう多くの外国人によって成り立っている。
消去法ではなく選ばれるには日本人は何をしなければならないのだろうか。
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コンビニに代表される、移民ではないが日本であまねく働く、働かされている外国人。
今は研修制度とかの問題もだいぶん明らかになっているが、それが本当にいい方向に変わって行ってるかというとそうでもない。もっと根本的に考えないといけないことがある。
そもそも、日本の将来をどうしたいのか。
そのために外国とどう付き合うのか。
それを考えて行動することが主権なんじゃないかと思うが。
日本は東京オリンピックが終わったら終わる。
外国人留学生にまでそう語られる日本の将来は、どうなるんだろう。
まじで。