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投稿者:あき - この投稿者のレビュー一覧を見る
池上彰さんはメディアよりも、本で、よりご自身の意見を述べておられます。池上彰さんの一流のジャーナリストたる所以は、この本のシリーズにあると思うほど、本文には、世界の先を見据えた内容が含まれています。
紙の本
底の浅いトランプ批判で思考停止
2018/08/19 15:33
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投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
本シリーズは、最新の国際情勢をテーマ毎に短時間で広く浅く把握できるので、毎年読んで、知識を上書きしています。
今回は米国、欧州、イスラム世界、北朝鮮問題を通して、分断・対立・一強政治が進む世界情勢を語っています。
ただ、前巻からトランプ批判が鼻につく一方、他国侵略を目論む習やプーチンの批判は抑えめなのは何故?そもそも「多様な見方や考えるきっかけを提供したい」と自ら語っているのだから、底の浅いトランプ批判で思考停止するのではなく、米国内外を取り巻く情勢把握に徹する等、教科書的な冷静な記述に戻してほしいと思います。
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世界一周から帰ってきて読むと
それまでとは深刻度が違って見えた。
多くの国が自国ファーストで動いているけど
自分のことだけを考えて動くと
損をするというのは道徳的な考えからも
分かるはずだと思う。
分離や独立の流れに関しては
国同士で尊重し合えるならば
進めていってもいいと思う。
冷戦の頃のベクトルになってるけれど
それならばこの先に何が起こりうるかは
予想しやすいと思うから気をつけなければ。
ナナメの繋がりはとても納得。
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世界は今後どうなっていくんだろあ、まずはアメリカの中間選挙がどうなるかと、安倍総裁の三選なるかかな。久しぶりに普通の本読んだ。
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毎度のことながらとても勉強になります。
8からの世界の自国主義は驚くほどです。
毎度のことではないのが池上さんがトランプを語る時にいつになく激しく罵っているように見えることです。
ドナルドトランプとはそれほどこれまでの世界秩序を壊し、自国や自分のことだけを考える指導者だと池上さんは考えておられるのだと受け取りました。
池上さんのような知識層の人の意見にそのままのっかって楽をするのではなく、自分で判断するだけの知識をつけて今後自分はどう生きていくのかを自分の手で選択したいと思いました。
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2018/6/23
知らないと恥をかく世界の大問題シリーズの9冊目。最初の一冊からずっと読み続けて来たけど、この本は世界の動きや概要が分かりやすく書かれているので、単純に知識を入れるものとして読むもよし、自分の考える材料を少しでも増やす目的で読むもよし色々な使い方があるんじゃないかと思います。
近年のアメリカをはじめとする世界の国々に共通する、一国主義のことについてや、各地にある宗教対立の歴史的背景などは何度読んでも勉強になるなと思います。また、職業柄、こういう本が出てくれるのは本当にありがたい。
今後の日本について考えることができる人になるためにはこういう本を定期的に読み、さらに自分でそのことについて考えていくことが大事なんだと思います。そんな考えるための種をくれる本です。
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2018.15th
トランプ政権の動向、ブレグジット後のEU、プーチン大統領のロシアの動向、習近平の中国の動向、北朝鮮の動向など恒例の世界情勢についてのトピックスはいつも通り分かりやすく勉強になりました(´ω`)
今年のホットトピックの仮想通貨については自分でもう少し勉強してみたいと思います。
基本的に中立の池上先生がトランプと安倍晋三には批判的であることがよく分かります。安倍総理が3選目続投なるか?!という点は注目ですね!
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2018/07/07 15:45購入
2018/08/16 11:10読了
池上さんの安定の1冊ですね。
トランプ大統領は本人すら大統領になるとは思っておらす、落選する前提で活動していたんですね。
それにしても中国はすごい!
トップの考えが正しいという大前提がありますが、このスピード感は中国にしかできない強みですね。
かなり進んでますよ!
日本がヤバイのは自民党、安倍首相?
中国共産党より酷い?
ではどうすればいいのか?
やっぱり競わせないとダメですかね。
他に任せられる政党がないとか関係ないです。
とにかくギリギリのとこで競わせ、危機感を持たせないと、
だれも我々国民の意見なんて聞かないでしょう?
って、思うんだけどね!
自分みたいに何も知らない人や、自衛隊を応援しているという理由から何故か自民党推しになってる人は、1度気持ちをニュートラルにして色々な本を読んでみるのがいいと思う。
何か気づきがあるといいね。
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分かりやすく世界の情勢を伝えていると感じる。トランプファーストから自国ファーストに至り、先日行われた米朝首脳会談から見えてくる外交のこと、中東、トランプ政権の実情とアメリカ国内の情勢、宗教の問題、イスラム国、核問題、安倍政権と改憲に揺れる日本国憲法、日本と諸外国の関係、TP P、EU問題などについてマスコミ等が報道されないウラ側などが見えてくる。昨今の世界情勢を紐解き、暮らしや政治、経済などへの影響はどうなのかについて自分中心ではなく、1人1人どのようにすれば良いのか考えていくのが大切だろうと感じる。
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・アメリカ政治、イスラム国、日本の政治が簡単に且つ分かりやすく記載。
・日々、新聞を読んでる人にとっては目新しさは無いが、復習には良い。
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恥といわれても、とりわけイスラム世界については、ハウツーものから小説にいたる多くを読み込めどなかなか理解できず、この知ら恥シリーズにお世話になっている。シリーズを手にし、たんびが新たで情けないけれど。今回は、北に中国にロシアに独裁が進む国家、AIにIoT技術が柱となる第4次産業革命、そうした世界情勢の中での日本の改憲、皇室典範特例などの流れを学ぶ。毎度、一読では足らず、くり返し読ませていただく。著者おおせのとおり、ここで得た基本的な知識を自分の中でどう生かすか、『君たちはどう生きるか』、余命も減ってまいりましたが考えます。
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5年前の本。
今読んで、ようやくわかったことがある。
歴史の伏線。
それにしても、池上彰さんは、なんでもよく知ってるなぁ。
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理屈抜きで面白いので安定の3日読破。
ただ解説するだけでなくて、読者、特に若者に対するメッセージも込められていて最後のエピローグにはちょっと泣けてきた。
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日々のニュースを追っていれば、だいたい知っている(聞いたことはある)内容だが、それを世界の他の事柄と繋げて全体像を俯瞰してつかめたり、関連知識をまとめて教えてもらえるので、1年に一回?の世界情勢の知識整理のため読むことをおすすめする。
さすが池上彰さんで文章は読みやすく頭に入ってきやすい。さらに深く学びたい内容があれば、それについて詳しく書かれている本を探せば良い。
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世界の今が分かる、リアルタイム感と情報量。本書が、年に一回の、知らなかったことを補完する機会になっている。温暖化で北極海の氷が溶けて中国が北周りの航路にも伸ばしているとか、顔認証、音声認識の技術が中国で進むと管理社会につなげることができるとか。