電子書籍
なんだかなあ
2023/06/19 15:15
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投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
男も女も、どっちもどっちだな。
オトコの方がタチ悪いか。
好きでもないと思う女の部屋に2年間も住まわせてもらうって、どうよ。
途中からはただのヒモじゃん。
で、最後に、自分の気持ちに気づきました、好きですって。
ありえない。
紙の本
ねじまき片思い
2023/12/24 15:01
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投稿者:なみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
少女のまま大人になったような、ふわふわした印象だが、凄腕おもちゃプランナーの宝子さん。片思いの西島のために、スーパーマンのようにトラブルを解決していく。
宝子さんの一途さは涙ぐましい程で、西島なんてやめなよ、と言いたくなる。宝子さんの内気すぎるのにも、西島のいい加減さにも、ちょっとイラッとした。
あばたもえくぼ、というが、西島の評価が、宝子さんと他人でこうも違うのが、おかしかった。
紙の本
よくわかる!!
2023/01/04 17:35
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投稿者:りつか - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公の行動原理がよくわかるから、だんだんと見ていられなくなった。
最後、きちんと自分の気持ちに折り合いをつけられて良かった。
また読みたいけど、読まないかもしれない。でも手元には置いておきたい。
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投稿者:akiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
片想いって、微笑ましくいじらしいようでいて、実際にはエゴが剥き出しになってしまうものだなぁ、としみじみ。覚えがある、この感じが、切ない。
紙の本
おもちゃをもらった時のドキドキを思い出す
2022/04/09 14:27
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投稿者:おいな - この投稿者のレビュー一覧を見る
おもちゃ業界を覗けて、仕事内容に興味をそそられます。片想いの人の為なら事件すら進んで解決しちゃう行動力があるのに告白は恥ずかしい主人公が終始可愛らしかったです。
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好きな人のためにそこまでやるの,というところもあったが,それがまさに「片想い」ゆえなのかもしれない。主人公の健気さの中にブレない芯の強さがあり,実は一人でも生きていける完結した人にも見えてしまった。
本人は片想いを隠しているつもりなのにバレバレで,周りの人たちが主人公をとても暖かく見守っている感じがほのぼのして良かった。
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月並みな表現だが
おもちゃ箱をひっくり返したような
多彩でごちゃごちゃの物語。
ファンタジーのように非現実的なのにどっぷり日常。
恋愛。ミステリー。自分探し…まあよくもこんなに
きらきらと盛りだくさんに。
なのにしっかり物語にのめりこめてしまったから
本当に読書というやつは面白いのだね。
ラストにまだ含みが残っているので
次に続くかな。出たら読もうと思います。
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いやー、面白かった!非現実だなと思うけど、突き抜けていてむしろ好き!
仕事ができる、なのに夢見がちな女・宝子。彼女が5年も片想いしている西島のために、殺人事件や傷害未遂事件を解決していくというストーリー。作品内の言葉を使えば「片想い探偵」モノ。
この宝子のいつまで経っても告白できない性格を受け入れられるかどうかで、作品の好き嫌いが分かれそう。うじうじととるべきなのか…。でも普通ここまで素人探偵できないから、やはり度胸はすごい。
ラストがラブラブなハッピーエンドにならないところも好きだー。
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うーん、なかなか主人公に感情移入出来なくて難読でした……
一途というには度が過ぎる、なんか違和感が…と思って最後まで読んだら、納得の言葉が出てきた。
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おもちゃメーカーのエースである主人公が片思いしているデザイナーが引き起こす問題を解決しようとするミステリー短編集。
片思い探偵ってコンセプトはなかなか面白い。実は片思いしてるのが周りバレてるのもありがちだがいいと思う。
最初の話は期待が持てたが、後の方の話になるとだんだん現実味が薄れていく。片思いの結末も結末になってない。結局は友情の話?続編作るからこれでいいのかな?
お仕事、恋愛、友情、いろんな要素が混じり合ってるがどれも中途半端に感じた。好きな作家さんだから期待してたので残念な気持ちになった。
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普通のラブコメ的な話かな?と思ったら、
柚木さんお得意のミステリーエンターテイメント作品でした。
アッコちゃんシリーズや、あまからカルテットが好きな人は絶対好きなやつ。
主人公の富田宝子(タカラトミー!)だけでなく、他の登場人物もきちんとキャラ出ているのがさすが。
おもちゃプランナーとか、浅草の街とか、すごく魅力的に見えます。
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久しぶりの恋愛小説、今の自分(トキメキのない、日々に忙殺されている)には共感できないかも......。
と思ったら、裏切られた!
確かに片想いの恋愛小説だが、なんと謎解きではないか!
下町っ子なら馴染みのある、きっとモデルはあそことわかる老舗のおもちゃ屋<ローレライ>。
そこに勤める富田宝子が本作の主人公。
スカイツリーを眺めながら、隅田川を水上バスで、三社祭の喧騒に花やしき、日本一の花火大会に陽気なカーニバル。
そんな愛しの場所を舞台に、謎解きと恋の物語。
面白くなかったらおかしいじゃないか。
作中、何度もこんな言葉が登場する。
「自分の心にねじを巻いてくれるのは、自分だけだもの」(192頁)
それが宝子を前に進ませる。
ふわふわとした、やや浮世離れした宝子。
その溢れるアイデアは片想いゆえ。
また、宝子の周囲の人間も皆片想い。
なかなか煮え切らない彼らだが、不思議とイライラしない。
それどころか、自らねじを巻けるようになっていけるのを応援したくなる。
「ねじが回転してお互いの歯車がかみ合わなければ、いくら好きな相手と一緒でも、なんの意味もないのだ。大切なのは外側ではなく、内側で何が起きているかだった。」(242頁)
この結論は素晴らしい。
これこそが柚木麻子!
自分が自分であること、それに気付き、自ら進めることができるのなら、かのように人は美しく輝くのだ。
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柚木さん大好きなんだけど、んー。主人公の生き方に共感できなくて、イマイチだし、推理と絡めてるところもイマイチ現実的じゃなくてんー。なんだけど、読みやすくて中盤からはするする読めた。
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バンダイをモチーフにした老舗おもちゃメーカーで敏腕プランナーとして働く富田宝子。彼女が5年も片思いしているデザイナー西島に降りかかる災難を解決していく連作短編集。単純な恋愛モノかと思いきや、ちょっとしたミステリーも絡むお話。
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作者買いした。自分で自分のねじをまける人でいたいなと思った。
こんなふうに熱中できるものがある人は魅力的だし、一緒にいてその人の目を通した世界を共有したくなる、側の人の気持ちがわかる