紙の本
根本の理解がしやすい
2020/12/22 18:42
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投稿者:うさぎさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
単元毎に簡単にまとまっていて読みやすい。ざっくりと正確な知識、根本原理が理解できるようになっていると思う。値打ちのある本だ。
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Wordsメモ
ブロックチェーン、マイニング、ブロック、スマートコントラクト、ビットコイン
Tipsメモ
分散型台帳:取引にかかわる全員で取引情報を共有
パブリックチェーン⇒特定の管理者がいない→仮想通貨など
プライベートチェーン⇒特定の管理者いる⇒金融機関など
ブロックには「1つ前のハッシュ値」「使い捨てランダム値」「トランザクション」が入ってる
P2Pで打つ手なしの51%攻撃⇒悪意を持つものが過半数越え
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①競争と衆目監視がプルーフオブワークの原理。
②ブロックチェーンには種類があり、パブリック、プライベート、コンソーシアムがある。
③ブロックチェーンには容量の問題と合意形成の問題がある。
④データをハッシュ値に変換することで、データ容量を小さくし、関連性をつけることができる。
⑤公開鍵暗号方式は、公開鍵と暗号鍵というペアキーを使用し、暗号化する技術。
⑤イーサリアムの強みはスマートコントラクトで契約の自動化を実現できる所。
セグウィット
ブロックチェーンが既存ビジネスに与える最も大きい影響は効率化、コストカット
資金調達の仕組みとしてICOという仮想通貨を発行するクラウドファンディングが生まれた。
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ブロックチェーンとオブジェクトストレージの違いは徳敵の企業がサービスを提供しているかどうかという相違点もある。
ブロックチェーンの問題点
1.データ容量
ブロックチェーンは取引データを保存し続けるため、仮に保存可能なデータ量を超えると破綻する。
2.合意形成の問題
まあ51%問題みたいな感じ
3.処理速度が遅い
現在はブロックチェーン2.0の段階
絶対に改変されない性質を持ち、システム障害が起こりづらいブロックチェーンの技術は今後発生するであろうセンサーデバイスによるIotとAI・ロボティクスの分野で強力な強みを持つ。
プライベートブロックチェーンの特徴として従来の社会構造になじむようにカスタマイズされたもの。共通の目的が存在するため処理速度が上がる。
金融業界へのブロックチェーン応用の壁として立ちはだかる最たるものはファイナリティ問題である。取引が100%完了とはならないこと。51%問題を考慮するとほぼ完了である。
アメリカではブロックチェーンのデータが法的な証拠となりうるかが問題となっているが、日本ではすでに証拠はなんでもよいというニュアンスである。
分かりやすいビジネス上のメリット
効率化とコストカット
1.与信判断が楽。今までの契約内容を全て見れるから。
2.クリエイターの活動が楽になり、著作権等の証明がより楽になる。
目的がなければ技術は必要ない。ブロックチェーンをどの技術に活用するかはまだ未知数。
一般的な方法としては既存業界のデメリットを把握し、そこにブロックチェーンの強みを生かしたビジネスを構築すること。
社内システムにブロックチェーンを使った情報システム構築する。
ブロックチェーンで中間マージンの存在を消していく。
トレーサビリティとブロックチェーンの相性はとても良い。
新しい宅配システムの構築にもブロックチェーンが使える。
ICOと呼ばれるブロックチェーンを使った資金調達の方法が存在する。
分散型クラウドストレージにStrojという企業があり、クラウドを凌ぐかもしれないビジネス。
もちろんシェアリングエコノミーにも強みはある。