投稿元:
レビューを見る
沛公になった劉邦はますます勢力を広げていく。張良はじめ有力者も集まってきた。遺恨の豊邑を攻めようとした時、東部から項梁が迫ってきた。2018.8.29
投稿元:
レビューを見る
中国史上最強の軍師張良登場!
曹操が荀彧と出会った時に『我が張良を得たり』と最高級の賛辞に使われるレベルの軍師張良!
併せて秦の時代が終焉に向かいつつあるな秦最期の将軍の章邯がそぬ不気味な存在感を示す。
劉邦の元に集う群雄達と秦国、そして新勢力『項梁』がどの様に交わっていくのか?
次巻も楽しみ!!!
投稿元:
レビューを見る
『史記』『漢書』を読んだのはだいぶ前のこと、しかも一度しか読んでいないため内容をほとんど忘れてしまっている。
なので“劉邦像”がどういうものなのか正直分らない。
ただ、儒者を嫌いその冠に小便をしたという有名な逸話などから、決して人品の良い人物ではなかったというのは理解している。
本作の劉邦は決して品の良い人物として描かれていないが、それでも美化され過ぎているのではないかと思う。勿論これも“宮城谷調”で面白い。
しかし、もっと粗野な人物としても、話の幅が広がって面白かったのではないかとも思う。
本巻でついに張子房との出会いが描かれる。これは読みどころの一つと言って良い。読んでいて心躍った。
「組織がかたむく、ということは、偏重があるからである。行政でも軍政でも、均衡がすべてであるといってよい。」『項梁』より。
投稿元:
レビューを見る
無から生じた有は、いつでも無へ立ち帰ることができるがゆえに、無限なのだ。実現不可能な企画は、無限の有に託して実現する。張良
投稿元:
レビューを見る
劉邦軍が沛の周りを行ったり来たりしながらどんどん大きくなっていく。さらに稀代の戦略家、張良も加わりいよいよ関中が視野にみえくる。そんな矢先に東から項梁、項羽が破竹の勢いで爆進。楚漢戦争のプロローグが始まる。
投稿元:
レビューを見る
劉邦が人の意見をよく聞く人物であること、がよく描かれているが、優秀な人物すぎて私のイメージとは少し違う。人の名前が覚えられない。