紙の本
2018年 初版発行
2021/07/02 22:46
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投稿者:beni - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本が書かれた時点での福岡の魅力は、この通りなのだろうと思う。
列挙してあるリバブル(住みやすさ)に疑問を持つつもりは無いが、
著名企業家として孫マサヨシとホリエモンの名を挙げたり
九大初のベンチャー企業の取引先相手がサ●スンとLGだったり
「果たして将来の福岡は大丈夫なのか」と不安に感じる面もあった。
そんなに魅力がある都市なら、付き合う相手はじっくり選んで欲しい。
紙の本
福岡は西海岸?
2018/09/07 16:24
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投稿者:野間丸男 - この投稿者のレビュー一覧を見る
東京生まれの東京育ちの筆者が、多少のバイアスをかけて、福岡を褒めちぎる。
アメリカ西海岸と対比しながら、福岡の良さを列挙する。
確かに、都会でありながら豊かな自然環境もあるので、
リバブル(住みやすい)な所なのだろう!
開放的で新しいもの好きで、出たがり屋や目立ちたがり屋が多いので、
芸能関係者も多く、起業家をめざすポテンシャルは高いのかな?
がんばれ福岡 !!
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<目次>
はじめに
第1章 すごい福岡とすごいアメリカ西海岸
第2章 住みやすさがすごい~人口増加率日本一の秘密
第3章 起業家がすごい~日本のシリコンバレー
第4章 イノベーションがすごい~有機ELとバイオ
第5章 都市戦略がすごい~「日本のシアトル」を目指す
第6章 多様化がすごい~「人種のるつぼ」の可能性
第7章 エンターテインメントがすごい~音楽・映像の拠点
おわりに
<内容>
著者も大変楽しそうに書いているのが伝わる本であった。著者はジャーナリスト、文筆業。奥様は大学教授。この組み合わせで、東京、アメリカ西海岸、福岡と住んで、現在は奥様の仕事の関係で東京にお住まい。そこから「福岡がすごい」本を書いたわけである。3年余りの福岡住まいが彼を福岡びいきにさせたわけだが、もともと日本経済新聞社に在籍していたように経済系に強いので、第3~5章が特に詳しい。でも、福岡に住みたいと感じる書き方である。日本の東京一極集中はもう古い。大阪のように、東京と比較してどうにかしよう、ももう古い。相手は世界の都市。何かと規制の多い日本であるが、そこにもイノベーションはある。
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2001年から6年ほど福岡勤務を経験しているし、その後も毎年のように福岡を訪れているので町の雰囲気等は著者の言う事が納得できる。
著者が住んでいた千早の隣の香椎に住んでいた時に新たにできた駅だったが、当時はドコモのビルが1棟だけそびえ立っていたが今ではどんどん開発されすごい魅力的な街になっている。
そして博多駅も九州新幹線開通に伴い立派な駅ビルが出来、隣にあった郵便局もあしゃれな商業施設に変わなど、どんどん変わってきているのも福岡の魅力の1つなのだろう。
そして福岡の変化として報道で起業やベンチャー支援、
海外からのインバウンド需要に積極的に対応していることなど自分が福岡を離れて以降の町の変化を感じる事が出来た。
しかしちょっと西海岸やシリコンバレーにこじつけ過ぎ、そして西海岸、シリコンバレーを賛歌し過ぎているように感じて後半はちょっとウンザリ気味になりながら読んだ。
P147に高島市長が「人口増加率にしても開業率にしても、福岡は国内主要都市の中ではNo1.でもここで満足するつもりはさらさらないですね。日本の外に出れば危機感しかない。外を見ると中が見えてきます。常に新しい発見があり、なぜ満足したら駄目なのかわかるんです。だから一段とスピードを上げて、どんどんチャレンジしていきます」と言う言葉があったが、これは向上したいと思ったいるものがあれば人、企業、都市に関係なく共通した思いだろうと思った。
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福岡をちょっともちあげ過ぎのような。それと、東京以上に大規模な都市を相手にアジアのリーダー都市になれるかな?
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全く期待外れ 何をテーマにしているのかも解らない
エピソートが満載だが、主張とエビデンスがない
時間とお金の浪費、無駄
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東京出身でカルフォニア帰りだったの筆者がファミリーで福岡市で3年間過ごしてその住みやすさと可能性がある町ということが書かれている。リバブル=住みやすい、というがキーワード。
・人口増加率日本一 家賃が安い、コンパクトシティ、物価
・起業家環境 九大の存在、クリエイターが集まる環境、孫正義
・人種のるつぼ よそ者に優しい、保育園児童四割が外国籍
筆者の妻が九大関係者なのでそれに関連した記述は多い。
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何がどうすごいのか豊富なデータや多数の事例を示している点は素晴らしい。が、やはり、九大のことばかりなのは如何なものか。まるで福岡には九大しか存在しないようだ、って、福岡市に絞れば仕方ないのかも。(特に他所から来た人には分からんだろうし
まあでも、なるほど確かに、と思わないでもないのと、すごい!ばかりではなく、まだまだ、ということも一応書いてあって、これからに期待ということ、でしょうか。
ともあれ、一気に読みました。面白かったです。
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元日経記者による福岡礼賛本。
自分は福岡を離れて約20年。自分の中で福岡はいつまでも福岡のままと思っていたが、そうではないのかもしれない。そう感じさせてくれる書籍。製造業が乏しい福岡がどうなっていくのかをわからないままでいたが、ベンチャーやソフトウェア産業の発展を官民一体で呼び込んでいるようだ。
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一般の人にはつまらない内容かもしれない。業界人向け。取材先が狭く、要約すれば10ページぐらいになりそう。
この本を読んで、私なりに福岡の弱点に気が付いたので有意義であった。
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福岡本の一種か。
福岡に住んでいる身からすると嬉しいが、課題も多くあり鵜呑みにするのは危険かもしれないと思った。
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スタートアップ企業によるイノベーション、外国人材による起業、グローバル小学校など、地方がこれから発展していくための情報が得られ、非常に参考になった。福岡はすごい!というタイトルは誇張した表現ではないなと感じられたほど、福岡はすごいところが沢山あった。
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良いところだけに目を向けて、ひたすら福岡を褒めそやす本。
買った時は、完全に洗脳されてしまった。
数年経って、福岡市を色んな角度から見てきて、色んな経験をした結果、福岡が凄い多くの要因は市長によるものであると、目が覚めた。
市長が変わって政策が変わったら、これまでの成長率は維持できないだろう。
成長に使える新しい球がなくなってきているのである。
結局、煮詰まって衰退の一途を辿る多くの都市と同じ末路を迎えることは目に見えている。
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福岡について語った一冊。
主に福岡の経済の話なので、観光ガイドには適さないのもの、勉強にはなった。