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ユーモアミステリーにしては、ボケと突っ込みが中途半端で、笑えない。もっと突き抜けて欲しかった。トリックはおもしろいので、犯人の設定や謎解きも納得できるようにして欲しい。
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ヨレヨレのコートに禁煙用パイプを噛んでる、現役刑事の父。
あちこちの家庭で働く家政婦の母。
和服姿の推理作家の卵の兄。
紅茶のティーカップを優雅に持つ、姉。
理系で論理的なもう一人の兄。
そんな家族が毎晩のようにダイニングで行う捜査会議。こんな家から早く出て行きたい大学生の友紀だが。
とんかつ屋の店主はなぜスマホを揚げたのか
資産家の老女が隣家の家政婦の目の前で撲殺された
BBQ中の毒殺事件
魔法陣を書き残して刺殺された占い師の謎
バタバタでかなり苦手なヤツ。
変人ばかりの探偵一家から逃げ出したいヒロインだけど、いつも事件に巻き込まれて、結局、いいように翻弄されてしまう。
登場人物たちのバタバタのせいで、殺人事件まで扱いが軽かなってる感じ。
いろんなパロディなんだろうけども。
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「名探偵なんて大嫌い!カラッとスマートフォンカツ殺人事件」
家族全員で話し合うこと。
好きなことならば楽しんでやれそうだが、やりたくないと思っている者にとっては地獄かもしれないな。
油断していた部分があるからだろうが、決定的証拠を撮られてしまってはどうにもできないよな。
「家政婦は見せられた!めらめら観音殺人事件」
少しずつヒントを与えて。
何故一番嫌がっている者に解決させようとしているのか謎だが、正解を導き出せるのも凄いことだよな。
どれだけ隠していたとしても、いつかは捜査の手が及び存在がバレてしまうのも時間の問題では。
「死を呼ぶ高級ゆずこしょう!多摩川BBQ殺人事件」
容疑者の一人として疑う。
確かに現場の状況を第三者から見た時に怪しいと思うかもしれないが、明らかに関係性がなさすぎでは。
ここまでしっかりと計画を立てていたのであれば、最後まで丁寧にしていたら隠し通せたのでは。
「きたれ悪魔!ネガティヴ占い師殺人事件」
犯行現場に偶然居合わせ。
一人暮らしを始める際に挨拶に行くのは自由だと思うが、女だけというのは知られない方がいいのでは。
無理に追いかける事なく素早く通報するほうが、素人として自身の安全も守られるのではないか。
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家族のキャラクターが面白く、謎もユニークでスラスラ読めた。
主人公が1番名探偵か?と思いきや、結局周りの家族の方が1枚上手というか、しかし個々の力がすごいというよりも団結しての力なのだろう。しかしめちゃくちゃ情報漏洩している…(笑)
その多少ありえない!とツッコミたくなるところもまた面白さなのだろう。
ドラマでやったら面白そう。
レビューが低い…と思ったら、次巻、次次巻にいくにつれ高くなっている…続き買ってみようかな?しかしこういう話の『恋愛ネタ』は苦手なので絡んでこないかが気になる。
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小説ならではの家族のウザさとか家のルールとか。バイト先での捜査会議とか、一人暮らしの家に押しかけてくるとか。ドラマだったら面白いかも?友紀がずっと反抗的なのは主人公を立たせるためかなと思った。短編集なので謎解きがサクサク進んでいく、ミステリーにしてはポップな感じ。物足りなさは否めない。
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本書の裏すじを読み、面白そうで惹かれた本です。シリーズ全3巻の1巻目にあたります。
一家全員、名(迷)探偵な猫河原(ねこがわら)家の人びとのご紹介します。
・父、茂人ー現職の刑事。「刑事の型」にこだわり、家の中でも常によれよれのコートを着て、禁煙用パイプを加えている(たばこは吸ったことはない)。
・母、孝子ー昼間は家政婦としてお金持ちのお屋敷に出入りしている。推理しないとご飯をくれない。
・長男、柳一郎ー推理作家の卵。紫とこげ茶を混ぜ合わせたような和服を着ている。永遠の変人。
・次男、哲二郎ー理系頭脳の持ち主。仕事で毎日帰りは遅い。変人の兄と違い、常識人。
・長女、かおりー賢く、知識も豊富。いつも紅茶を飲んでいる。
・私、友紀ー推理好きな家族が嫌で、家を出るためバイトに励む女子大生。
次々起こる謎な殺人事件を、家族に巻き込まれ続けながら主人公の友紀も一緒に推理で解決していきます。
四話の短編集で、個性的な人物も次々登場し、何も賑やかなストーリーになっています。笑
私には賑やかすぎて少し疲れました。笑