紙の本
美しいけれど・・・
2018/09/29 19:59
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投稿者:ナナカマド - この投稿者のレビュー一覧を見る
独特の習慣のある女子校を舞台にした、
百合まんが。
少女たちの心の動きも、
丁寧に描かれた絵も、
繊細で美しい。
髪の毛が重要な小道具?になっているのも美しい。
でも、
髪の毛にはどこか不気味な印象を持つ人も多いのでは?
繊細で美しいものは裏を返せば、
不気味なものにもなりうる、
という事なのかな・・・。
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私が求めているのはこんな作品だったんだ、なんて、陳腐だしありきたりだけど心からそう思えた。美しくて清らかで、儚さと危うさを孕んだ少女たちの髪と青春が愛おしくて仕方がない。いっそ苦しさを覚える。
どうしてこんな世界観が描けるのだろう、本当に純粋な疑問。作者さまには感謝しかないし、二巻が出るのが待ち遠しい。
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随分と久しぶりに、一切余分の無い純粋な百合を読んだ気がする。1巻だけなら、最近ロクに頭を使わず読める百合に浸っていた僕には刺激が足りない、と言う感もあったけれど、2巻冒頭で「ああ、してやられたな」と思わされた。間違い無く「とりあえず読め」と言える作品だと思います。
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雑誌「月刊コミックビーム」で連載されている原百合子の「繭、纏う」の第1巻です。色々なところで話題になっているコミックです。特別な制服を纏う星宮女学園に通う生徒たちを描く百合作品です。この作品のもつ独特の雰囲気が繊細なタッチの絵柄とマッチしていて素晴らしいです。普通の女の子、王子様、深窓の姫君などなど、1巻は雰囲気を楽しむ感じです。しかし、最近の百合作品にはない、艶めかしさを感じました。
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表紙で一目惚れ。
髪で制服を作る学校、長くて艶やかな髪の少女、髪で繋がる絆、神秘的な物語を詰め込んだ、そんな一冊。
すぐに好きになり何回も読み続けてる。
自分の髪には無頓着だったが、他人の髪はくしでとかしたり、可愛く結いあげたりするのが好きだから、この作品の少女たちの心理描写にはいたく共感できる。
作者さんは、髪を描くのが凄く綺麗ですね。
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表紙に一目惚れして購入しました。とにかく髪に力を入れている方だなと思い、その妖艶なほど美しい髪の描き方に惚れ惚れしています。女子校に通う少女の心理描写がとてもリアル的で、読めば読むほど惹きこまれていきました。私は少女だけが集う場所で、少女同士の友情や恋情が好きなので、読んでいてとても幸福感が凄かったです。是非一度でもいいから、手に取ってほしい作品です。