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サウナやアイススイミング、森でのウォーキングやミニマリズム等、取り上げられている内容がフィンランドではポピュラーだという事は以前から知っていたが、この本のテーマであるシスという概念については初耳だった。
やはりシスのような精神力は、便利な都会暮らしでは身につかないと思う。自然のそばでシンプルに暮らしてこそ、困難に立ち向かえるようになるというのは分かる気がする。
ますますフィンランドに魅力を感じられる一冊であった。
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「SISUシス」という、フィンランドの人々に受け継がれる特別な精神力、いわば「フィンランド魂」についての本です。シスというと、私のようなスターウォーズ世代には、ジェダイの騎士の暗黒面を想像してしまいますが、こちらは「Sithシス」で全く関係ないようです。
「SISUシス」とは、フィンランド特有のしなやかな強さであり、決して文化的な特質ではなく、誰もが実践できる人生へのアプローチ、向き合い方だと著者は言います。そして「SISUシス」を身につけ、実践する方法を具体的に紹介しています。日常でできる「DIYシス」、自宅でできるアイススイミング、北欧流ヘルシーに食べるヒント等、精神論に偏ることなく、日々の生活に「SISUシス」があり、それを取り込むことを教えてくれます。
また「ネイチャーシス」では、「なぜ森へ行くのか?」と聞くと、「森に立って木々を見上げると、自分の問題が小さく見えてくる」と言います。「北欧のミニマリズム(レス・イズ・モア」では、北欧のデザインには、単にそぎ落とされた美的スタイルということ以上に、はるかに深い意味があることが書いてあります。
著者が提示する「SISUシス」に関するアイデアはどれも、日常生活の中で実践しやすいシンプルなものばかりです。訳者のあとがきを読むと、「SISUシス」を育てる生活を続けた結果、心なしか以前より心身の風通しが良くなった感覚があるそうです。私も、日常でできる「DIYシス」から始めてみようかと思いました。
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フィンランドで得た自分らしく生きる方法を丁寧にゆったりと教えてくれる1冊でした。題名を読んだ時は、一体どんな精神論が書かれているのかと思いましたが、内容は至って現実的な経験談から成されるもので、素直にすぅっと自分の中に入ってくるものでした。
フィンランドに行きたい...
何か見つかるんじゃ...なんて考えたりしますが
場所にこだわらず、今の自分が出来るシスを実践すれば
きっと著者の様に目の前の雲が晴れて、すっきりしたシンプルな思考と生活で毎日が遅れるのではないかと感じました。
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心の病や、ストレス、不安を解消しようとするとき、どうしても心理的な側面から何かアプローチしようとしてしまう。
しかし、昨今自分の精神のバランスや気持ちの明るさは、身体を整えさえすれば手に入る、つまり、身体的な面からアプローチする方が手っ取り早いのではないか?身体を整えることで心が整うという理論がしっくり入るようになってきた。
この本が繰り返し言っていることも、すべてそこに繋がっていた。ちょっとの勇気と少しの行動力が、人間本来のパワーを引き出してくれる。
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「一般的にステキなフィンランド・ライフ」より、「鬱傾向のあったワタシ」にやや寄せてる感あり。「シス」の概念が言葉を尽くしてもスピリチュアルな面を醸し出してしまうので、そっち方面の苦手な私は少々読み辛いところもあったけど、全般的には「健全な身体に健全な魂」と「麗しい北欧」です。
アイススイミングはさすがに真似できないけど、いだてんが奇声を発してやってる冷水浴が体にいいことは分かった(笑)やるわ、ワタシ!きえ〜っ!!
それにしても、オーロラって本当に音がするんですか⁈
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Sisu:逆境でもあきらめない.立ち直るレジリアンス.
・シンプル・ミニマリズム・コンパクト
・冷たい水・サウナ・森林浴・全粒粉(ぜんりゅうふん)・
~1809年 スウェーデンによる統治
1809~1917年 ロシアによる統治
シベリウス フィンランディア (1899)(反骨の曲,ロシア統治下は禁止)
スウェーデンにライバル意識
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フィンランド人にある「シス」と日本人にあった「大和魂」に非常に近いものを感じる。実際にフィンランドで今でも「シス」が根付いているのかはわからないが、「シス」がどのように日々の日常生活の中で育まれていくのか掴むことができた。フィンランド人の自然に囲まれ、余裕を持って生活する、生活スタイルに憧れる。
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雑にまとめると、カナダで都会的な暮らしをする中でうつ病を患ってしまったジャーナリストが、フィンランドの生活の中で元気を取り戻す話。
個人的な体験をもとに、医学的根拠など調べられたことがわかりやすくまとめられていて興味深く読むことができた。
アイススイミングはできないけれど、冷水シャワーはやってみようかな。サウナは気持ちいいよね。日常生活にウォーキング程度の運動は取り入れたほうが良いね。たっぷりの野菜と魚、たまにスイーツという食事はいいね。子供は外で遊ばせたい。休みの日は自然の中に遊びに行きたい。
同意できることがたくさんあった。
「シス」というキーワードがちりばめられていたけれど、長野にある「ずく」という言葉に似ているな、と思った。
スターウォーズの「シス」とは違うのかな?と思った。
面白かった。
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「SISU:シス」とは,フィンランド固有の概念で,日々の健やかな心身に宿るとされる,逆境から立ち直る力や折れない心のこと。著者が自分自身の「シス」を見つける際に実践した方法を普段の生活に取り入れて,あなた自身の「シス」を見つけてみませんか。
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シスについての解説から実践まで、わかり易かった。
アイスバスを真似して冷水シャワー試み始めたものの冬になって挫折。もう一度試してみるかな。
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都会で暮らす私にとってフィンランドでの心身を健やかに保つSISUを実践する筆者の生活は魅力的に思えた。
アイススイミングは挑戦する機会も勇気もなさそうだが、身の回りにある小さな挑戦(自らが出来る事はやる。運動や自然に触れること。必要な物だけを買う。など)を始めようと思った。
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フィンランド人は幸せらしい。
SISUってなんだ?
逆境から立ち直る力、くじけない強い心、逃げない心、やり抜く力…
日本の「大和魂」「根性」ともちと違うような。
北欧のウイルビーイング。心身の充足感…
余裕がないと感じられないよな。
北欧のミニマリズム。less is more
絢爛豪華を良しとしない文化。質素な暮らし。
それらが幸せ度世界一のベースなんだろうか。
幸せなのにあまり笑わないフィンランド人。
なぜ?と聞かれて「みんな心の中では笑っているのよ」と。素晴らしすぎる!
笑顔を振り撒いて、幸せアピールをするのはみっともないという価値観。とても共感できました。
アイススイミングのまねごとで、まずは「水浴び」からはじめてみました。30秒×3セット。
エンドルフィン、ドーパミン、セロトニン出てるんだろうか。最近はやらないと気持ち悪い感じ。
幸せは探し求めるものではなく生きることにある。
いつか絶対フィンランドの凍った海に、
アイススイミングしに行くぞー!
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SISUという言葉は、初めてきいた。
読んでるうちにこれは
昔の日本の生き方にも似てるのでは?
と思った。
強くしなやかな心。
質素で簡素だが丁寧な暮らし。
芯の通った精神力。
モノは多くなく
本当に生活に必要なものだけ。
アイススイミングで、自律神経を整えて
自転車に乗り日々適度に運動する。
そして森を歩き自然に触れ自然から学ぶ。
そんなシンプルな暮らしで
自分自身が整うのだと、思う。
フィンランドに住まなくても
こういう気持ちで日々丁寧に暮らしたい。
そして、しなやかで強い竹のような心を
持ちたいものだ。
印象に残ったのは
フィンランド人が何故あまり笑わないのかという
質問に
「みんな心の中で笑っているのよ」という答え。
笑顔を振りまいて自分の幸せをアピールすることもなく
憂うつを社会的に受け入れている。
「幸せそうであれ」というプレッシャーが少ない。
この国では憂うつな私でいたって良い。時々は。
この文がいいな、と思った。
ポジティブ、笑顔、だけが良いわけでない。
泣きたい時は大人でもおいおいと
泣いて良い。憂うつな私がいても良い。
ホッとするね。
自分に正直なんだろうな。
フィンランドに行きたくなった。
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20220226
SISUとは、挑戦を恐れぬ勇気あふれるマインドセット、逆境を乗り越える力のこと。
いわゆる輝いている人って、やっぱりいろんな困難を乗り越えてSISUを鍛え上げてる人たちだと思う。(今日のキレイゴト甲子園のスピーチでもそれは感じたが。)
困った時に1人で抱え込まず、人に相談する。心の不安を口に出して共感することで、問題の一部は解決したようなもの。まさに今私にはこれが必要だ。
サウナ×水風呂×ジム×ヨガ×新鮮野菜のライフサイクルを築き上げている私としては、自分の実践内容を肯定してもらえているようで非常に嬉しかった!「今のこの瞬間」とか「自分の身体」に目を向けられるように変わってきている自分を実感中!
今後も続けるぞ。
将来は、フィンランド
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著者が、とても楽しそうに身体を動かす事を述べているのが印象的。
特別な運動をしなくても、自転車に乗ったり、散歩程度でも身体を動かす。動かない方を選ばない。
読んでると自分も森の中を散歩したり、自転車に乗りたくなる。
SISUを通じて、フィンランドの生活、食事、教育なども書いてあり、取り入れたい事がたくさんあった。