- 現在お取り扱いが
できません - ほしい本に追加する
- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
2 件中 1 件~ 2 件を表示 |
紙の本
シャボン玉のような日々
2019/01/09 15:30
2人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
小学館の学年誌をじつにうまく出来ている。
小学入学とともに<ピカピカ>の「小学一年生」を購読し始めれば自然と新しい学年になるにつれ「小学二年生」「小学三年生」と、続けて6年間読者をつなぎとめることができる。
そんな学年誌の歴史は古い。
「学年誌が伝えた子ども文化史」シリーズの第3弾となる、この「昭和30~39年編」にはとじ込み別冊として「大正11~昭和29年編」が付いている。
つまり、学年誌の初めは大正11年(1922年)ということになる。
まず初めに「小學五年生」と「小學六年生」が創刊される(学の漢字が旧の學となっている)。六学年すべてそろうのは1925年だ。
学年誌だからといって、小学生の全員が読めるわけではない。
私もたくさん小遣いをもらったこともないが、この学年誌だけは購読してもらっていた。ただ漫画雑誌はなかなか買ってはもらえなかった。
やはり学年誌はどことなく教育臭もあって、その点では親も購入しやすかったかもしれない。
それでも、学年誌を買ってもらっていたおかげで本好きになったと思えば、感謝している。
昭和30年代といえば、まさに学年誌とともにあった世代になる。
東京オリンピック、夢の超特急(これは今の東海道新幹線)、それに人類の宇宙飛行と、まるで輝かしい未来がすぐそこに迫っているように感じたものだ。
そんなことを夢みながら、付録についている紙の組立て付録などを無邪気に作っていたのだから、かわいいものだ。
どことなくぼんやり記憶の奥から目にしたことのある記事やイラストが浮かんできそうになってはまた消えていく。
何しろ半世紀も前も、シャボン玉のような日々なのだから。
紙の本
昭和30年代に興味がわく
2019/01/01 01:47
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:somaandsinko - この投稿者のレビュー一覧を見る
この時代の雰囲気に興味があって購入。未来予想や東京五輪、夢の超特急の記事よりも、病気や寄生虫など生活に根差した記事の生々しさが妙に印象に残りました。社会派の記事も多く、実際の雑誌を読んでみたくなりました。昭和30年より前の誌面紹介も面白かったです。出来れば昭和30年以前も一冊にまとめてほしかった!
2 件中 1 件~ 2 件を表示 |