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投稿者:ぺろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
なんて素敵にジャパネスクは初期のコバルト文庫、コミック、新装版と集めていました。
新装版は挿し絵がいかにも少女漫画っぽくてあまり好みではなかったのですが・・・
今回、復刻版が出版されたのでまたまた購入しました。
何度読み返しても面白いと改めて思いました。
もっとたくさんの昔のコバルト文庫も復刻版で出してほしいです。
紙の本
当時に戻ってしまう
2021/05/20 11:21
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投稿者:owls - この投稿者のレビュー一覧を見る
復刻版と知り、なつかしくなって購入しました。当時はかわいい挿絵だったので、これだと大人でも買いやすい表紙だな、と。そして、読み始めると一気にひきこまれました。何十年もたってるのに、まったく色褪せてない。おもしろい!そして、2巻ではせつなくて涙しました。年月がたって読み直すと、自分が年をとった分、印象もかわったり、登場人物への思いも違って思えたりするのはよくあることですが、なぜか、この本は、当時の夢中で読んでいた自分にすっかり戻ってしまいます。そういう物語の存在は、本当に貴重。改めて氷室さんってすごい作家さんだったんだな、と。他の氷室作品も読み直したいと思います。他の本も復刻してほしい!
紙の本
ジャパネスク
2021/07/26 20:09
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投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
遠い遠い昔に詠みましたが、復刻版が出ていると知り懐かしくなりました。大人にも手に取りやすい表紙です。内容はうろ覚えだったので、読み返して楽しんでいます。
紙の本
大人向けとはいえ、もう少し表紙に工夫ができなかったものか。
2018/10/08 03:58
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投稿者:かしこん - この投稿者のレビュー一覧を見る
あぁ、なつかしい。
ほぼリアルタイムで読んだんだっけ? 新刊として初めて読んだ氷室作品がこれだったっけ? 『シンデレラ迷宮』はすでに出ていて、のちに『シンデレラ・ミステリー』が出たときは確かリアルタイムだった。『なぎさボーイ』・『多恵子ガール』は友だちの家で回し読みをしていた記憶が。でもなんだかんだ言って、<ジャパネスク>シリーズは全部追いかけて新刊出るのを待って買っていたような・・・。
と、いろんな記憶が芋蔓式に出てくる・・・。
それだけ、なつかしい!、ということであります。 一気読みしちまったぜ。
というか、一冊にコバルト文庫2・3冊分をまとめて入れてくれないものか。
11月に出る『2』には『アンコール!』2冊分も入れてくれるとありがたい(どうも電子書籍では『ジャパネスク・アンコール』と『続ジャパネスク・アンコール』が外伝扱いになっているようで、全10巻中の位置がおかしい。『アンコール』は語り手が変わっているけれども、時間軸的には『2』のあと・『3』の前のはず)。
それに、仮に全巻復刻してもらったとして、10冊は多いのよ・・・厚めにしていいから巻数は半分にしてほしい!
いやー、瑠璃さんも高彬も若いなー!
それを言うなら融も小萩も、鷹男すらも若いんですがね。なにしろ読んでた自分も若かったよ!
でも「雑色(使用人)」とか、わかりやすい言いかえ、してあったんですね~。おそらく知っていたからあまり気にしていなかったけど・・・多分、それも一つの言葉に対して出てくるのは一回ぐらいで、読者を信用していたんだなぁ、と感じる。今だったら、出てくるたびにかっこがつくか、注釈になるかな?
そういう、当時の言葉をじゃんじゃん使っておきながら、「お前って子は、そんなエゴイストだったの?!」的な台詞もポンポンと・・・でも数はそれほど多くないし、「確かにここは<利己主義者>よりは<エゴイスト>のほうが理解が深まるしテンポも崩れないわ・・・」と感心する。最初読んでた頃はまったく気にしてなかったし違和感もなかったけど、言葉選びのセンスが絶妙だから平安時代を舞台にコメディができたんだ、しかも少女小説として、と納得。
だから再び、最後まで読みたいのですよね・・・帥の宮に瑠璃さんがどう言ったのか、具体的に覚えてないからさ。
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知ってはいたけど復刻版が目に留まり読んでみようと購入。あでやかな表紙が素敵~。大人になったコバルト少女に向けて作られた感じなのかな。
平安時代を舞台にしつつも、バイトとかカタカナ語をばんばん入れてきているあたりが最初はやや違和感。でも瑠璃姫の勢いにぐいぐい引っ張られていくうちに気にならなくなってくる。
好奇心の強すぎる跳ねっかえり姫に高彬はじめ周りの人間は振り回されっぱなしなんだけど、高彬も小萩も瑠璃姫のことを嫌いにはなれない。もちろん、読んでいる私も。なんて勇敢でチャーミングな女の子なんだろう!と憧れのような気持ちがぷわわん、と心の奥からわいてくる。
それにしても、いざ今宵、というときに文を寄越したあの人と言ったら・・・!いくら政治的にどうこうといっても、そりゃあ「あたしの問題じゃなくて、何なのよ!」と泣きたくもなるよね・・・。
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有名なのでタイトル・作者は知っていましたが読むのは初めて。今読んでも古臭さは感じないし、評判通り面白かった。昔のイラスト付きも一通り見てみたいな。
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まさかまた手に取ることが出来ると思ってなかった。
一瞬、ほんと一瞬で少女時代にワープしちゃう求心力、楽しい言葉のリズム。
復刻版ブラボー!
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氷室冴子さんの著書は小学校高学年〜中学生くらいに夢中になって読んでいました。瑠璃さんも高彬も大好き!本を読む楽しさを存分に味わえます。おすすめ。
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今から36年も前の作品だなんて思えません。それは、平安時代を舞台にしていることもあるだろうし、女性が活躍する時代を望まれている(=まだ実現できていない)ということでもあるのかもしれません。
やりたい放題、野生児(でも教養もある)瑠璃姫。彼女に想いを寄せる筒井筒の高彬。そして、謎の男・鷹男。この舞台設定は憧れてしまいます。勢いで読めて、中高生ぐらいの気持ちに戻れる、そんなお話でした。
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コバルト文庫の金字塔といえば、私にとっては間違いなく今作。高学年になった長女(平安好き)がいつでも読めるようにシリーズ全巻揃え、ふと読み返した。今読んでも本当に面白い。娘たちと内容を話せる日が待ち遠しい。
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本棚のコバルトブックを姉は、スルーし
次女は、食い付き、一緒にキャーキャーしました。古典イコール難しい?は次女にはなく
教科書の中にも、瑠璃姫たちがいたみたいです。
あとは、目指せ!孫読み。
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著者、氷室冴子さん、ウィキペディアには次のように書かれています。
氷室 冴子(ひむろ さえこ、本名:碓井 小恵子(うすい さえこ)、1957年1月11日 - 2008年6月6日)は、日本の小説家。1980年代から1990年代にかけて集英社コバルト文庫を代表する看板作家であり、かつては正本ノン、久美沙織、田中雅美とあわせてコバルト四天王と呼ばれていた。
肺がんで、51歳にて亡くなられています。
で、今回手にした作品、『なんて素敵にジャパネスク』。
著者が20代後半の時(1984年)に書かれた作品ですね。
今手にしているのは、復刻版で2018年に刷られたものです。
つまり、30年以上にわたり、読み継がれていると想像されます。
なかなかの作品ですね。
私(60歳男)が読んでも、まあ面白かったです。
と言っても、コバルト文庫は、今後は読まないと思いますが。(苦笑)
その内容は、次のとおり。(コピペです)
時は平安――。
京の都でも一、二を争う名門貴族の娘である瑠璃姫(るりひめ)は十六歳。
初恋の相手・吉野君(よしののきみ)の面影を胸に抱いて独身主義を貫く決心をしていた。
だが、世間体を気にする父親は、結婚適齢期をとっくに過ぎた娘にうるさく結婚を勧めてくる。
ついにある夜、父親の陰謀によって権少将と無理やり結婚させられることに!?
絶体絶命の危機を救ってくれたのは、筒井筒の仲である高彬だったが……?
シリーズ累計800万部の大ベストセラー、復刻版!
●2023年6月24日、追記。
町田そのこさんは、氷室作品を読まれた方です。
以下、ウィキペディアより引用。
---引用開始
福岡県出身。同県在住。10歳のときに、母から薦められた氷室冴子の『クララ白書』『なんて素敵にジャパネスク』などに夢中になり「絶対に作家になろう」と思ったという。高校時代は小説を書いたり、友人に頼まれて演劇部の台本を書いていたが、母から手に職をつけることを薦められ県内の理容師専門学校に進学。卒業後、理容師の職に就いたが1年で退職、いくつかの職を経て20代半ばで結婚。専業主婦として子育てをしていた28歳で再び小説家を志した。その背景に尊敬する氷室冴子の訃報があったと語っている。
---引用終了
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名門内大臣家の姫君、瑠璃。16歳。幼少の頃に出逢った初恋の少年・吉野君の面影が忘れられず、母の喪も明けないうちに再婚した浮気性の父に幻滅したのもあり、適齢期後半になっても結婚を考えられずに過ごしていた。
が、幼なじみの生真面目な貴公子、高彬は瑠璃に求婚の和歌を送り、解釈によってはOKともとれる返歌にウキウキと瑠璃の元にやってくる。
そんな夜、瑠璃の弟の融が太刀傷を負って帰宅した。
行動力のある瑠璃は早速、犯人を探し始めて。
大好きで大好きで何度も読んだ本。
シリーズはかなり長く続いたと思うけど、読んだのは3冊程度で、やはりこの始めの一冊の面白さがダントツ。
平安時代の貴族社会の面倒さと、それをものともしない瑠璃姫の逞しさ、スリリングでいて、ロマンチックな展開にニヤニヤしてしまう。
この本の影響で「あきら」という名前の好感度が今でも高い気がする。
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作家の町田その子さんが影響を受けた作家という記事を見て、初体験した。
現代と平安時代の融合
ミステリー、冒険小説、恋愛小説なんとも表現し難い内容に驚いた
連作、次を読むか少し悩む
この恋はどうなるか、知りたい気もする
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「スピン」と言う雑誌で伝説的少女小説として紹介されていて復刻版を一気読み。
はつらつおてんば姫様が主人公。
舞台は平安時代。婚約者と初夜を迎え正式な夫婦となりたい主人公だが、さまざまな問題が立ち塞がる。
恋愛ものとアドベンチャー要素が絡まっている感じ、サクッと読めるのに十分ワクワク・ドキドキ・ハラハラします。
地の文に口語が混じるので、普段重たい小説を好む人には違和感があるかもしれません。