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久々のガリレオ。
容疑者Xを引きずっているな。
犯罪が実行され、状況証拠確定の容疑者が浮かぶが、証拠も自白も無く釈放。この理不尽な状況に善良な人々が制裁を企て、警察はほぼお手上げの中、ガリレオ先生が感じた小さな違和感から事件の全容を明らかにしていく。
更には最後に、誰もが想像もしていなかった真相まで突き詰める。
まぁこの人達が徐々に追い詰められていく様が、この小説の見所なのではあるが・・・
でも、先生が容疑者Xの結末を残念に思っていたことが解り、私は少しほっとした。
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東野圭吾さんの大人気シリーズ最新作
ガリレオ先生が帰ってきた!!
もうね、本当にこれは大傑作。
個人的には容疑者xに匹敵するくらいすごい
もう感動した
容疑者xの要素まで入れてくるファンにはたまらないサプライズまで!!
犯人も動機もその顛末もすべてがわかってからが
湯川先生と東野圭吾の本領発揮なのですよ
読者もなんかモヤモヤするな~
まだちょっと引っ掛かるとこあるよな~
というところにピンポイントで攻めこんでこられる快感!!
湯川先生!!痺れますー!!!もうますます大好き!!
こんなに読んでよかったと思った作品はなかなか
出会えるもんじゃないですね
正直東野圭吾さんの作品でなんじゃこれって思ったものもありますけど、やっぱり東野圭吾すごいわーもう!!
おばちゃん感動した!!うん!!!
2000円近くしたけど全然気にならない!!お値段以上!むしろ払わせてください!!みたいな勢い
間違いなく東野圭吾史上に残る名作の一つに加わりました
好きな作品ベスト5くらいには入るかも
東野圭吾さんはまだまだすごいです
これからも読み続けます
こんな素晴らしい作品を書いてくれてありがとうございました
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2018年120冊目。久々のガリレオシリーズ。丸くなった湯川のキャラにも馴れてきた。派手なトリックを弄した犯罪ではないけれど、事件のスケールの小ささが、かえって関わった人々の思いを強く浮かび上がらせる。湯川の石神や草薙との絆が垣間見えるシーンは、シリーズファンへの最高のご褒美です。
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今回も事件に関係する人物が多く登場し、
いくつもの伏線が張られているのに
事件解決に辿り着くまでのトリックなどが
とてもワクワクして中盤からは一気に読んでしまいました。
ラストに関しては真実が一転二転とどんどんと
覆されていき、現在の事件から過去のあれゆるピースが
ぴたりとはまってこれには参りました。
湯川博士が海外から戻り湯川教授になっていたり、
海外生活を得たからこその新しい湯川氏の変化も興味深いです。
特に今回の作品でも取り入れられていた親友との悔しい思いを
晴らしてやりたかったという気持ちが
所々に垣間見れたところが新鮮でした。
湯川がドラマと映画のイメージがあるので
ギターの事を語る場面やお茶の花言葉の「追憶」と「純愛」は福山さんのシングルの曲であるのでそれを想像してしまいました。
これも映像化されるのでしょうか?
それにしても事件のキーマンでもある蓮沼の司法に対する
考え方を口走っている場面がまるで自分の罪の事を反省する
こともなく司法を良いように使いまわしている所が
許せない気持ちになりました。
こんな気持ちがこの事件が起きてしまうきっかけの要因の一つでもあるようにも思えました。
やはりこのガリレオシリーズのトリックは他では考えつかない
独特なものなので、この作品をきっかけにまた次回作も期待したいです。
久しぶりのガリレオシリーズも十分に読み応えがあり楽しめました。
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久しぶりの東野圭吾ガリレオシリーズの長編。
夢中になって3日で読了した。とても面白かった。
洋食屋の看板娘・佐織が失踪した。町の人気者でもあった彼女の不在を家族、恋人、店の常連客、彼女の歌の才能に惚れ込んだ知人らは嘆いていた。
数年後、遠く離れた地の火災現場から佐織の遺体が発見。すぐに容疑者・蓮沼が逮捕され真相が明らかになると思われたが、彼は黙秘権を行使。警察も決定的な証拠を集められないまま、起訴できずに蓮沼を釈放。その直後、蓮沼はわざわざ洋食屋に姿を現し、遺族らを挑発する。
遺族らの怒りは頂点に達し…町の一大イベント当日に蓮沼は死体となって発見された。
佐織の遺体発見からこの捜査に関わっていた草薙は、蓮沼が19年前に起こした事件で無罪となっていた事を歯がゆく思っていた。
殺害方法は中盤でわかってきたが、誰がどのように殺したか…誰が何をしてあの事件が起きたのかという全容が最後まで少しずつ明かされていくあの緊張感。
やはり東野作品は読み応えがあった。
それぞれがどんな思惑でこの計画に参加し、沈黙を続けていたのか。とても読んでいて興奮した。
ガリレオ先生が大分柔らかいキャラクターになっていたように感じた。彼もまた親友のためにひと肌脱いでいたのは胸が熱くなった。
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久々のガリレオシリーズ。沈黙を通して2度も無罪、不起訴となった男をいかに懲らしめるか、そしてその死に至った過程で呼び覚まされる過去の事件の関係者。結構、構成がディーバに似てきてそこに湯川の推理が冴える。今回は非常に面白かった!
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久しぶりの東野圭吾。
久々にガリレオ先生面白かった!
でも、容疑者Xの献身事件を湯川なりに悔やんでるわりには、うーんという気がしないでもない。
まぁ、そこも湯川先生らしさってことかな。
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久しぶりのガリレオシリーズ。
最後まで謎解きに振り回されて面白かった。
最愛の家族を殺され、犯人は捕まるが不起訴となる。
そして家族たちがある計画を立てるのですが、それが大変な謎を生む。
かなり満足!
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さすが、東野圭吾さん!ガリレオシリーズ!!
次々と明らかになる意外な真実。次はどうなるのかが気になって寝られず、一気に読んだ。最後に二転三転、もう何転だか分からないどんでん返しは、わくわくしまくりだった。
犯人側に感情移入して、最初は犯人側を応援してたのに、やっぱり最後は湯川教授の推理力に拍手喝采!感動!!
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久々のガリレオだが、その推理力、チョットやりすぎぐらい高すぎです。
湯川先生が物語を作っているかのごとし。
それでもただ終わらないのは、東野さんのよいところ。
「沈黙」のワードが立ちます。
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ガリレオシリーズ最新作!今回も良かった。よかったよ。最近読んだ「検察側の罪人」の影響もあり、途中までは、法律の限界とは?罪とは何?みたいな気持ちで読みました。しかし、安定のガリレオシリーズ。ページの残りと話の終わり方が一致しない…と思っていたら最後の展開が。今、絶賛育児中ですが、こどもに「なぜ罪を犯してはいけないのか」と聞かれるようなことがあったら、「真夏の方程式」と、この「沈黙のパレードを」そっと渡します 笑。湯川先生が「容疑者Xの献身」の出来事に触れたところも胸熱でした。オススメです
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久しぶりのガリレオシリーズ!
物語の中でもちゃんと年月が流れていました。
それにしても本作、なかなかの長篇なのですが、もう一気読みでした。
読み進めて行くうちにどんどん明らかになる事実。
後半まではある程度予定調和だなぁと思っていたら、
ラストの二転三転、いや四転!
凄すぎるよ、東野さん。
湯川自身もラストに話していたけれど、
「容疑者xの献身」を彷彿とさせる一筋縄ではいかない事情に、ついつい肩入れしてしまう。
「沈黙のパレード」ってタイトルも絶妙。
ガリレオシリーズはやはり長篇が良い。
これからもまだまだ読みたいです!
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待ってました!ガリレオ。加賀恭一郎シリーズと並んで好きな湯川教授。人情あふれる行動と理系トリック。毎回トリックと犯人を推測しながら読み進めるのだが、トリックの方はいつものことながらヘリウムの体積が増えるだのさっぱりわからず。犯人はこっちになるのかといつもはずされ今回もいいところまで行ったがやられてしまった。二つの事件をからませそれぞれ魅力があり生き生きと動く登場人物たち。一気に読ませる東野圭吾さんは流石。最後の謎解きのところで湯川先生が過去のことを語っているところもこのシリーズは引き続き読まねばという気になった。
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一気に読んでしまった
展開がわかりそうでわからない
ガリレオシリーズは、長編がいい
いつものことだけど再度読み返すことはないかな
また 新刊出れば買ってしまう
それも東野さんの文章の魅力かな
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実はガリレオシリーズを初めて読んだ。なので途中で「他のシリーズ作品を読んでおくべきだったな...」と感じたことは否めない。しかし、単体のミステリとしても非常によくできていると思う。
大分後半まで、予定調和の消化不良で終わるのではないかと疑いを持って読み進めていたが、最後に完全にその思いをひっくり返された。悔しい気持ちで一杯である。やられた。
さすがに緻密にできている...と脱帽せざるを得ない。
細かいキャラクターの機微は今後別作品を読んで勉強します。