相手を説得させる会話術を教示してくれます!
2018/10/20 16:49
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、論破力について丁寧に解説された書です。「論破する」と聞けば、多くの人が他人を言葉の力でねじ伏せるような印象を持ちますが、実は、相手を論理的な説明で納得させ、協力させることを意味すると著者は言います。そうした社会的に必要な論破力をどのように身につければよいのか、本書はとても丁寧に、そして説得力をもって説いてくれます。
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投稿者:オビー - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者への印象です。
客観視点と他者分析とプラス思考を元に実験しまくった経験からの議論ノウハウ。
・1対1の議論は厳禁、必ず「ジャッジ」をつける
・S(サービスしたい人)には好奇心を、M(サービスされたい人)には安心感を
・無理ゲーな話を実現させるギャンブル話法
実践してみよう。
失敗すること、怒られることが一番の勉強。
ひろゆき氏を怒らせられる人間はいないかもしれないと思った一冊。
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題名「論破力」だといかにも議論で勝つにはこうしなさい的なディベート力の啓発本に取られるかもしれませんが、中身は全然違います。いや、全然ではないですが、違います。
確かにディベートの技術の話も書いてあります。ただ、本当に勝つこととは何なのかを問いかけてくれます。
その場のディベートで勝ったら勝者なのか?それは違うというのが本筋です。テレビのディベートで、そのディベートで勝つことが勝者ではないかもしれない。負けた方が視聴者に共感されるかもしれない。会社の会議でも同じで、相手の意見を論破し、自分の意見を通すことが成功ではなく、相手が結果的に自分の意見に乗っているように仕向けるようなことの方が勝ちではないかと。
この人、単なるオタクで面倒な人だと思ってましたが、見直しました。私にはすごくタメになる内容でした。
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学生のときにひろゆきさんとは一度お話したことがあり、何を言っても論破されて、疲弊しました笑。そんな彼が書いた本。論破が必要な職種と、そうでない職種があると思いますが、私の場合むしろ論破したら敵を増やすだけで実際は「負け」なので、サラリーマンの私には不要な内容だったかも。
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議論における論破に定評のあるひろゆきさんによる、議論によって人を思い通りする方法を記した本。
2人で話さない、議論で否定されても自分が否定されたと思わない、大人になって怒られたところで大概殴られるまではいかないからイージーモードなど時折響く内容があった。
ただ、それらのテクニックよりも知識として提示している話が面白い。
ナイチンゲールは統計がすごかった話、シルクドソレイユはそれぞれの場所で様々なことを同時進行で演じている話、ワーグナーはユダヤ人差別主義者だからイスラエルでは曲をかけられない話などなど。
やはりテクニックもそうだがそういった面白い豆知識や蘊蓄を例えに使ったり、説得力に使ったりするのが重要だと思いました。
論破も基本は教養力なのですね。
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すぐに意識したらできそうな話し方やフレーズがあって、よかった。
議論は第三者がいるからこそ成り立つ。確かにそうだなと。第三者がいない場で議論をしたら、後から相手にいくらでも都合の良いように話が変わったりすることもあるから。
第三者がいない場での議論は避け、もし議論したとしてもあとからメールccに入れるなどして証拠を残しておく。
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2チャンネルの元管理人だったひろゆき氏の著書。フランスに縁のあり方とは知りませんでしたが。
いいひとにならない。議論はふたりではなくみんなの前でやること。数字を使う。面接でウソをつくのもありなど、論破の心構えの様な一冊です。
面白かったのが、面接で嘘をつけるひとというのはストーリーの整合性もとれていないといけないので、能力値が高い証拠とか。ひととしては付き合いたくないし、どこかで裏切られる気もするので、わたしはなしですけど。議論で先に嫌われた方が良いと言うのも、面白い考え方だと思いました。いいひとを演じるストレスって、かなり大きいと思いますし。
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一貫して良いところは、話しかけるような文体でかつ冗長さが全くなく読みやすいところ。節の間隔が短めなのも良い。
議論に強いとはどういうことか、どうしたら強くなるかというノウハウを展開しており、付随して『負の感情を抱えないことの強さ』を説いている。負の感情を抱えない、のは性格にも依存しそうで会得するのは難しいと思われるし、実際著者も「昔からこういう性格で〜」と言っている部分もあるが、それでも 負の感情を抱えない ようにするためのノウハウが論理的に書かれている点が良かった。
論破力については、個人的にはさほど目新しい知見は得られなかったように思うけれど、少なくとも(部分的に)曖昧だったイメージが言語化されてるので確認としても良い。
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おいらは周りからの評価は気にしないから、論破しちゃっても平気。というスタンス。実際に使えるテクニックがあるかというと微妙。説得ではなく論破なんだなとわかるやり口が随所に見られた。
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「誰かと議論になった際、どうすれば相手を納得させる一言が言えるのだろうか」
インターネットの巨大掲示板、2ちゃんねるの開設者、西村 博之(にしむら ひろゆき)氏の著書
読み終わった感想としては「この人、めちゃくちゃ頭がいいなぁ〜」っていう印象がとにかく強かった。
ちなみにこの“頭がいい”っていうのは知識が豊富だとか、記憶力が優れているっていうことではなく、“議論の際、理屈と感情を切り分けて物事を合理的に考えられる”ことが出来るんですよね。(もちろん、この人の経歴を考えたら知識の面でも相当ずば抜けてると思うのですが…)
例えば自分が嫌いな人(もしくは苦手な人)とある議題について話し合いをしなければいけなくなったとし
仮に自分であれば、“この人は嫌いだから”という理由でつい言葉が強い口調になってしまったり、つい議論に熱が入ってしまい感情的になってしまうこともあるでしょう。
ただ、ひろゆき氏の場合は一切ないそうです。
「相手が誰だから」とか、「こういうことを言われたから」といって感情的にもならないし、
要は感情と理屈を切り分けるのが圧倒的に上手いんですね。
併せて本書では“事実で議論を進めていくことの強み”を述べています。
。
事実ベースで話が進んでいくと、それを覆すのはすごく難しいんですよ。何故なら「これが証拠です」って言われたら何も言い返せなくなるから。
どんな相手だろうが感情的にならず、ただ淡々と事実ベースで根拠を重ねていく
ひろゆき氏も本書で「ただ論理的に事実を語ってるだけなのに相手が反論できず、結果として周りでそれを見てる人には論破してるように見える」と言ってます。
つまり“論破力”とは会話のテクニックでも、知識の使い方でもなく、淡々と事実を並べていくことなのです。
勿論、どんな状況でも相手を論破することが良い結果に繋がるとは限りませんし、その点についてもひろゆき氏は言及しています。
例えば家族や恋人相手にぐうの音も出ない程言ってしまったら、その後の関係がギクシャクするのは明らかでしょう。
つまり、論破力とはあくまで道具であり、目的や場面に応じて使い分けることが大事なのです。
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・論破するよりも、自分の捉え方・視点を変えること。
・事実ほど説得力に勝るものはない。
・人のタイプを想像しながら会話、対話をすると力がつく。
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つまり、なんであの人あんなこと言うんだろう?という相手の問題ではなくて、自分は言い返せなかったのはなぜか?と自分の問題として分析する。
そして、今度こう言うことがあったら必ず言い返そうとか、気持ち的に準備しておくわけですね。
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事実ベースの根拠を持つ。堀江もんは、事実ベースの材料なしで言い切るが議論に強い(結果だけをぽんという)
質問しまくって、相手をモデル化する。自分の仮説を強化するために議論したほうよい。
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「人と議論をするときに気をつけなければならないこと集」である。
弁論術ではあるものの、深い理解を要する古典とは異なり、すぐに使えそうなものばかりである。ハーバード流交渉術は押していくタイプの議論テクニックであるが、こちらは剛柔おりまぜており、使いやすいとも言える。
・事実ベースで話す。
・前提条件をくつがえす。
・「責められている人」を演じる。
・必ずジャッジのいるところで議論する。
・裏付けが薄い時は、まずはプロトタイプを作って様子を見る。
・合理的なお偉いさんの前では無理して一生懸命にならなくていい。
あまり議論で詰めても、、とは思うが、ふっかけられることはあり得るはなしなので、自分の身を守るためにも知っておいた方が良い。
おそらく、人と議論をするまえにまたよむことになるかと思うので星5つ。
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面白かったが考えが偏っているので、そんなもんだと思いながら読めばいい。
基本は議論に勝つためには論拠が重要。
冷静に論拠を伝える。キレて来ても相手の土俵に乗らない。
殴りかかってきたら店員呼ぶ(笑)
他人を変えるより自分を変えた方が楽