電子書籍
負けてもいい「絶対大丈夫」
2021/12/10 23:14
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投稿者:mistta - この投稿者のレビュー一覧を見る
2021年日本一監督となった高津監督。
彼のように様々な選手生活、二軍監督を経て一軍の監督になり
成功を収めるケースが今後増えるのではないだろうか。
「絶対大丈夫」の高津氏が「負けてもいい」と下積みを積んでいた頃の
記録は面白い。
紙の本
今年こそ
2020/06/14 10:09
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投稿者:こっこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
投手陣の建て直しが急務と言われて久しいところ、ようやく適任が監督になったので、期待を込めて拝読。若手が育ちつつある中、結果を急ぐのは酷だとは思う一方で、1試合でも早い活躍を期待したい。世代交代もそろそろ必要な時期に、若手に期待することが多くなってしまうけど、監督が上手く育ててくれればと、今シーズンは特に楽しみなシーズンになりそう。文字通り期待の多いレビューになってしまうけど、期待させてくれる一冊。
紙の本
あっという間に読了
2019/02/12 16:56
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投稿者:りんご - この投稿者のレビュー一覧を見る
当方、ヤクルトファンでファーム戦もよく観戦しているので、あの時の試合!と思いだすことも多く、また、采配等もなぜそのようにされているのかとても興味深かったです。
国内プロ野球だけでなく、様々なチームを経験されているからこその監督の考え。
人を育てるということ、コーチたちとのつながり等一般社会においても為になる話も多かったです。
また、若手選手たちの活躍は、ファンだけでなく、二軍首脳陣にとっても大きな喜びだという微笑ましいエピソードなどもあり、あっという間に読み終わりました。
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東京ヤクルトスワローズの高津二軍監督の本。
育てるためなら負けてもいい…とは??と思い読んだらあっちゅー間に読めた
素晴らしい&面白い!!
日本プロ野球・メジャーリーグ・韓国・台湾・独立リーグと
まぁいろんなところを渡り歩いてきたからこその考え方とか
まだまだ若いルーキーたち、1軍と2軍を往復する中堅・ベテランや
1軍スター選手のリハビリ中など等
本当にいろんな立ち位置に立っている選手との相手をする高津監督。
「思い切ってやれ!!」って今だからこそ出来るのだろうし
褒め方叱り方、すごく大変だと思う。
今の若い選手や当時の思いで話がたくさん詰まってて読んでてワクワクした
来年は戸田球場に足を運んでみたいなぁと思う
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すべての指導者に捧げる一冊だと思う。
それから、野村克也監督の考えを継承し、高津監督の個性を加えているのが嬉しかった。これからもヤクルトファンでいよう♪
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二軍というといい印象を抱かないけど、この本を読んで「人材インキュベーションの場」としてとらえ方が変わった。
*ギャップを超える場であること
学生からプロ、一軍から二軍へ。技術のギャップを埋めることもそうだし、精神面で動じない心を育てる場でもある。
*安心できる場であること
育てるためなら負けてもいい、とタイトルにあるように、自とにかく一生懸命、全力で取り組むことで自分の欠点や強みを知る。技を磨き、克服する。質より量は昔の話、というけれど、2軍という場がきちんと確保されているからこそ、全力で三振できる、そして次につなげることができる。
*経験を積める場であること
試合にでないと自分の力は把握できない。ハングリーさもモチベーションも生まれない。経験を積んで2軍にいくことで、より厳しい一軍の生活の中でで戦うために体に基本をおぼえこませることも、メンタルダウンを防ぐには重要なこと。
*発見の場であること
メジャーリーグでのクローサーとしての武器は、ヤクルトでの2軍時代に野村監督からいわれ練習した持ち球。未来につながる武器を発見し、磨きこむ場でもある。
今組織では「即戦力」「すぐに経験を積む」といったひとつの部分だけに注目が集まる傾向にあるが、実際に組織にいて感じた違和感に対して「育成」という意味で答えてくれた一冊。 ここまで贅沢な育成はできないまでも、組織としての働き方のポートフォリオを考えるべき、と気づかされた。
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今年一軍の監督になった高津臣吾氏の二軍監督時代の
著書です。
「人を育てて強い組織を作る」
普通の会社でも求められていることをプロ野球という
実力社会では、どのように運営されているのか。
どうやら「育成する」という考えは最近強く念頭に
置かれるようになったようです。広島カープなどを
見て、その傾向が強まっているのでしょうか。
一方で他球団から一流選手を集めても勝てるとは
限らないのがチームスポーツであることは誰も異論
はないでしょう。
「育成」に主眼を置いたヤクルトスワローズが今後
どのように変わっていくのが楽しみになる一冊です。
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高津臣吾さんの御本。現役時代好きでした。
多岐にわたる野球についての話でしたが、組織造りや選手の育成、いろいろな監督のエピソード。
どの話題も興味深く面白かったです。
特に若い選手が休日、遊びに行く場所があるにもかかわらず河川敷で缶けりをして遊んだという話がとっても好き。
高津さんのもとでのびのびと成長して活躍して欲しい。
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高津さんの冷静な視点と文章力に驚愕!
二軍監督を心の底から楽しんでいるのが、文章の端々から伺えて、読んでいる側も楽しくなります。
高津さんの一軍監督、いつか見たいですね✋
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終盤はあまり関係ない仕事で無理やり埋めた感じがある。
でもその他は日常の二軍監督がわかって面白かった。
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「二軍監督の仕事」というより「高津臣吾見聞録」といった感じで,野村監督のもとで鍛えられ多くの国でプレーした高津氏しか知りえない情報や考えが貴重な一冊。
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プロ野球の二軍監督の仕事について紹介している異色作。かつて日本を代表するクローザーだった著者は、メジャーリーグを含め4カ国でプレーし独立リーグで選手兼監督を務めた後、2017年よりヤクルトの二軍監督を歴任。本作は2年間の二軍監督経験を踏まえ、二軍や二軍監督の役割、さらには選手に寄り添う自らの指導スタイルについて詳述している。
二軍監督という珍しい切り口に加え、野村監督の教え子の本ということで気になり読破。二軍の実態を知ることができたことに加え、最近気になっているコーチングについて考える機会になった。頭ごなしに何か言うのではなく、話を聞きながら前向きにフィードバックすること、あえて失敗させて学ばせること、果たして自分はどれだけできているか問い掛けずにはいられなかった。
なお、個人的には選手層が薄くなったヤクルトの現状について、フロント、現場の双方に原因があると思っている。現状についての分析、考察がもう少しあればさらに読み応えがあったと思う。
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本書の刊行当時はヤクルトスワローズの二軍監督。2020年シーズンからは一軍の監督に就任する高津臣吾。
現役時代はシンカーを武器としたサイドスローのリリーフピッチャーだった。野村監督、若松監督。メジャーリーグのシカゴ・ホワイトソックス。そして韓国、台湾、独立リーグ。こんな経歴が二軍監督として大いに発揮されている。
勝利至上の一軍と異なり育成が目的の二軍。結果に関係なく打席に立たせたりマウンドに送り出したり。特に強化指定選手。村上ほかスワローズの若手選手の活躍の秘密が本書で明かされる。
スワローズの家族主義的な雰囲気が高津のキャラにマッチしていたことが良く分かる。また決して速球投手でなく90キロ代のスローボールを駆使した投手としての経験が監督、コーチとして活かされている。
2020年はスワローズ一軍の監督。本書に何度も登場する盟友三木肇は楽天の一軍監督。
2人の活躍に期待したい。
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新書版も持っていたけど、日本シリーズでBsとの試合も面白く、Kindleでもう1回読みたくなったのでKindleでも購入して再読。ガチガチの野球論もあれば、選手との接し方とかは普通の仕事にも参考になることも多くあり、再読やけど面白く読めた。
組織論の部分は本書で述べているように、個々人で考えて野球している結果が日本一になったんかなって思わせる内容やったと思う。
野球論は2番・6番論は、まさに青木・中村でドンピシャで上手くはハマってたんかなって思う。
本書でよく出てきたワードは「話を聞く」と「自分で考えさせる」。
別に野球に限らずどんなことでも下の子と接するときには大事なことやと思うし、ちょうど仕事で近々新しいメンバーが数名増えるので、上の2つは忘れないようにしたいと思う。
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ヤクルトスワローズにてクローザーとして活躍し、現一軍監督の高津臣吾氏が2軍での役割や自身の野球論などを2軍監督時代に書いた一冊。
華々しい一軍と違って目立つことのない二軍がどのような方針で選手育成しているのかを本書で知ることができました。
選手のモチベーションの上げ方や高卒ルーキーへの育成法などグラウンドや一軍と二軍との連携などテレビなどで見ているプロ野球の裏側を多く知ることもできました。
また、昨シーズンの新人王村上宗隆選手や高橋奎二選手などの育成や恩師野村克也監督や楽天イーグルス監督の三木肇氏など様々な方との著者とのエピソードなどもふんだんに掲載されており、人柄など野球以外の部分でも発見も多くありました。
また、著者は日本だけでなくアメリカや台湾、韓国でもプレイしており各国の野球事情の違いも触れられており、著者がいい部分を取り入れたいということも本書で感じることができました。
そんな本書の中でもプロとして生き残れる条件や決め球であるシンカーの誕生秘話やサインについてなど第一線でプロ野球界で活躍した著者ならではのエピソードは印象に残りました。
本書を読んでサインや作戦ひとつをとっても様々なことが考えられていたり、1つのプレーを生み出されるまでの苦悩や努力を現場の生の声から知ることができました。
野球の奥深さを感じるとともにプロ野球の見方に新たな視点が加わった一冊でした。