炎症と病気の関係
2020/06/23 22:13
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投稿者:山猫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
炎症が中心テーマと言える本である.さまざまな病気の裏にある炎症という現象について,詳しく書かれている.
ちょうど新型コロナウィルスでサイトカインストームが重症化の原因と言われる中,そのメカニズムに迫る説明を読むことができる.話題になっているIL6という物質も登場し,興味深く読むことができた.
いろいろな病気の見方が変わる本である.
万病の根源である「慢性炎症」の予防法、治療法をわかりやすく教示してくれます!
2020/01/27 10:37
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、専門知識が楽しく学べると評判の「ブルーバックス」シリーズの一冊で、同巻は「免疫と病」編です。同書は、副題にもありますように、「慢性炎症が万病のもとになる」ということについて、多くの事例やデータをあげながら、わかりやすく解説された画期的な一冊です。著者によると、一過性で終わるはずの炎症反応がだらだらと続く慢性炎症は、実は、がん、肥満・糖尿病、脂質異常症、心筋梗塞、肝炎・肝硬変、関節リウマチ、認知症、うつ病など、現代人を悩ませる病気の大半にかかわる「万病のもと」であることが分かってきたと強調されています。では、私たちはそれをどう予防し、治療すればよいんでしょうか。同書では、それについてわかりやすく教えてくれます。
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投稿者:sas - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者は難しい慢性炎症について、一般の人でも分かるように相当丁寧に書いていらっしゃいます。
にもかかわらず、医学や生命科学に知見の無い私にとっては難しい内容でした。
「5つの健康習慣」や貝原益軒の「養生訓」については、分かりやすい内容でしたので、せめてこれらの実践に努めたいと思います。
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投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
慢性炎症について、わかりやすく解説されていてよかったです。慢性炎症の危険性がよくわかり、注意していきたいです。
読者に何を伝えたかったのか
2020/02/25 00:23
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投稿者:akihiro - この投稿者のレビュー一覧を見る
修飾語が多く冗長な文が目立ちます。ヌエ(妖怪)やオペラで例える件がありますが、馴染みがないので困惑しました。色々と付け足して補足するより、本筋に絞って簡潔にまとめて欲しかったです。
また、「〜かもしれない」という曖昧な表現が多く、本書で紹介する意義がある説なのか疑問に感じます。主観的な意見や余談を盛り込みすぎて、主旨がぼやけている印象を受けました。
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専門的な内容が多く、構成もやや悪く、行ったり来たりするので少し読みにくいです。
面白い内容なのですが、読者は限られてしまいそうです。
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最新の免疫学の研究で、だらだらと続く「慢性炎症」が、「がん」「肥満、糖尿病」「脂質異常症」「心筋梗塞」「脳梗塞」「肝炎・肝硬変」「関節リウマチ」「認知症」「うつ病」「潰瘍性大腸炎」などの発症にかかわる、万病の素であることがわかってきた。健康長寿の人生を送るためには、この慢性炎症を解消することが不可欠だ。日本の免疫研究の指導者として知られる著者が、慢性炎症の治療法と予防法を平易にわかりやすく解説
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ブクログの献本でいただいた本。ガンと喘息、バセドー病の既往歴があるので興味を持った。
前半は専門用語が多く、高卒の私には難解。
「慢性炎症」があらゆる病気の元になる。肥満→糖尿病のメカニズムは良くわかった。炎症→繊維化→機能低下も恐ろしい。脂肪肝気味と言われてるから、NASHにならないようにダイエットしなきゃ。
最終章の、トクホは眉唾に同意。
結局、規則正しい生活と、ストレスを避けることが、病気予防に一番効果的。15年前に禁煙して良かった。
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肌が弱くて、若干アトピー気味。ツレアイもよくシュンシュンしてるんでなんか参考になることあればなあっと思って献本応募〜。
当たったのはありがたいのだけれど…。
さすがブルーバックス。知識欲のある人にはいいかもしれないが、私レベルにはちょいと難しかったー、というより、教科書みたいで読む気がせんかったー(泣)
はたらく細胞、なら楽しく読めるんやけどなあ。
とりあえず、人間の細胞全体に白血球みたいな異物撃退機能があって、それが働くことで炎症がおこるんだが、
それが行き過ぎるといろいろ悪いことがおこるってゆーことのはず。
予防は貝原益軒の養生訓を読めばいいらしい。
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おぼろげながら知っているつもりの「免疫」や「アレルギー」。
本書を紐解いてまず驚かされるのは、2019年現在においてはかなり研究が進んでおり、「慢性炎症」というものの恐ろしさが詳らかになりつつあるということ。
そして詳らかになる=特効薬が現れるということではない、という厳しい現実にも改めて気付かされる。
専門的な用語が多くたじろぐが、付記されている図表により「わかったつもり」にはなることができる。
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慢性炎症が万病の元?
「がん」「糖尿病」「脳梗塞」「アトピー性皮膚炎」「関節リウマチ」「アルツハイマー病」「うつ病」など多くの病気には炎症という現象が潜んでいるらしい。
個人的に非常に腑に落ちる内容で、今までの経験や知識のピースが集まって一つの絵が浮かんでくるような気持ちよさがあった。
興味深い内容で、この分野の研究の進展は非常に楽しみです。
非常におすすめの一冊です。
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免疫と病の本ということで、日ごろから免疫反応、中でも自己免疫疾患について興味がある私はブクログの献本に飛びついた。ブルーバックスは高校生の頃「ブラックホール」について実にわかりやすく、また興味深く解説してあって、将来は天文学者になると思ったほど面白かったので、今回も期待大。
ところが・・・「慢性炎症の治療法と予防法を平易にわかりやすく解説」とあるのにどうにも難しい。
いや~これは、誰向けに書かれたものなのか疑問だわ。
とりあえず、流し読みし、特に興味のある疾患のところだけは熟読したものの、かつてブラックホールで感じたわくわくにはとうてい及ばず残念な結果。
ただ、ラストに書かれたと健康食品やサプリの胡散臭さは納得です。
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アレルギーやガンなどを「慢性炎症」という観点から捉えた内容.具体的なメカニズムや生体物質の作用がわかって面白い.
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「第1章 慢性炎症は万病のもと」は概説として読みやすかったが、2,3章は用語が頻出で難しい.4~6章は具体的な話で面白かった.体の中で起こっていることはまだまだ分からないことが沢山あることに驚いた.6-3 サプリメントや健康食品はほんとうに効くのか? は、これらの商品の胡散臭さを常日頃から感じている小生としては、最高の記事だ.その中で論文の見方を解説しているが、重要な視点だと思う.
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免疫「病」の科学 万病のもと「慢性炎症」とは何か(ブルーンバックス)
著作者:宮坂昌之
講談社
慢性炎症は万病のもと
タイムライン
https://booklog.jp/timeline/users/collabo39698