紙の本
いろんな恐怖
2021/10/04 19:37
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
じんわり怖いのとか、直球で怖いのとか、ありえない次元から怖いのとか、「あーこれ嫌だわ・・・」って怖いのとか、いろいろなタイプの恐怖短編が入ってます。
表題の『ひとんち』はそれぞれの家のルールがテーマで、自分では普通だと思ってることが他人から見たら変だって事なんだけど、読み進めていく内にあまりの異様さにゾワゾワしてくる。
紙の本
ある意味、絶妙
2020/10/06 12:39
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
ホントに絶妙にイヤなポイントを突いてくる短編集です。
ザワザワと気味の悪い、心の底でしこりとして残る話ばかり。
このあたりはさすが澤村氏!
紙の本
ひとんち
2019/04/03 08:23
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投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
短編集です。前作も短編集でしたね。二つ目の話が、不気味でした。これが結果だみたいなのはないんですが、そこが怖い。
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世界は本当の姿を隠したままで、決して正体を明かさない。闇はどこまでも絢爛で、現実は色褪せて退屈だ──。恐怖と異形、人間心理の暗部にこだわりぬいて紡いだ全八編。日常が少しずれてできた隙間から、圧倒的な混沌が迎えに来ます。
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短編集。表題作の「ひとんち」はお互いが、え?え?となる感覚のズレが一番怖かった。「闇の花園」は気が付いたら菊地秀行の小説のような展開に懐かしさを覚えた。
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「ぼぎわん」からファンになる,前回の短編も面白かったので期待している.恒川さん同様,出れば買ってしまう作者.
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ぼぎわんから読み続けているけど、良さがしっかり出ているのは表題作のみかなぁ。表題作もラストのためとはいえ設定が無理ありすぎる。
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待ちに待っていた澤村先生の新刊。
「ひとんち」ってタイトルがまず不穏で良い。タイトル通りの人の家や他人にまつわるバラエティ豊かな怖い話が揃っているが、怖さ的には控えめ?と思っていたら、ラスト2話が怖かった。じわじわと日常が浸食される怖さに弱い。
ラストにぶっとんだ落ちがあったのはちょっと好みでは無かったものの、「ひとんち」という短編集のラストが「じぶんち」という自分の中心に戻るセンスが好き。
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なんだろう、好きな話はすごく好きだけど、それ以外は、うーーーーん、不完全燃焼って感じかなぁ。
「夢の行き先」と「じぶんち」が不完全燃焼だなあ、それまでの内容がすごい不気味やったからちょっと拍子抜けっていうか。「ありふれた映像」「宮本くんの手」「シュマシラ」は読後に尾を引く怖さでかなり好きやった。「闇の花園」はなんか厨二くさかったなぁ…。
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連続して澤村さん作品を読む。やっぱり面白い!ホラーだけど面白い!もちろん怖くて面白いってことで。
「ひとんち」の常識は「じぶんち」の常識とずれていることがよくある。じぶんちでしか通用しない言葉や行動。そこに異形の世界に通じる扉があったなら…。
まず表題作のラストでドキリとさせられる。あと不幸の手紙や地震の予知、得体のしれない妖怪等々もりだくさんの怪異オンパレード。
デビュー作の「ぼぎわん」もすごい盛り上がりを見せている。やはりこの人の書く物には才能があふれているのだ。今回は初の短編集だがこれも映像化にうってつけか。
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・ひとんち ★★★★
結局、人間を犬やと思ってたこと!?
狂気って感じ。
・夢の行き先 ★★★★★
むっちゃ面白かった!
実際こんなんあったら、怖すぎて病むわ。
・闇の花園 ★★★
悪魔の話?
最後がダークファンタジー系?っぽく残念。
中盤まではどーなるんやろと思ってたので、最後はもっとリアルな話やと良かったのに。
・ありふれた映像 ★★★★★
ちょっとゾクゾクした。
怖いし、もっと読みたい!と思った。
・宮本くんの手 ★★★★
事故ったと聞いて、結末は予想の通り。
でも面白かった。
・シュマシラ ★★★
コレクションに興味がなかったので、始めのへんは微妙だった。
後半の動物園からは結構面白かった。
・死神 ★★★★★
むっちゃ面白かった!
水槽の中身が気になりすぎる
・じぶんち ★★★
うーん、まあまあ。
未来っぽい話で、今までとは違うのでどーも戸惑った。
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澤村氏の「人の怖さ」(ずれ?)は定番の怖さだし、でも今までの澤村氏のホラーとは一味違う作品もあって。
ホラーじゃないかも?と思う作品もあったけど。幅が広くなった。って感じかな?
買わないけど、図書館で借りるなら「アリ」です。
(澤村氏応援する意味も込めて、「ぼぎわんが、来る」を含めた「比嘉姉妹シリーズ」は、
図書館で借りて読んだ後、購入しました!(^^)! )
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ノンシリーズの短編ということでさらっと読みやすいことは確かです。でも読みやすいから軽いということではなく、因習、都市伝説、妖怪、オカルト等様々な様々な種類の怖さを堪能させてもらいました。どれもラストにふわっと映像が浮かび作者の力を思い知らされます。好みは不安定なわからなさが怖い「夢の行き先」。でも現実として地味に一番怖いのはデジタルサイネージを扱った「ありふれた映像」かも。おどろおどろしいカバー絵に続く、目次の背景と字の配置、更にはラストのモノクロ写真まで、装幀も恐怖に見事な味付けをしてくれました。
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澤村さんの“人のイヤらしさ”とか“おどろおどろしさ”の切り取り方が本当に凄いと思う。
少しズレて踏み入れたらあり得そうな世界観。
個人的には【夢の行き先】と【シュマシラ】がお気に入り。
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短篇集はやはり物足りない。ひとんちというタイトルから想像していたのとも違った。子供の頃、ひとんちは不気味だったからなあ。貧乏な家は特に。