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紙の本
文庫解説文の書評 - コミックエッセイにはコミックエッセイがよく似合う
2019/04/25 16:40
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投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
東海林さだおさんの「丸かじり」シリーズの、文庫版も39冊目。
文庫化になると楽しみなのが、巻末の「解説」。
文庫本解説なので、文庫本にしか入っていないから、オマケのはいったグリコのキャラメルみたい。
今回はたかぎなおこさんが執筆。
でも、たかぎなおこさんって誰?
「コミックエッセイ」を書いているイラストレーターさん。
デビューして16年といいますから、ご本人は謙遜してご自身のお話なんかも書かれていますが、弱肉強食、兵どもの夢のあと、のコミック界で16年も生存? してきたのですから、多くのファンがいることは間違いない。
きっとファンの皆さんは、「すごい、東海林さんの丸かじりの文庫解説なんか書いちゃったりして」とか「東海林さんのサインもらった?」とかヒートアップしていることだろう。
しかも、今回の解説ではたかぎさんの「描き下しイラスト」が2点もついているのです。
たかぎなおこファン必読の解説なのであります。
でも、「コミックエッセイ」って新しそうなジャンルみたいに思えるけど、東海林さだおさんの「丸かじり」シリーズこそ、「コミックエッセイ」の原点のような作品ではないだろうか。
調べてみると、東海林さんは漫画賞をいくつか受賞してもいますが、なんと講談社エッセイ賞を1995年に受賞していて、コミック(漫画)でも賞、エッセイでも賞、とまるでかつてのヤワラちゃんのようなフレーズになっています。
そんな「コミックエッセイ」の文庫化ですから、たかぎなおこさんの解説がよく似合います。
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