紙の本
マニュアルとして読みづらい
2019/11/23 06:20
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:りー - この投稿者のレビュー一覧を見る
これは業務デザインのための業務マニュアルだ…。職場とかにある業務マニュアルそのものと言ってもいい。すなわち読みにくい。実例を具体化しすぎていて細かすぎるし、これを活用するにはそれなりの抽象化スキルが求められるし、それなりの抽象化スキルを持つ人にはそもそもこの本自体の内容が当たり前すぎる…。帯に短し襷に長し。
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プロジェクトや新たに業務を立ち上げる時の参考人なります。今の行っているプロジェクトでもアルアルが沢山ありました。
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プロジェクト管理や組織のオペレーションを指揮する方法を紹介するもの。
IT業界の標準プロセスであるCMMやSPICEを学んだ管理者が、実践に移行する段階で読む実務本。
SPICEの知識体系に沿って、”問題地図”シリーズを手掛けた著者があるあるな問題を取り上げ、対処方法を紹介している。
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「はじめに」で述べられている、利用者目線に立っていない実例の1つ目として「マイナンバー制度」が挙げられていてグッと来る。読みたかった内容ではなかったけれど、実践的で細かい内容なので同じようなシチュエーションのときに役立ちそう。「職種別「いまからできる」アプローチ」の「開発系ITエンジニアのあなたへ」は即使えそうなことがまとめられていて会社のホワイトボードに貼り出したいくらい。
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業務を始まりのゼロから設計する手順について書かれてある。既に回ってる業務設計を見直すケースではさらに難しくなる。様々な部門が一連の業務フローに関わってくるため、目的を一つにまとめるのはリーダーシップが必要。デザイン思考とはこういうこと。
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業務デザインの手順が網羅されている。新しい事業や業務を始める際の業務設計だけでなく、今の業務の可視化や見直しにも使えると思う。
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インシデントの対応にナレッジマネジメント。
新しい価値を生み出すというわかりやすさから縁遠いこれらの業務は「流し」でやってしまうことが少なくない。
本書ではそういった「重要だが緊急ではない」領域を含め、業務をいかにデザインするかが網羅的に紹介されている。
ただの方法論の紹介ではなく、陥りやすいアンチパターンについても言及されており実用的。
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業務改善や新しい業務を考えるにあたって、
企画だけでなくその運営までをトータルで
検討しないといけないことを整理してくれています。
全てを抜け・漏れなく限られた時間で実施するのは、
正直難しいなあとは思いましたが、とはいえ何をやって
何をやらないの整理をするための全量把握には充分かと
思いました。
【勉強になったこと】
・仕事の5要素
①目的、②インプット、③アウトプット
④関係者、⑤効率
・変更管理のモデルフロー
①変更要求の起案
②変更要求の受付・登録
③変更の評価
④変更許可
⑤変更作業の準備
⑥変更実施
⑦変更のレビュー
⑧クローズ
・コミュニケーション設計のポイント
To whom:誰に
Where:どんな機会をとらえて
What:何を発信し
How:どう行動して欲しいか?
・カスタマージャーニーマップ
認知・関心 → 情報収集 → 比較 →
検討 → 購入 → リピート → 拡散
・期待値コントロール
①リソースの把握
②サービスレベルの設定
③やらないことの明示
・業務の棚卸における4つの観点
強化、効率化、現状維持、縮小・廃止
・業務デザイナーに向く人の特性
①俯瞰的に見ることが出来る
②新しモノ好き(知識・技術)
③発想好き
④めんどうくさがり屋
⑤見えないものに意味を見出すのが好き
⑥仕事を楽にするための苦労をいとわない
⑦情報発信が好き
⑧他人の成長に喜びを感じることが出来る
⑨トライ&エラーが好き
⑩失敗も肯定的に捉えられる
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上司から勧められて読みました。
業務の整理の仕方についていくつかの視点で書かれているので、業務効率化を進める上でとても参考になると思います。
具体的な例も多く書かれているのでとてもわかりやすいです。