考えることの大切さとお金よりも信用を貯めよ
2019/07/21 16:29
17人中、14人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:UMA1001 - この投稿者のレビュー一覧を見る
・「解を問う」のが20世紀の教育だったならば、「問いを問う」のが21世紀の教育
・知識はお金にならないが、コストを下げることはできる
・情報量が増えれば増えるほど人は思考しなくなる、一定時間情報を遮断し、思考の割合をふやすべき
・考えるとは頭を使うことではなく、概念の海に意識を漂わせ、情報と知識を分離・結合させ、整理する行為
・効率的に仕事ができる人は、本質を考え抜き、たった一つのことを行うという効果的なことを実行し、結果的に効率性をもたらしている
・価値観は時間軸を広げてみるといかようにも変わる、問題を解決したければ一度立ち止まり、まずは対象から距離を置くこと
・考える目的は「代替案を出すこと」「具体案を出すこと」「全体像を明らかにすること」「本質を見抜くこと」
・アイディアがある人は悩まない、代替案を持っている人は安心して余裕を持って生活できるということ
・正論を振りかざしてもそれだけでは社会は変わらない、問題の核心を突き、同時に実現可能な具体案を出す必要がある
・本質を考える人は文字やアルファベットごとの意味を知っている
bは存在や肯定、向上、成長などを意味し、dは欠乏や否定を表す
・本質とは「普遍性(応用がきくこと)」「不変性(時がたっても変わらないこと)」「単純性(シンプルであること)」
・「お金」よりも「信用」を貯めよ
・「縁」は「円」より強し
・価値=(専門性+正確性+親和性)/利己心
・時間の断捨離が大切、買える時間はどんどん買い、非効率な時間をどんどん捨てる
・企業にとってのコストの7割はコミュニケーションコストで、純粋は生産コストは3割くらいしかない
・会社組織に属する場合で、もっとも重視されるのは学歴やスキルではなく、「一緒に働きたいか?」という一点に集約される
・「できる、できない」で選択するのではなく、「やりたいこと」を優先すべき、人は好きなことをやっている時がもっとも集中し、スキルも上がる
・努力して成果を挙げる能力より、最小限の力で効率的に成果を挙げる「コスパ力」が求められている、今後はいまあるものでまんぞくする「期待値コントロール力」が主流の時代となる
アタマの使いどころが大事です!
2021/09/15 17:47
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:IGBS - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルに惹かれて、北欧的な余裕のある豊かな生活とはを説いていくのかと思ったがちょっと違った
違ったから悪いというわけではなく、要は頭を使って生産性をあげる。解く前に考えようということだとまずは理解
お金の本質は信用であり、IT技術によりそれはコミュニティなど本質に回帰する
まわりの目に見える人々としあわせになる、その中で自分がどのような役割を担えるのか、、考えるきっかけをいただいた
4人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぱーぷる - この投稿者のレビュー一覧を見る
1日3時間だけ働いて穏やかに暮らすというタイトルに惹かれて読んでみました。しかし、私には少し内容が難しかったです。
ちょっと肩透かし
2019/10/14 22:22
13人中、13人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:obiwan0623 - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルに惹かれて購入。
著者自身は、1日3時間だけ働いて以前より能率が上がっているとのことだが、肝心の読者どある我々が3時間だけで済むようにするための具体的な解は記載されていなかったように思う。
サラダ油は摂取せず、良質のゴマ油やオリーブオイルを摂っているというくだりが何度か出てくる。
「なんか、違う方向に話が行ってしまっているような気がする」というモヤモヤした、消化不良な印象を抱きながら、読了。
スッキリしない、
4人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
言いたいことは分かりました。要するにAIに頼って、人生楽しながら楽しく生きようよということでしょうか?
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自分・環境を整えて、真に考えるを行う。
現状を見て過去に学び、しくみを新たにして未来を生み出す。
産業はモノから関係へ。
鮮やかに未来を描き、これからに向けて具体的な指針も示した一冊。
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タイトルそのまま信じて読むと面食らうよ。(本を売るためにつけたタイトル名でしょう)
今後の未来を生きる為の思考法を書いてると思うが、抽象論だからかとっつきにくい。
だけどなんか惹かれるし、的を得た主張だと思う(過去の著者の本はほとんど読んで知ってるのでそう思うのかもしれないが)。
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働かないで遊んで暮らす
社会復帰したくなるが、耐える
やりたいことを始める、続くものを続ける
続いたものを組み合わせて、仕事にしていく
価値と信用を生み出すゲームが、ビジネス
横を串刺しして自在に展開していける、
自分の深掘りした、狭い、いくつかの、
個性・天才性において、
突出する
→本当に楽しいし、やりたいことだし、役立っている状態へ
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タイトルからのイメージとは少し異なる内容だった。
要点
1)テクノロジーの進歩でライフスタイルが変わっていき、多くの人間が短時間働いて残りを自分のための活動に費やすことになる。
2)新しい時代に効率よりも重宝される、文脈や思想を身につけるための指南
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1)テクノロジーの進歩でライフスタイルが変わっていき、多くの人間が短時間働いて残りを自分のための活動に費やすことになる
自分の中でこんな世の中になったらいいなと思っていたことがわかりやすく言葉にされていた。
・信用で結ばれたコミュニティ内ではお金のやりとりしない
・コミュニティ外とのやりとりはお金を使う
と2構造になる、という。
「むしろ恐ろしいのは、本格化するであろう超記帳主義社会の到来である。
ブロックチェーンがもたらす完全記帳経済は、やがて貨幣そのものを駆逐するだろう。個別の取引と信用がガラス張りとなる世界ではもはや、貨幣という数字にわざわざ入れ替えて取引する必要がない。しかしそこで人びとは、監視と社会的倫理に怯えながら資本主義社会を懐かしがることになる。
その後、超記帳主義社会は記帳ブロックのクラッシュによって終焉となるだろう。それでも人びとは資本主義に戻らず、次の世界を選ぶ。それが信用主義だ。」
「タテ社会ではお金が重視されるが、ヨコ社会では常に信用や文脈が重視される。
お金(数字)という言語は、衣(医)食住を満たす領域で有効だった。なぜならそれらは必需品であり、一つひとつの製品・サービスに独自性を求められないからだ。
しかし経済が進み、人びとがつながりや承認欲求といった社会的欲求を求めるようになると、お金ではその欲求が満たせなくなる。それよりもこれまで述べたとおり、文脈が求められるようになるのだ。
特にヨコ社会のやりとりでは信用がお金を駆逐する。コミュニティの中ではなく、コミュニティとコミュニティの間でやりとりされる(価値観の違う人とのコミュニケーションに使う)のがお金なのである。
(略)コミュニティの中ではお金の代わりにシェアや貸し借りなど、信用を中心とした経済システムが有効に働く。そしてお金を使わないということは、「文脈の毀損」を防ぐことが出来、健康的で心地の良い生活が送れる。それが、コミュニティが貨幣経済に関する問題の解決策となる理由である。」
「21世紀、人がお金をかけるのは、プラスのピアエフェクト(好影響)を与えてくれる人材を側に置くことだ。おそらくあと10年以内で人々が一番お金を払う対象は「臨在(仏教用語で優れた人のそばにいることを指す)」になる。(略)関係こそが健康と幸福のすべてだと気づくからだ。
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2)新しい時代に効率よりも重宝される、文脈や思想を身につけるための指南
「価値観とは時空を超えて物事を捉えることでいかようにも変わるものであることを示している。
時間軸とは、過去や未来、空間とは自分以外の社会、文化、国のことだ。時空間を広げて見せることで、今ここにいる自分にとって重要な問題が問題ではなくなる。
問題を解決したければ一度立ち止まり、まずは対象から距離を置くことである。」
例)
A もう限界だ、死にたいです
B そうか、辛いことがあったんだな。ちなみに君は腕立て伏せを20回できるか?
A え?いや、多分できません
B そうか。では、君はヤギを20匹飼っているか?
A いえ
B そうか。でもな、世界には腕立て伏せが20回できないと死ぬほど恥ずかしい地域がある。(略)モンゴルやインドの田舎に行ったらそんなことは大した問題ではなくなるかもしれない
「複数の選択肢がある人は一つの案に執着しないから幸せでいられる。幸福が人間の目的なら、真の知性とは、囚われない心をもつ力である。」
「空間軸に関しても、ここをどれだけ広く取るかでより対象を俯瞰できる。
空間軸うぃ広げる時に多用するのは、海外の事例である。
たとえば結婚制度について考察したいのであれば、先進国の、たとえばフランスの多様なパートナー制度の動向を抑えない訳にはいかないだろうし、日本での最大の課題になりつつある孤独の問題については、2018年にイギリスに新設された孤独担当大臣の取り組みを調べておく必要がある。」
「論理的に導かれた結果は、あくまでも”判断を助ける道具”として扱わねばならない。知性の活動は、論理学や数学と行った厳密な科学の領域を離れ、最も広い意味での芸術の領域に入る。ここでいる芸術とは、数え切れないほどの事象や関係の中から、決定的に重要なものを、判断力を働かせて見つけ出す技能である。言うまでもなく、この判断力には、すべての力や関係を本能的に比較する能力が含まれている。同時にそれは、関連性の低いものや重要性の低いものを即座にわきへ押しやり、演繹法では到底不可能な速さで当面の最重要課題を認識するのである」
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何だかよーわからんがとにかくカッコよく聞こえる単語を組み合わせて、ねちねちと現状分析・現状肯定を繰り返すだけで、何の将来像も示さずに、安全なところから無難な意見に終始する弱腰な著者が多い中、大胆な未来予想図を示した著者に敬意を払いたい。
どっかのビジネス本で読んだことがある知見も多いが、著者がじっくり「思考」することで得た意見は、なんとも無視できない魅力をはなっている。
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高い目線で物事の本質を考える事を推奨されている。
本質を見極めるのは、生産性に直結する。
本質的かどうかの要素を3つにまとめてあるので、チェックリスト代わりに使って行きたい。
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<目次>
第1章 思考力はAIを凌ぐ武器になる
第2章 短時間で成果を出す思考の技法
第3章 2020年から先の世界を生き抜く方法を考える
<内容>
タイトルに惑わされたが、「1日3時間働くためのテクニック」の本ではなく、「1日3時間働けば済むように考える思考法」の本。
優秀な人は結構同じことを言っていて、著者も、今後の世界では「カネ」ではなく、「信頼」が人の価値を決める。そこではゆるい人のネットワークが作られ、「関係」「信用」「縁」によって、世界は動いていく。したがって、今の会社でのなにも身につかない働き方を辞め、労働力だけを金に換える生活から、いろいろな人に頼られる「技術」「人柄」「健康」(これを言っているのはこの人だけだね)「スキル」などの「強み」を持つ必要がある。それを身につけるために、20代は頑張りなさい!と言っている。
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タイトルは釣り気味の本だけど、中身は割と為になる内容。「思考」することは意識を自在にコントロールすることで、自由を手に入れること。っていうテーマを軸にそれこそパッチワークのように多ジャンルの話題が展開される。妄想と論理をつなぐ方法と合わせて読むとより面白いかも。後半の2020年以降の未来予測だけでも楽しい。
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アインシュタイン あらゆる問題はそれが起こったことと同じ次元で解決することはできない
情報量が増えれば増えるほど人は思考しなくなる
情報の洪水から逃れたいなら、一定期間、情報を遮断すること
考えるとは、概念の海に意識を漂わせ、情報と知識を分離・結合させ、整理する行為
メタ思考とは具体的に言えば、対象を一度抽象化して本質に迫り、再度各論に落とす思考のこと
AIは計算を行うことはできるが、思考はしない
アインシュタイン 我々の直面する問題は、それを作ったときと同じ考えのレベルで解決することはできない
思考バイアスとは固定観念、信念、価値観、思想、偏見とも言いかえられる
問題を解決したければ一度立ち止まり、まずは対象から距離を置くこと
前提を疑う、それが考えること
考える目的 代替案を出すこと、具体案を出すこと、全体像を明らかにすること、本質を見抜くこと
真の知性とは、とらわれない心を持つ力である
思考力を鍛えるには、考える、書く、話す
良質な油 ココナッツオイル、亜麻仁油、オメガ3を含む油、エクストラヴァージンオイル
意識を整える一番簡単な方法は呼吸の仕方 ハタ呼吸
健康こそ時間を生み出す原資になる
個人に帰属する数字は時間しかない
モンテッソーリ教育、シュナイダー教育
人間の不幸には2種類ある 自分に降りかかる不幸ともうひとつは他人に降りかかる幸福
SNSはこの2番目の不幸を誘う、のでSNSをやめる
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タイトルにひかれて読んでみたのだが、読んでる最中に本のタイトルを見間違えたのかと思って確認するくらい想像していた内容と違った。