北風侍寒九郎 津軽宿命剣 書き下ろし長編時代小説 みんなのレビュー

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投稿者：satonoaki　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

周りに温かい心を寄せてくれる人がいない…そんな話かと思っていました。
確かに、苦労しています。
けれども、何かと優しい眼差しが寄せられていることにホッとします。
それでまた強い子にいじめられることもあるのですが、寒九郎は自分の歩む道を切り拓いていきそうです。
津軽藩でいったい何が起きていたのか、両親はどうして死なないといけなかったのか、祖父はどこかで生きているのか…お話は、まだ始まったばかり！

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投稿者：ナミ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

津軽藩内の陰謀に挑むことを運命づけられた少年：寒九郎の壮大な物語の導入部です。陰謀絡みで殺されたらしい両親の遺言は、寒九郎の祖父である谺仙之助を捜せだったが、その谺仙之助も不審の死を遂げたことになっている。と言うことで、謎だらけの壮大な物語の導入部でありまだ評価は定かではないが、どっしりとした風格のある文体、展開には好感が持てた。架空戦記物に特化した著者と理解していたが、既に壮大な時代劇物を２シリーズも著していたとは驚きでした。
＜蛇足＞　一応、新シリーズ第一弾となってるが、７８歳位という著者の年齢を考えると、完結するのかが心配になって来る。ン？余計なお世話。何と調べたら、２作目が９月２６日に発刊予定になってるではないか。

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投稿者：エンジェル　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

早く次作が読みたいと思わせる作品でした。気楽に読めるので、電車の中で読むには、ちょうど良い作品だと思います。