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舞踏会へ向かう三人の農夫(河出文庫)上下巻セット みんなのレビュー
- リチャード・パワーズ (著), 柴田元幸 (訳)
- 税込価格:2,200円(20pt)
- 出版社:河出書房新社
- 発売日:2018/07/06
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- 商品タイプ:セット商品
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紙の本
ポストモダン文学を代表するアメリカの作家リチャード・パワーズ氏のデビュー作で大傑作です!
2020/06/08 10:04
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、アメリカの作家リチャード・パワーズ氏によって著されたデビュー作です。彼は、現在、ポストモダン文学において最も注目されている作家の一人です。同書は、表紙の写真がすべてを物がっているとも言える内容です。時代は1914年、ドイツの田舎道を三人の男が歩いていました。ひとりは生真面目、ひとりは皮肉屋、残るひとりはぶっきらぼうな顔をしています。そして、この三人を通して20世紀を駆け巡る壮大な歴史ミステリーが始まるのです。時代や国を超えた三つの視点で物語が進みます。現代のアメリカでこの写真に興味を持った「私」が、著者に代わって近代の歴史を語る物語なのです。ぜひ、一度、読んでみてください。
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