紙の本
わかりやすい
2019/05/23 11:19
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投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
これからの時代を生きていくヒントになりそうなことが、わかりやすく説明してくれています。ズレを自覚したいです。
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【文春オンラインで人気の著者が斬る!】全てにおいて間違った認識〈ズレ〉が上手く行かない理由。これからの時代に必要とされる人材となり納得の人生を送るための必読書。
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人口減少の局面にあって、日本経済がバブルを再びなどという経済環境には二度とならないのがわかっている現状で、やはり求められているのは、「右肩下がり」という下り坂に見合った立ち居振る舞いのできる社会人であると思います。
技術的には、解説書は入門書が書店に並んでベストセラーになるころには、すでにそういう手法は時代遅れになってしまっている、というこそすらありえるのです
想定外のことはありつつも、最初に可能な限り仕事の見積もりを立てておき、誰にどのくらいの仕事量が振られれば相応の品質で完成するのか見極める、というのがリーダーの大事な作業だというわけです
死んだ魚のような目になっている
ちょっとして鮮魚の目
炎上案件の鎮火
1 そもそも自分たちは何をしたかったのかというテーマの確認
2 燃えているけど、このプロジェクトはどうしても完成させなければならないのかの意思決定
3 そのうえで、追加のリソースはそのくらい確保できているかという見積もり
4 今回はとりあえずこれを作るけど、将来この先に何かやるべきことはあるかという拡張性の有無の合意
頭がいいはずの人たちの組織が、往々にして頭の悪い決定を下すのも、知らないこと、分からないことに対して、「自分は無知である」という謙虚さを欠くからではないでしょうか
間違った努力を強いる組織はやりかたに疑問を覚える後もな人から去っていき、努力することが目的になる人達だけの集団になってしまう
間違った努力をしないためには、なるだけ明確で合理的な目標と、それを実現するための方法論を考える必要があります。
組織のトップは「自分のしたいことは何か」とか「この組織は何を実現したいと自分で思っているのか」を整理できていないことが多いのです
先を見据え、その将来のために我慢し、悩み、考え抜いているからこそ人生なのだ、と自信をもって言えることが人間なのだと思いませんか
理想も幻想も失われたそれぞれの人生を物語として紡いでいく時代となった割に、人間として生きるための確たる規範を求めがちで、しかしそれが示されずに漂流する現代日本人みたいなものが常態化しているのかもしれません。
右肩上がりからの脱却と下り坂を見据えた秩序ある撤退
俺も我慢した。だから今の若い世代たちも我慢すべきという論法が日本社会全体を覆っているような気がする
本来ならば、「自分達が味わったような苦労を若者にさせたくない」と思うのが尊敬される老人像だと思うですけれで、実際には見事に逆のことが起きているかもしれません
沈むタイタニックで椅子を並び替える作業に意味があるのか
信頼できる友人はなかなかできない
社会的に許されることの許容量が減っている
活発に意見を交わせと言ったが、好き放題に文句を言えとは誰も言っていない
そういう好きでもない人でも肩を寄せ合って満員電車に乗って暮らしているのが人生なのだから、多少心理的なテリトリーに踏み込まれても半���いで忘れてあげる、いちいち問題にしないというのが生活上のマナーだと思うのです
世の中には、やはりすぐには解決しなくていい問題ってのがあるはずなんですけど
しなくてもいいことをしないことが一番台じゃないんか
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30-40代が世の中の課題を引き受ける構図になっている中、女性には働き方の、オッサンには社会的地位の低下、という難問が押し寄せているわけでありまして、その中で自分の軸をどう据えて行くかを、独特の言い回しで提起しておられます。
実際10年前に今が想像できたかというと、全然そんなことはないのですが、休日に子連れでバスに乗ると同じく子連れ、又はシルバーパスの恩恵を受けているであろうお年寄りがほとんどを占めているのが実態でありまして、子連れも両親が30代半ばの私よりも結構上なのでは?という光景も目にするんですよね。
このまま10年みんな歳をとると、どうなってしまうのかなんてのは僕も結構日頃から頭によぎることでして、社会構造上なかなか避けられない課題もあるように思うのですが、(共働き、育児など直撃してますが)
そんなことより自分の人生を一生懸命生きる、家族に愛情を注ぐ、余裕がもしあれば世の中にも還元する、なんてのがシンプルながらにいい生き方なんだという結論になるのではないかとこの本を読んで感じた次第です。
書いてある内容は筋が通っているし、共感できました。
文章の癖は普段から隊長のSNSを見てないとちょっと驚くかも。
あと、初芝の記事は書籍でぜひ読みたかった。
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文体とは思考の全裸化であり、生き方だ。山本一郎さんの語り口は読み手に「思い当たる節」を想起させながら、その論理性で窒息してしまいそうな文章によって、やがて私たちは老いて死ぬのだという諦観を超えて、生きるという綺麗事を真っ直ぐに書く。浪漫はない、軸なきこの時代の身の処し方がある。
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普通の人が普通にかんがえてること、感じてることをそのままダイレクトに表現した形の文章が多々。生き方を見直すきっかけがあるかどうかは別として、肌感覚的にはただしく認識できる内容なが詰め込まれていた。
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ただの連載の寄せ集めで、タイトルと中身はずれているが、普通におもしろい。さすがやまもといちろうという感じ。
P38 よくあるケースが、経営者の思い付きでPrjが始まったケース。いきなり仕事が降ってきてプレイボールとなるわけですが、なにが嫌だって、意思決定者である経営者がなんとなく漠然と思いついたことを部下に「やれ」と言い出すことが出発点で、その経営者がどんなイメージで「やれ」と言っているのかさっぱりわからないままPrjがスタートしてしまうのが本当にいやです。
P76 実際には、美人でも美男子でもない大多数が、若さすらも失い、たいしたことのない人生を送る。人生はその暇つぶしとして過ぎていくのが現実です。
P169 もちろん見た目がブサメンだ、不潔だ、太ってる、ハゲが嫌い、服のセンスがないなどなど、外見の問題もあるでしょうし、人の話をきかない、変な趣味をもっている、ハゲが嫌い、話し方がきもい、ハゲが嫌いなどいろいろ内面を思わせるものもあるでしょう。
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文春オンラインでの連載を一冊にまとめて「仕事も結婚も人生も、パフォーマンスを上げる自己改革」という謳い文句で出された本。
仕事観のズレ、人生観のズレ、企業観のズレ、世代観のズレ、結婚観のズレ、時代観のズレという6章から構成されている。
それぞれ書かれていることは尤もな話で、それを山本一郎風味に仕上げて面白い読み物風にしている。
まあでも今更だよなあ、という感想になってしまう。
連載当時に読めばそれなりに新鮮な風味を楽しんで、そうそうなんて共感してしまうのだろうけど。
まあ、確かに年を取れば考えは硬直してくるし、長年のリーマン生活で定年後に声が掛かるなんて一握りだし、おっさんはキモいし、企業は体育会は淘汰されようとしているし、プロジェクトは頓挫のカタチがあるし、まあ良く生きるって難しいよねという話し。
もはや聞き飽きた。
自己改革は一生を通じてやっていくもの、自分の幸せとは?それをよくよく考えながら、その幸せを実現する方向に一歩でも近づけるように自分を見つめて生きていきましょう、ってことなんだけど。
繰り返すけど今更なんだよね。
どんなにドツボに落ちている人生落伍者だって、何も考え無しにそうなって居る訳じゃ無いと思うんだけど、まあ良いか。
とりあえず山本一郎の書籍を手に取ることはもう無いかな。
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文春オンラインやYahoo!ニュースでたまに読む著者の文章が好きだったので購読。期待どおりでした。
さすがコンサルタントとして様々な人と関わっているからか、前半は何とも心に響く、勉強になったとも言える内容。リーダー論とか、我慢の定義とか。後半は期待していたエッセイのような感じで、楽しく読めました。
今後自身の世の中との接し方が変わるときに、再読する価値アリかなと。
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「儲かっているときに社員を甘やかす会社は儲からなくなるとまず社員の労働間をシメることでコストダウンを図り始めるのは常識と言える。」という文章が印象的でした。
本書の著者の本を始めて読みました。文章は独特ですが、人間の考え方の違いなどに気づけるきっかけになると思います。