電子書籍
ずんずん進む
2020/04/24 21:01
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆきき - この投稿者のレビュー一覧を見る
話がずんずん進んでいくので、読み進めていく手が止まらない。さすが海堂尊作品だ、と言わざるを得ない面白さ。
紙の本
一見軽く、でも実は。
2020/09/26 20:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る
そういえばふるさと創生事業ってありました!時の竹下内閣が、全国の自治体にそれぞれ1億円をばらまくという、今から思えばまさかの景気の本当にいい時代。この本は、それを元手に作られた黄金の地球儀を強奪しようという話。軽い話と途中まで油断して読んでいると、終盤は予想外の展開。あっと驚くとまではいきませんが、油断していると置いていかれるストーリーと思いました。ただ、もう少し主人公周りのエピソードに広がりがあれば良かったかなぁと思い、そういう意味では軽い話なのかなぁと感じました。
投稿元:
レビューを見る
「まさか。偶然だよ。」
この言葉をどこまで信じて良いのか。
全て仕組まれたことだったのかも。
ブラックペアンと同じようなトーンかと思ったら、
おちゃらけた感じだったかな。
瑞人や小夜の名前が懐かしい。繋がってるじゃないか。
投稿元:
レビューを見る
以前は「夢見る黄金地球儀」というタイトルで別の出版社から発行されていた小説。
軽すぎるドタバタ劇的なお話だが、解説でこの小説が書かれた背景を知って、なるほどと思わず納得した。
力作とは言えないものの、軽く読めるエンターテイメント小説。
投稿元:
レビューを見る
創元推理文庫から出ている「夢見る黄金地球儀」(2007)のレビュー。
該当作品が検索しても出てこないのでここで。
加筆修正された「黄金地球儀2013」とは細部に違いはあるかもしれない。
-----
・内容が薄い。というか意味がわからない。
・キャラがブレブレのため、行動が唐突で意味不明。
読んでいてとてもストレスだった。
なんでジハード・ダイハードとかカッコよく言っているけど、大義もなく犯罪を犯すことになり、それを実行に移すのも意味不明。
一番謎なのはこの話の中心になる黄金。
地球儀で黄金を使ったのは日本部分と北極点につけた桜の花びらだけ、それ以外の土台部分は中空のアルミ合金のはず。
それなのに、盗み出した主人公も中空になってる中身を削っているし、主人公の親父も中身を削って黄金の一部を盗んだって言っている。市役所の役人も削った金を他の財源に当てているという話になっている。
わたしが読み間違えているのか??と見直したけど、やっぱりそうとしか捉えられない。
一番大事な部分で引っかかってしまってイライラするし、辻褄が合わない作品を楽しむことはできない。
最後のアイのくだりも、思わせぶりにしたつもりだろうけど続きを読みたくなるような伏線がないから謎な終わり方に思う。
ドラマみたいなシーン=見せ場をところどころ作り出してるけど、そういうシーンが生きるのは根底の土台がしっかりしてこそ。
ストーリーもチグハグ、キャラもブレブレでは、そういうシーンもしらけるだけ。
事情があって読み切らないといけなかったから読んだけど、時間の無駄だったなというのが本音。
もう海堂尊作品は読まなくていいな。
投稿元:
レビューを見る
海堂作品好きで読んでる方だが、なかなか読み進められず少し辛かった。コメディ感が前面に出ていてそれに乗り切れず序盤がしんどい。最終的にはそこそこ楽しめたが、解説者が賞賛し過ぎてて興醒め。コメディ路線とは言え、主人公は一億円の金塊を盗むのに仕事がザルすぎる。後のバチスタシリーズのネタバレがさらっと書かれており、この頃から桜宮サーガの大枠は作られていたのかと驚いた。
あとがきで著者がよく話しておられ、あぁこの人が白鳥の生みの親なのが納得できると思うほど饒舌な方だった。