iレイチェル~The After Wife~ みんなのレビュー
- キャス・ハンター(著), 芹澤恵(訳)
- 税込価格:1,210円(11pt)
- 出版社:小学館
- ブラウザ
- iOS
- Android
- Win
- Mac
- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
2 件中 1 件~ 2 件を表示 |
最後、ちょっと泣かされました
2024/02/20 01:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:yukiちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
アンドロイド、もしくはロボットと(今ならAIか)の、愛情や感情のやり取りに関するSFは昔からあったが、すぐに思いつくのは、タニス・リーの「銀色の恋人」や、エイミー・トムスン「ヴァーチャルガール」くらいか。
あと、最近読んだ。山田悠介の「僕はロボット越しの君に恋をする」なんてのもあった。
テーマは違うが、山口優の「星霊の艦隊」シリーズや、鷹見一幸の「宇宙軍士官学校」シリーズなんかにも、それらしい描写はあったと思う。
ただ、本書のiレイチェルはちと違う。
人間になれない悲しさよりも、人間以上の感情を得てしまったAIの悲しさが伝わってくる。
多分、ラストで泣かせにくるだろうなと思いつつ、クロエとエイダンが、iレイチェルに対して最後に示した態度に涙してしまった。作者の思惑にはまってしまって悔しいと思う自分がいる。
SF作家の引き出しも、なかなか数が多いということか。
2 件中 1 件~ 2 件を表示 |