紙の本
凍結捜査
2019/11/13 12:28
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投稿者:kon - この投稿者のレビュー一覧を見る
神谷と凛のストーリーです。なかなか次に進みませんがこの距離感がいいのですね。最後は意味深ですね。今後はどう展開するのでしょうか。さすが函館の描写は見事です。実際を詳細に描いています。また、いろいろな食事場面はいいですね。
紙の本
函館を思い出しながら
2024/04/25 19:43
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投稿者:くり坊 - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズもののようだが、特に関係なく本書だけで充分楽しめた。もちろん、他のシリーズを順に読んでいけば、より楽しめるかもしれないが。2つの殺人が絡むが、関連性の有無や、捜査陣の人間関係などが絡まり、作品全体の厚みを増している。登場人物の今後も楽しみであり、少しずつ他のシリーズ作品も読みたくなったし、本書を反芻するためにも、久々に反芻しに函館方面に行きたくなった。
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作中で発生する事件は不明点が多く、作中の捜査も難航してしまうが…時間を経てドンドンと意外な展開になり、頁を繰る手が停まらなくなってしまう。休む前、深夜、早朝と、続きが気になるので、枕元に置いてあっという間に読了に至ってしまった…
本作『凍結捜査』はシリーズの作品ではある。が、警察庁による特命班の仕事を通じて知り合った各地の刑事達が登場して、その事案への言及や、互いに話し合うことや、その時の誼で協力を要請するような場面は在るが、特段に“シリーズ”を意識せずに愉しく読み進めることが出来る。
函館の大沼で発見された男性の遺体。その男性に因縁の在る女性の失踪。季節が巡って東京のホテルで件の女性の遺体が発見。2つの事件の交差する先は?というような物語だ。
物語の性質上、これ以上の詳細は避けたいが、“ロシア”というような事柄も出て来て、東京の神谷刑事が札幌や福岡に飛ぶ場面も面白い…序に、この作者はさり気なく“他シリーズ”の主要人物を作中に登場させるのだが、犯罪被害者支援課が一寸登場してみる場面も在る…
出たばかりの文庫本でなかなかヒットしているようだが…愉しいので御薦めだ!
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シリーズもののため購入。
堂場さんの本に出てくる刑事は食に関するコメントがうるさくなりがちなのはなんでだろ?
物語としては面白かったです!
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「検証捜査」から続くシリーズ。
多分、この「凍結捜査」で「検証捜査」のメンバー全員が主役となったので、これで完結するはず。
今作の主役は唯一の女性だった凛。札幌の本部から函館中央署に異動になり、その冬、大沼公園で後頭部を2発、拳銃で撃たれた遺体が見つかる。その被害者が札幌時代に凛が手掛けた暴行事件の加害者であったことから、凛は捜査本部とは別に捜査にのめり込んでいく。
思うように、捜査が進まないまま、約半年後。今度は神谷のいる都内で同じような射殺体が見つかる。
この被害者こそが、暴行事件の被害者であり、函館の事件後、行方不明になっていた女性であることから、事件が複雑に絡み合っていく。
北海道が舞台と言うことで、ありがちなロシア・マフィア絡み。そこに行きつくまでに、結構時間がかかるけど、「やはりそうなるか…」と思ってしまった。
そうなってくると、佐々木譲の重厚な小説のイメージがちらついてしまい、思わず比べてしまう。やはり、北海道の警察物は佐々木譲の方が面白いので、物足りなさも感じつつ、物語はシリーズ自体の締めくくりに…
このシリーズは、それぞれのメンバーが地元に戻った後も捜査に協力したり、いい関係性を描いてきたのが、一番の面白さ。今作でも、それぞれの名前が出て来たし、今後のメンバーの様子も読んでみたいと思うけど、これで1周したので、一旦は終了なのかな…
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捜査シリーズ第4弾。
「検証捜査」でチームを組んだメンバーが順番に主役を務めるこのシリーズ、トリは北海道警(現在は函館中央署勤務)の保井凛。
今作は、警察小説+恋愛小説の感がある。このシリーズの主人公ともいえる警視庁神谷刑事は、いつのまにか凛のマンションの部屋のカギを持つ仲となっている。
函館で起きた殺人事件に続き、東京でも同様な手口の事件が起きる。神谷と凛は、時には同行し、時にはそれぞれ単独で、互いを思いやりながら、捜査を進める。
二人の今後についても示唆するようなエンディングも用意されている。
また、捜査活動中にそこかしこで食事のシーンもあり、今作のひとつの特徴となっている(北海道でのメニューなど思わず食欲をそそる)。
さらに、神谷の捜査活動での相棒への辛辣な評価も、閑話休題的に面白い。
「寝ることと飯を食うこと、それに天気の心配しかしていないようでは、刑事どころか、人間失格だと思うが」とか、「こういうどうしようもない奴がいる―所轄で大した成績も残していないのに、なぜか本部の捜査一課に異動してくる人間が」など。
実際の現場でも、”あるある”の出来事だろう(笑)。
終盤で、「検証捜査」で取りまとめ役だった警察庁の永井理事官が、ICPOへ出向する話が出てくる。このシリーズも、国際的になっていくのだろうか。
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「検証捜査」の続きとのこと。
警視庁の刑事と道警の女性刑事が遠距離恋愛しつつ、ロシア絡みの殺人事件を追うお話。
女性刑事の女性側に立ち過ぎている視点とか、警視庁の刑事のだらしない感じとか・・・他登場人物が何かしら隠してる様子がスッキリしない一冊。
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検証捜査でチームを組んだそれぞれが主人公を飾る、シリーズ5作目。冬の北海道と梅雨の東京で起きた殺人事件が、実は根っこで繋がっていた。それを恋愛関係にある神谷と凛が2人で一緒に捜査する展開。2人の微妙な恋愛感情も絡まっていて、事件・2人の関係と倍楽しめた。
このシリーズには、先のチームで一緒だったメンバーも少しずつ捜査に協力してくれるけど、それぞれのメンバーのその後の変化も知ることができるのが楽しい。
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11月-16。3.5点。
検証捜査シリーズ。函館で男性が後頭部から2発銃撃され死亡。被害者は以前婦女暴行の疑いが。
婦女暴行の被害者が、同日に行方不明に。
単純に思われた事件が、ロシア絡みの複雑な事件に。
読みやすくスピード感あり。
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作者の術中にハマったような気がする。事件そのものはモヤモヤしっぱなしで終わったが逆にそれが現実的な感じがして良かった。レギュラー陣の今後に期待。ただキーワードの『ロシア』に気がつくのになぜこんなに時間がかかってしまったのかは疑問。
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読んでいて段々と前作を思い出してきた。起承転結しっかりしていて単純でもなく複雑すぎることもない。ちょうど良いバランス。次回作への伏線ありありなので期待したい。2人の関係にも注目。
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北海道大沼で雪の中から、平田の射殺体が発見された。函館中央署の保井凛は、平田に暴行されたと被害届が出ていたことを思い出す。早速、被害者の珠希を訪ねると、姿を晦ましていた。進展なく迎えた初夏、東京で女の射殺体が発見される。凛は、警視庁の神谷と捜査を進めていくが…。連続殺人の狙いは金か怨恨か?巧妙に計画された重大犯罪に熱き刑事魂の捜査チームが挑む。
前作の「時限捜査」よりは、はるかにましだった。これでシリーズ完結かな。
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このシリーズの中ではこの作品はイマイチ。
なんかうだうだグズグズしてるシーンが長くて
イマイチ緊張感がないというかドキドキワクワクがなかった。
凛があまり好きじゃないかも
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実行犯逮捕までは至らなかったが、次の展開が楽しみな終わり方でした。
次号の共謀捜査がすぐに読みたくなりました。
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このシリーズを読んだことがないまま読み始めたが、緊迫感のある事件から始まり、想像以上の結末を迎えて終わる。
読んでる最中は終始、先が気になり、あっという間に読み終えました。
この前のシリーズを読んでから、本作を読んだらもっと面白かったのかなぁと少し残念に思いつつ、全てのシリーズを読みたいなと思いました。