紙の本
面白かったです
2021/11/19 11:07
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投稿者:iha - この投稿者のレビュー一覧を見る
今作では、痕跡を残さず被害者を打ち抜く魔弾の謎に迫ります。非常にシンプルですが、楽しいミステリーです。ただ、種明かしに医学の素人にはわからない病名を持ってこられると、謎解きの爽快感はそがれるなと思いました。また、主人公ふたりの夫婦漫才のようなやり取りは、今まで何度も繰り返し見てきているので、少々食傷気味です。
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魔弾。これはちょっと医療関係者ではない普通の作家さんには思いつきそうにないトリックです。面白いかったですが、ここまで専門的なネタになると、これをミステリーとして解ける読者はいるんでしょうか?
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西東京市に聳える時計山病院。十一年前の医療ミスで廃院に追い込まれたこの場所で、一人の看護師が転落死する。死亡状況や解剖結果から自殺が有力視される中、娘の由梨だけはそれを頑なに否定した。天医会総合病院の副院長・天久鷹央は彼女の想いに応え、「呪いの病院」の謎を解くことを決意する。死体にまったく痕跡が残らない“魔弾”の正体とは?現役医師が描く医療ミステリー!
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準レギュラーが増える予感あり。(2名?)
このままダラダラ続いていくのか、それとも鴻ノ池の異動が終わりの始まりになるのか?
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やっぱりこのシリーズは格別に面白いなぁ。幽霊が出るという噂の廃病院の屋上に大きな時計塔。ワクワクするシチュエーションで、謎の転落死。全てが病名で解決するのがやはり凄いところ。鴻ノ池が仲間に入り、3人での操作になって、コミカルさも増した。これからも楽しみ。
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これは最早ライトノベルと申し上げて差し支えなかろう.そして作者のレゾンデートルは,一般人の知らないマイナな病を種に事件を成立させる点にのみあり,そういう意味では純粋ミステリィからも逸脱しているといえる(それを否定するつもりはない).読み手が何に面白みを感じるかだけ.
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節目のシリーズ第10作。前作のテーマが呪いなら、今回は医療ミスで廃院となった病院を舞台にした怪奇現象か?
その廃病院-時計山病院の廃墟から、看護師の女性が転落死した。警察が自殺と判断する中、残された娘の由梨は頑なに否定する。警察はともかく、鷹央が飛びつかないわけがない。乗り乗りの鴻ノ池と、溜息をつく小鳥遊…。興味本位ではなく、由梨の想いに応えたいんだよね、鷹央先生?
由梨の母は、時計山病院の院長の娘だった。母はなぜ廃墟に向かったのか? この廃病院は自殺の名所として有名で、ネット上には幽霊ネタがまことしやかに流布している。ありがちな話ではあるが、まずは現場に行かなければ。インフルエンザで動けない鷹央を残し、小鳥遊と鴻ノ池が向かうが…。
ぎゃあああああ幽霊だあああああ! しかし、その正体は…。トリックそのものはそんなもんだろうと思ったが、「誤認」させた手段は読めなかった。肝が据わった人間だったら引っかからないんじゃないか? まあ、自分が遭遇したら、やっぱり一目散に逃げるかもしれないが。違うことに頭を使え。
さて、本質はタイトルにもある「魔弾」の秘密である。前作のメインの謎は、医学に直接関係はないが、今回は医学的知見であることは書いてもいいだろう。そんな知識はない自分はポカンとするのみだが、シリーズ中でもあまりに短絡的な動機に呆れてしまった。これは公判が難儀しそうだな。
それにしても、知念先生もお人が悪い。ここまで派手な演出は必要なかったような気もするが…。世の中には自分が知らない疾患が色々ある。稀な事例にことごとく関わる、コンビの引きの強さよ。いや、トリオか?
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久しぶりの読了。天久鷹央シリーズ最新作。【サイン本】鷹央先生と、小鳥遊先生のコンビはやっぱり最強で最高にキュート!事件は今回も謎がどんどん深まって、でも最後は見事な鷹央先生の推理で解決。安心して読めて、でも途中は謎解きを楽しめる大好きなシリーズ。
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いちゃいちゃが楽しい
相変わらずラブラブつんデレの二人です
さて、事件ですが
ナルホド、この作品ならではです
フムフム、確実性にかけますがオモロイ
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【あらすじ】
廃病院で相次ぐ転落死。不可視の“魔弾”とは? 西東京市に聳える時計山病院。十一年前の医療ミスで廃院に追い込まれたこの場所で、一人の看護師が転落死する。死亡状況や解剖結果から自殺が有力視される中、娘の由梨だけはそれを頑なに否定した。天医会総合病院の副院長・天久鷹央は彼女の想いに応え、「呪いの病院」の謎を解くことを決意する。死体にまったく痕跡が残らない“魔弾”の正体とは? 現役医師が描く医療ミステリー!
【感想】
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テンポが良く読みやすいです。
この作品はシリーズ化されているのを知らずに読んだのですが、それでもすごく楽しめました。
話の中に過去のシリーズの事がすこし出てくるから、一作目から読むのもいいかもしれませんね。
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初めての知念実希人さん。
現役のお医者さんが書くライトミステリーシリーズ。
総合病院女性副院長オタク天久鷹央と、でくの坊部下小鳥遊優タカタカコンビが今回挑むのは幽霊で有名な廃病院での連続転落事故。
気楽に読めて医療現場もわかる一冊スラスラ読めました。
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またまた長編の事件カルテ。
今回は見えない銃弾。
鷹央がインフルエンザに……。
そして医療ミステリーなのだから当然事件の根幹に関わってくる謎の病気……。
長編が続いているので、たまには短編も読みたくなってきますね。
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天久鷹央の事件カルテシリーズ第5作。今回の謎は痕跡の残らない銃弾。被害者・容疑者が一族というミステリーの中でも古典的とさえ思えるフォーマットを使いながら、実はそれが医療トリックに繋がる構成は見事。ただ、そこに至るまでの捜査パートは過去作に比べるとやや淡々としていたような?
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確かに魔弾。小鳥遊先生に春が来たようでにんまり。自分が思う相手ではない気もするけれど。最近?な事もある知念さんだけど、このシリーズは普通にサラサラ読める♪