紙の本
ちょっと不思議で怖い
2020/06/30 19:09
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投稿者:kurage - この投稿者のレビュー一覧を見る
「水色の不思議」「オレンジ色の不思議」に続く第三弾。
ちょっと不思議でほんのり怖い話が7話収録されています。
読み切りの連作短編シリーズなのでどれから読んでも問題ないですが、1冊目の水色から読んだ方が、少女の正体についてのことがあるのでわかりやすいかも。
マスクは一番簡単なコスプレっていう話、コロナ禍の今読むと何やら感慨深いものがありました。
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作者の斉藤洋を彷彿とさせる「私(おじさん)」が、不思議な少女と不思議な体験をするショートストーリー。
読むと無性にクリームソーダが食べたく、または飲みたく、なる。
作者は男性なのに、若い女の子のファッションに精通していて驚く。
この作者の本は、子供の頃に「ルドルフとイッパイアッテナ」を始めとして沢山読んだが、大人になるにつれて遠ざかっていた。
本作は、大人が読んでも面白い。「水色の不思議」「オレンジ色の不思議」も読んでみようと思う。
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自分は動物園のフェネックだという美少女が、今日もわたしの前にあらわれた。街はもうすぐハロウィン。少女は言う。「おばけのコスプレをしている人もいれば、人のコスプレをしているおばけもいる」・・・って、ほんとだろうか? (「コスプレ」)
休園日の遊園地で、なぜか遊具が動いている。乗っているのは(「?スカイバスケット」)
高架線下にある児童公園に、とつぜんモノクロの蒸気機関車がやってくる!?(「鉄道公園」)
その場所に店を出した料理店は、なぜか一年ももたない。そのわけは・・・?(「はやらない店」)
など、全7話のショートストーリーは、少女といっしょに体験する、不思議な現象をえがく物語。今回のテーマ色は、モノクローム。
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『不思議』シリーズ3作目。少女の正体がとても気になる。作者は動物と話ができるらしいから、この不思議な少女との体験を物語にしているのではないか?と思いながら読み進めて行きました。この不思議な世界に浸る時間がたまらなく心地いいのは不思議なのだが。
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読み終わってしまった。おしゃれな美少女とカフェやレストランで、おいしいものをいただきながらの不思議体験を語り合う。ちょっと楽しそうでうらやましい。次回作もあるといいな。