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紙の本
体系としての贈与論
2021/04/30 01:33
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:猿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、マルセル・モースの贈与論に関して様々な哲学・社会学者たちの考えから読み解いていくものとなっている。また、番外としてラジュの「借りの哲学」に関する考察も行われている。
とりあげている学者や思想家の数が多い分、それぞれの内容はかなり深いわけではない。ただ、趣味で哲学を学んでいる私にとっては、西洋の思想家を体系的に知る上で大変役に立った。この一冊で完結するのではなく、次の一冊を決める際の参考になるもののように思う。
以下レビューというより私個人の話だが、私は本書からバタイユに興味を持ち、現在は彼の書籍や関連するものを読んでいる。一通り満足したら再び本書を読み直し、別の思想家を深めていこうと思う。
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