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七章から十二章
泰麒は白圭宮に入る。仮王の阿選は王としての勤めを放り出したまま。国は荒れ、苦しむ民は増えるばかり。驍宗は見つからない。
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意味深そうな表紙が印象的な2巻。
1巻、3巻の表紙は正面を向き覇気の溢れる表情をしているのと対照的に2巻、4巻はうつろ気な表情であったりうつむき顔を見せないでいる。
これは現段階での人物たちの置かれている状況を表しているのかなと考えつつ読了。
どこかでミスリードがあるのか読み落としがあるのか。
続きを読まないと取りこぼしが分からないのか。
全部読んでからまた読み返すと腑に落ちるところがあるのかなと思う。
思惑が分からない。真相が謎のまま。続きを待つのみ。
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出来ることなら、私も荊柏を持っていって戴の為にお祈りしたいよ…(´;ω;`)
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この二巻の書影が出た時は、本当に鳥肌が立った。
三、四巻が待ち遠しすぎる…!
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泰麒、けなげ…
とにかく行く先々、あらゆるところの無残な荒廃ぶりが痛い。苛烈すぎる。
何故こんな厳しい国に生きなければいけないのか、天意はどこにあるのかと心の底に抱えながら生まれ育つから、戴国の人々は心が強いのだろうか…
感想はまとめて。
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ただ一言、辛い…
でももう誰が何が正しいのか分からない!
まず泰麒がこんなに大きくなってと言う想いと、あの小さく優しい麒麟はもう永遠に居ないんだと言う喪失が凄い。
立派になったとも言えるけど、どこかで酷く刃物のように冷えきった泰麒。全く泰麒の心情が書かれていなくて、阿選が次の王と言ったのは本当なのか嘘なのか…でも、でも、最後まで読んで信じたくないけど驍宗様は多分死んでしまったとしか思えない…。
だから王宮に居た時泰麒が目眩を起こして倒れたのはきっと驍宗がみまかったからなのかと思う。
だからこそ本当に次の王が阿選だとなったとして、民のため国のためには王が必要だけど、自分に対して刃を向けた男を王だと言って選ばなければいけないのか。
李斎達の頑張りは? 謀反を起こした者を王と民が認めるのか信じるのか…そもそも阿選のやる気のなさも謀反を起こした経緯もなんなのか…。
王宮に巣食う鳩もなんなのか!?
もう11月まで待てません小野主上!!
国のためには必要な王、本当に戻って来て欲しい王の不在。泰麒が選ぶ王気の真実。天が選ぶ戴の行く末…
どうか戴の行く末に希望が有りますようにと心から願わずにはいられない。
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追いかけてるシリーズ、購入。
李斎と去思は、琳宇を拠点に驍宗を探す。
泰麒と項梁は、鴻基に阿選に会いに行く。
衝撃のラスト。
なんでなの?
権力闘争は当たり前、だから悪をも孕んで進むってこと?
天の意思はわけのわからない民意で、麒麟は象徴ってこと?
ぐるぐるしてきました。
クールな泰麒は好きです。
耶利にも期待。
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雪が降り始めた。凍てつく戴に希望はー。
ちょっと私も驍宗様を探しに行ってくる!あと李斎に王宮のことを伝えてくる!と読み進めてすっかり戴の民、李斎の麾下になった気持ちの私の心は叫んでいる。
十二国記を読むとあるあるだが、こんなにも人々は懸命に生きているのだから、天はもう少し慈悲があってもいいんじゃないかと涙ぐんでしまう。しかし、ここで安易に奇跡が起こらないことこそ、十二国記の魅力だと思う。現実でも災害や不幸は理不尽にやってくる。それでも生きていかねばならない。登場人物の誰もが私が生きていく道の師となる。
二巻なので、まだまだ核心まで遠い。気になることが多すぎる。
三巻の発売に向けて、前シリーズ再読して待つ!
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あと1ヶ月が待てない、くらい続きが気になってしょうがない。。
2019.12.11再読
この巻の最後の方、本当にどん底に落とされるな…
そしてすでに人物が多すぎて分からなくなってきてる…
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ぎゃーーーーーーー。
10章、10章があああああああ。。
え?え?そうなの?本当に?
あんだけどこだどこだと話をのばしといて着地点はそこなのーーーー?
ちょ、ちょっと落ち着こう、一旦はなれよう、と一服。
そして改めて最後まで読みました。
がっくり、どうなんだ?白雉は鳴いたのか?
とりあえずそこを来月確かめるまでは希望をまだもっていたい、が三巻がギョウ宗さまの話だったらその希望も潰えるかもーーー。
ああ、十二国記ファンの同じような悲鳴が聞こえる
…。
正直、話が全然前に進まないし、なにやら宮内はゾンビー的で気持ち悪いし、なにがどうなってるのか、
ストレスたまりまくり。
けど、勢いのある少年登場で物語にも勢いがでてくる予感
来月を待つ!!!
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白雉は鳴かないし鳴かせたくない。私は信じたくない。最後回生の発言でエッ?エッ??てなったけども。
2巻の驍宗様の背中が、去っていく背中だなんて思いたくない。それに、私達読者は泰麒が小さい頃からどんなに健気に頑張ってきたか知っていて、6年間の日本での艱難辛苦も知っていて、どうしたって報われて欲しいと思ってしまうんだ。ここまで苦労してきて、彼の選んだ王が死んでしまったなんて事になったら、辛すぎて悲しすぎてどうにかなってしまう。そうなったらどうやって戴国の幸せを想像したらいいのか分からない。仮にもし阿選が王になったとして、明るい未来なんか見えない。今の王朝を見るにつけてもそういう気持ちしか生まれない。
十二国記は闘い、正し、己に克つ物語だと思っているので、最後には笑えるようになると信じている。せいぜい一読者として、来月まで心乱していようと思う。それも楽しみなんだもんね。
そしてこの1ヶ月の間に風の海迷宮の岸を読むんだ、心が折れそうだけど。そして私の愛する王と麒麟が揃って戴へ還ってくることを信じて待つんだ。
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ここまで読んでしまった。言葉の通りに捉えてよいのか…? ただただ呆然としている。鳩が気になるところだけど、きっと皆また会えると信じたい。黄昏の岸〜の戴史乍書より「丈阿選は禁軍右翼に在りて本姓は朴、名を高、兵を能くして幻術に通ず。」の一文がずっと頭に残っている…
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帯に「驍宗は王だからこそ戴国を守りたい。民が幸福に暮らす国となるように。」との記載があったものの該当のシーンは登場せず。1巻が起、2巻が承となると、3巻が転でついに驍宗が登場か。非常に続きが気になるところで次巻へ続くとなってしまいました。
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台風の中読んだのも相まって。
辛い、ただただ辛い。
王=驍宗である必要はないのだ。
安心して暮らしたいだけなのだ。
思いの違いに気付いてしまう李斎は
では何のために片腕を失ってまで。
国を治めるとはどういうことなのかを
改めて考えさせられる。
1巻で少しだけ希望を持って終わる章があったのが救い。
来月の3、4巻でどんな決着をみるのだろうか。
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私は信じてないからなーーー!!!
死んだなんて信じない……嘘だと言ってくれ、驍宗さま……。
十二国記18年ぶりの新作は泰麒が戴に帰還し、行方不明の驍宗さまを探すお話です。
と思いきや、途中で泰麒が探索の列から離れ、首都鴻基の王宮にいる阿選のもとへ。驍宗さまは李斎たち一行が探し、泰麒が現状を、李斎が過去をなぞり、二つの視点から戴に何があったのかが明らかにされていきます。
この辺りの書き方本当上手い。さすが主上。
18年待った新刊!何があったかやっと明らかになるんだわ!とワクワク読み進めるこっちの気持ちとは裏腹に、まーーーーー事態が進展しねーーー。王宮は正常な政が行われていないせいで、泰麒が大胆に動いたというのに肝心の阿選が動かねえ。驍宗さまに繋がる手がかりも、一生懸命探してるけど全然見つからん。
じりじりしながら読み進める間にわかってくるのは、とにかく戴の厳しい現状。そればっかりが嫌というほど伝わってくる。
つらい。早くどうにかしてほしい。
そう思うのに、全く事態は好転しないし、空回る。
やっと驍宗さまに繋がる機会を掴んだ!と思ったらアレなので、いやもう「嘘だ!!」以外何も言えない。
だって勝手に信じていたのだ。泰麒が戴に戻ったら、全部明らかになって驍宗さまも無事に見つかってハッピーエンド、大団円、だと。
忘れていたんだよ、これがそんな優しいお話じゃないってことをさあああああ。
魔性の子、ド暗かったもんね……。
陽子が陽の主人公なら、泰麒は陰の主人公担当しちゃってもおかしくないよな……いや、嫌だけど。
とにかくこの不穏極まりない空気の中で一ヶ月待たされるのかと思うと本当もう頼むから一息にやってくれ、って感じになるのですが、どういう結末になるにせよ最後まで見届けたい所存……。
どうか違う人であってほしい。早く帰ってきて「蒿里」って呼んで頭を撫でてあげてほしい……。泰麒頑張ってるよ……。
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相変わらずの面白さ。展開は遅々として進まないものの、小野さんの硬質な文章を読んでいるだけで嬉しさが込み上げてきます。おそらくこれが18年待ち続けたファンの心理なのではないかと…笑
阿選の真意が全く見えてこないことに不気味さを感じる。主君を信じるしかない麾下ならなおさらのことだろう。そして驍宗様…!信じて待つことが読者にとっての試練。