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うううう苦しかった…ずっと光明を探し続ける、信じ続け仕込み続ける。策に翻弄される民衆の姿がキツい。それぞれの覚悟の物語。属性や性質を踏まえた上での覚悟と進み方がすごい…
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ML 2020.2.23-2020.2.26
まずまずのラストで一安心。
ただ、わたしには最後まで琅燦の意図がよくわからなかったんだけど。
驍宗の麾下はけっこう残ったのに李斎の旅の仲間たちがほとんど死んでしまったのが、なかなかに辛い。
十二国記はこの先また書かれることがあるんでしょうか。それはいつ?
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つらい道程が90%でした。
それを覆すほどのハッピーエンドはこの巻では迎えなかった。
なにせ戴国の始まりだからしょうがないとはいえ。
あまりにも大きな犠牲が生じているから、手放しで喜んでいいかわからない。
恐ろしいのは天災でも妖魔でもなく、権力と嫉妬におぼれた人間だ。
だれかを落とすことで自分の価値があがるわけではないのに、かわいそう。
それにしても泰麒がかっこよすぎました。
過去が今を作り、今が未来を創る。
幸福に満ち溢れた戴国を今後見せてください。
そうしないといつまでも胸の中が苦しい。(笑)
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相変わらず登場人物の一人ひとりの描写が丁寧。
悪役にも、ちょい役にも、ちゃんと名前がついていて、
その人目線の心情や葛藤が描かれているから、
生きざま・死にざまが、生々しい。
本を読んで泣くことってあまり無いのだけど、
飛燕には泣かされた...。
クライマックスの刑場のシーンは鳥肌もの。
全体的に暗くてヘビーだったから、
終盤の「雁国の使者」には癒されたー。
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長い永い旅が終わった…
泰国の未来はまだこれからだが、希望は膨らみ始めた。
小さな希望から絶望、絶望に次ぐ中、彼等は信じて前に進む…涙なしには読めない…(T_T)
あぁ、泰国に幸あれ!
小野主上…有難う…
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待望の新刊。発売して直ぐに買ったものの、時間が取れず、ようやく読了。
待っててよかった。
小野主上、ありがとうございました。
さすが主上な話の織り方。4巻の途中まで、驍宗と泰騏は殺すには勿体ないキャラだし、李斎は死んだら話が止まるから、この三人は絶対死なないと安心して読んでいたけど、最後の方は、主従は討死ありなのか?と思って怖々。英章が出てきてないからどうにかなるとは思ってたけど。
昔と違って計算して読んでしまったのでハラハラ出来なかったのが勿体なかったな…。”風の万里”の頃はもっと純粋に読めたのになぁ。15年以上前の事だから仕方ないか(笑)
驍宗が、地下の暗闇で一人生きていたというのは、さすがに驚きの結果。どれだけ精神が頑健な王なのか。しかも自力で出てくるし。そりゃ言われた側もポカンとするわ。
”黒騏は特別”というのは”黄昏の岸”で書かれていたけど、こういう事なのかと思った。自分の成り立ちすら意志の力で捻じ伏せるなど、まさしく”黒”だなという強さ。あの主にしてこの麒麟ありというか。ぽやぽやの可愛らしい御子と武人然とした王という、なんともチグハグだった主従は、やっぱり、ちゃんと主従だったんだなと思った。どの国も主従は性格が似てるものね。雁は言うに及ばず、慶も頑固な所そっくりだし。
小野主上は、ここまで行けばあとは予定調和でしょ、という最後の部分を描かないところが好き。
本当に必要な所だけ書く。短編で陽子達に会って欲しいなぁと思うけど、登録を忘れてたので読めない…。私のおバカ…!!!
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2020.1.25
読むのもったいなくてあっためてて、ようやく読み終えた。
これだけ焦らして焦らして、まだ終わらないかと思うと…(T_T)続きが読めるの何年後だろう。
奪われた驍宗を救うために犬死していくところは胸が痛かった。
ただ、登場人物があまりにも多すぎて、あれこれ誰だっけ…って思うシーンがところどころ…
全体的には満足だけど、読み返すとしても4冊目だけかな…1,2,3巻は焦らされすぎてあまり楽しく読めなかった。
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面白かったです! 何度も涙ぐみつつ、白銀を読了しました。
白銀の最初の方から登場していて愛着が沸いている人達がどんどん死んでいくため途中読み進めるのが辛くなりました。
個人的に一番こたえたのが飛燕が死んだことです。最期まで李斎を守り通すことが出来本望だったかもしれませんが、泰麒と再会して欲しかったです。
「生き残った者の数を数えるんだ、こういうときは」という項梁の台詞が胸に突き刺さります。どうしてもなくしてしまったものを指折り数えてしまう……。
項梁と園糸親子については希望の残る終わり方で良かったです。
琅燦について明らかにされていないことが多く、彼女に関しては後味の悪さが残りました。天のシステムへの好奇心だけで反逆に加担するような真似をしたのでしょうか?
妖魔によって魂を抜かれた人、命を落とした人が大勢いるため敵ではないと言われても納得出来ないなぁ、と思ったり。どこかで琅燦の事情が明らかになって欲しいです。
驍宗様はさすが驍宗様としか言いようがありません。
何年も洞窟の中で生きながらえ、最終的には騶虞を捕らえ自力で脱出。もしや殺されてしまうのではとヒヤヒヤする場面もありつつ、泰麒とのあのシーンは筆舌に尽くしがたい感動がありました。
「……大きくなったな」の一言が全てを語る。
泰麒の生きてきた年数がほぼ辛いことばかりで埋め尽くされていて考えると悲しくなってきます。
魔性の子に出てきた先生について少し触れられる場面もあります。未読の方には是非魔性の子も読んでもらいたい……!
風の海では頼りなげな子どもだったのに、よくここまで成長して、とこみ上げてくるものがあります。辛酸を舐め続け、したたかに賢く成長した彼だったからこそ驍宗様、引いては戴を取り戻す事を成し遂げ得たのだと思います。
これからの戴の行く先に幸多からんことを。
全員プレゼントに応募し忘れ短編を読み損ねてしまいました。
短編集の刊行を心よりお待ちしております。
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この残りページで終わるのか!!? とハラハラしながら読んだ! 次々に人が戦死しジリジリした。りさいの絶望感が半端なかった。面白かった!
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他の巻は合間合間で時間かかって読んだが、最終巻は一気に読んでしまった。 一緒に苦労して来た仲間達が最も簡単に亡くなってしまう展開など、読んでいるのだが、自分がそこに一緒に行動してるかのような感覚で辛かった。 謎も残ったままだし、できれば欺王を討ち取るところも読んでみたい。この先の戴がどんな国になっていくのかとても気になる。 こんなにも夢中になった小説は初めてだし、この後どの本を読んでもジャンルが違っても比べてしまいそうで辛い。 また1から読み直そうと思う。
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台輔と驍宗、実は十二国記の中でもあまり好きではないキャラでした。今回第3巻・第4巻を読んで、2人の我慢強さ、強かさ、手練れぶりに心がジンとしました。
読んでよかった。
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いい大人が、ほぼ徹夜で読みきってしまいました……
前巻で見え始めていた希望が、これでもかこれでもか、と潰されていきます。
阿選の手にした玉座というものの圧倒的な力の前に、見知った顔が次々に斃れていき、もう、戴の民のためには、蓬山に新しい戴果が実るしか道は残されていないのでは、と暗澹たる気持ちになりました。
己の力で地の底から甦った驍宗が捕らえられてしまったときには、もうダメだ。と、李斎たちがした玉砕の覚悟を、わたしもしていました。
こんな気持ちで寝られませんよ!!
己が手で剣を振るい、自らの手すら血に汚した泰麒の無茶。背水の陣とよぶにはあまりにも惨い行動も、目の前の驍宗がいてこそできたのかもしれないけれど。
角が生え始めたこと、それを気づいていたからこそ、泰麒本人はギリギリの孤独な戦いを続けていられたのかしら。
ともかく、戴の民が救われてよかった。
文句なしの星5つです!
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最後の最後まで息が詰まるほど辛かった。
戴の長い冬がようやく終わった。
疑問に残ることはたくさんある。
また続きがある可能性を残してくれているんだろうか?期待してしまうよ。
阿選のちっぽけな嫉妬でどれだけ民は苦しんだだろうか。琅燦は味方だったのか?本当だろうか?
李斎1人が他国に救いを求めて旅立ったあの日からすべてが始まったことを思い起こすと目頭が熱くなる。
興奮と余韻で眠れない。生きててよかった。
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2019.11 .10読了
泰麒良かった。
やっぱり驍宗様が王に決まってる。
疑ってごめん。
よく耐え忍んだよ。
昔の可愛い泰麒からは想像できない強かさに胸熱。
昔の仲間に再開だんだん味方が増えて
驍宗様が李斎達麾下と再会した時はもう感無量。
夜中に1人で震えた。。
あんな処に6年も1人で…
昔と比べて穏やかになり仙人の様に悟りを開いた驍宗様。
そのまま状況が好転すると思いきや
驍宗様は捕まってしまい
救出に向かった仲間が大勢犠牲になり。。。
4巻の終盤。
驍宗様処刑やて!?
1人盗人の汚名きせられるなんてありえへんー!!
助けたいけど突破口が何もないやん。
泰麒が自害を仄めかした時はまさかのバッドエンド想像して続きを読むのが怖くなったけども…
泰麒の乱心〜からの天変で再度震えた。
成獣になった泰麒の天変の挿絵見たかったなぁ。
琅燦が自らの知的好奇心を満たす為だけに天意を試してたというのが腹ただしい。これだけ沢山の犠牲が出たのだからそれ相応の罪を償って欲しいわ!!
項梁は園糸を迎えに行けたと信じたい。
最後の漢詩で締めるのが小野主上のいつものやり口
鴻基攻めー阿選が討たれる所ーまで見たかったな
でもそれが十二国記←
読み終えたら喪失感半端ないわー。
だけど短編出るらしいので今から楽しみ。
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2019/11/10 読了
ゆっくり読もうと、月曜日休みとったのに。止まらなくて、日曜日に読み終えてしまった。月曜日読み直そう。
タイキ、めちゃくちゃかっこよかった。