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【特捜検事VS.女性総理候補 。「正義と権力」シリーズ第三弾!】東京地検特捜部・冨永真一検事は、初の女性総理候補・越村みやび厚労相の、サービス付き高齢者向け住宅をめぐる疑獄を追うが――。
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特捜検事・冨永真一のもとに、初の女性総理候補、越村みやび厚労相に関する情報提供者が現れる。超高齢社会に突入する日本。福祉行政の隙間で利権を狙う者、政界の権謀術数、ぶつかり合う検事と記者それぞれの正義。息もつかせぬ物語の結末は!?『コラプティオ』『売国』に続く「権力と正義」シリーズ第三弾!
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手に汗握る展開に一気に読んでしまいました。
政治って怖い。
目的ありきの手段のはずが
いつのまにか手段が暴走する。
怖い、怖い。。
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政府与党の中での権力闘争を描いた作品。政治の表舞台からはみることの出来ないフラ側での暗闘とも言える凄まじい権力への執着、そのためには手段を選ばない金の絡んだ闘争が生々しく描かれているのがとても興味深い。
とはいえ、若干淡白な表現が多く、もしかしたらもっともっと深くしつこくねちっこくせめぎ合っているところがあるのではないかと思わずにはおられませんでした。
星1つ減じたのは、物語の週末の終わり方があっさりとしすぎていたからなのかな?と思ったりもします。僕が長編・シリーズ物を期待するせいか、このあと続編が期待できるような余韻のある終わり方だったらもう一つの星も付けられたかな、と勝手な理由で星4つですみません。
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特捜検事・冨永真一のもとに、初の女性総理候補、越村みやび厚労相に関する情報提供者が現れる。超高齢社会に突入する日本。福祉行政の隙間で利権を狙う者、政界の権謀術数、ぶつかり合う検事と記者それぞれの正義。息もつかせぬ物語の結末は!?(e-honより)
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女性初の総理大臣を目指す越村みやび厚労相。
超高齢化社会に突入した日本の切実な問題、高齢者のための施設=サ高住の法制化を巡り、彼女に贈収賄の疑いがあると情報提供者が現れる。
その真偽を確かめんと、特捜検事富永が動く。
富永検事、越村みやび、酒蔵を経営する彼女の夫、新聞記者の神林、それぞれの視点で状況が目まぐるしく変わる。
果たして、越村みやびは逮捕されるのか。
彼女を後援する姿勢をみせる現総理の本当の狙いは。
そして、女性初の総理大臣が誕生するのか。
追う者と追われる者、それぞれの思惑が絡む虚々実々の駆け引きに、読む手が最後まで止まらない。
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『コプラティオ』『売国』に続く「権力と正義」シリーズの第三弾にして、冨永検事シリーズの二作目。
冨永を軸に、コプラティオの神林記者も登場し、ワクワクが止まらずあっという間に読了。
真山仁作品はハゲタカシリーズ以外も今のところハズレなし。
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グルグル回って真ん中にたどり着いたけど、最後にストンと落ちないパチンコ玉遊びみたい。ノンフィクションのように感じられるフィクションて言うか。
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政治がテーマの小説はストーリーがパターン化されている感じがするが、この作品もそのパターン通りという感じ。よくある政治の小説という感じ。だけどまあまあ面白いと思った!
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日本初の女性総理大臣を目指す越村、初の女性総理は誕生なるか、本当に清く正しいのか、検察はガセとも思える収賄のタレコミをきっかけに捜査を始める。裏でうごめく現職総理や介護ビジネスの利権者たち。
これは最初は主役が誰なのかわからなかったが、どうやら検察冨永シリーズ2作目らしい。
この作者は余計なまどろっこしい描写がなくて、テンポよく読めるのがいい。最後は気になって寝る時間を越えて一気読みしていまった。
最後も越村の夫が潔い、まあまあ納得の決着。
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コラプティオ、売国に続く検察シリーズ第三弾。
このシリーズは良いですね。日本、政治、社会の暗部を深く分かり易く切り取り、今回はサ高住(老後施設)を題材に政府との癒着が絡んできます。
また、このシリーズはキャラ立ちも良くメイン所は声・顔がイメージ出来る程。暁光新聞の東條が良い味出してます。重い内容でもこのキャラクター達で面白く読めています。
ただ、毎度ながら最後が尻すぼみ感が否めません。売国もそうでしたが、途中まで大作の雰囲気がありながら急に解決に向かうストーリーは少々残念。ここが変わればもっと楽しめると思いました。
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「標的」 真山仁
1.小説より
「過去の経験値といまの状況の比較検証。
その結果、神業なるものが生まれる。
勘ではない。」
「身の丈にあった生活。その価値観を身につけて、初めてそれぞれがそれぞれの豊かさを知る。」
2.内容
与党女性議員。地盤なし、金なし。ただし世論受けは良い。
いよいよ現首相から「次の総理をやらないか?」の打診あり。
現首相の狙いは院政でのコントロール。
一方、彼女はそれを知って党内派閥の票の買い占めに走る。
買い占めの事実、資金源を検察が割り出し、いよいよ逮捕へ。。。
3.読みおえて
政治。
民からしたら、向こう側の世界。
報道で知るのは一部であり全体ではない。
記者出身の真山氏だから描ける世界。
「小説だからこそ、ありえない世界にチャレンジしたい。」
この【標的】の世界でもそのチャレンジを感じることができる。
真山仁さんファンは、一読されてみてはいかがだろうか?
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初の女性総理大臣就任が目前の越村みやびと、みやびの贈賄の疑惑を追う富永、そしてそのネタのスクープを狙う神林。
三者が三者なりの正義を持って行動しているのに、なぜ世の中から疎まれたり、結果的に罪を犯すことになってしまったりするのだろうとすごく考えさせられた。
みやびと俊策のおしどり夫婦ぶりが鍵。
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女性総理候補の贈収賄の物語。検事、マスコミ、総理候補それぞれに思いがあり面白かった。最後も余韻がありよかった。
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日本初の女性総理候補、特装検事、新聞記者。三者の視点で物語は進んでいく。サービス付き高齢者向け住宅、いわゆるサ高住をめぐる権益。社会派テーマではあるがページをめくる手が止まらなかった。読んでほしい。