十六夜月と輪廻の恋 みんなのレビュー

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：はな　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

戦や貧困が原因の迫害で２回も悲惨な死を経験した梗介ですが、辛い記憶を持ちながらも明るく生きています。愛されて育ったからなんでしょうね。幸せに暮らして行けそうでよかった。実は前世で十六夜様を封じたお坊様のこともとても気になってます。それだけでひとつのお話になりそう。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：チーズケーキ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

何度も生まれ変わって会いにいくよ、あなたの幸せをただただ祈るよ。という切なくて悲しくて愛おしいお話です。きっと読み返すとまた良いかも。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：ふる　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

前世で山神の十六夜と再会して、封印されていた二人の運命を再び輪廻の輪へ戻した話。二人は幸せになってるのは良かった。モフモフちびっこたちが可愛い。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：やまだち　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

「家にはちゃんと、ゴ◯とローシ◯ンも準備してしてあるぞ」本文より。

ネタバレがあります。

ケモ耳とふさふさの尻尾を持ち月ヶ森を守る土地神様攻め、小説家で27歳ゲ◯の受け。受け視点。

恋愛下手な自分に落ち込み、地方の集落にある父方の家の管理を兼ねて移住した受け。移住した初日に住人から「あの山は呪われているんだ。入ると祟られるんだよ」と山について教えられます。さらには夢でも度々「絶対に月ヶ森に来てはならん」と、不思議な子供（の姿をした実は攻め）から忠告されて・・・

輪廻転生とタイムスリップのお話です。

前前世から、想いあっていた攻めと受け。ところが時勢が二人を引き裂きます。そして廻りめぐって現世で再会しますが、受けは前世・前前世の記憶は当然ありません。この「記憶」が辛く悲しく、だからこそ思い出して欲しくない攻めは受けをわざと拒むので、読者として切なかったです。それでも受けの健気な思いにより、現世で幸せになれたのでほっとしました。

シリアスとラブとエ◯ス、三拍子揃ったお話が好きな方におすすめです。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：雪　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

★3.5

この作家さんのノベルは読みやすい。テーマは家族愛ならいい話と思う。
BLにとって、もっとカプの恋心のコンプレックスを見たいなー

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：やじやじ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ネタバレあり

タイトル通り輪廻の話
現世と前世とその前々世（というのか？？？？）が絡んで
単なる輪廻話にはなってないです。

現世に生きる梗介が月ヶ夜にやってきて
十六夜さまと出会って輪がまた回り始める。
輪廻の輪にいるのは梗介だけ。
何度も出会い、そして恋をし、相手を守ろうとする。
そう、自分の身を犠牲にしても。
そんな切なくて重い話をハートフルな優しい色で包んでいるのが
可愛いお子らの存在
彼らがいたから、とてつもない暗くて重い因縁話を
優しい色で包んでだ秀作にしていると思います

前半の話は因縁話とその決着
後半の話は決着したその後

後半はめでたしめでたしで決着したその後はな話
時間軸を2本立てて持ってしまったことで
それぞれが混乱したりしているのがなるほどって思わせる。
これも実は切ない。
そして愛しい。
二人のお子たちも空くんの戸惑いも
そして佳月（十六夜）の困惑やためらいも。

切なくて悲しくてそしてハートフルな
優しい話でした。

☆3.5