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毒抜き→激マズじゃないと食べられない異世界でお料理担当ですかっ!? みんなのレビュー
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紙の本
ツッコミ所はあるが、設定の活かし方は面白い
2021/12/09 22:05
2人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
階段から落ちたと思ったら異世界に転移していた主人公。
紆余曲折ありマレビトとして客人扱いされる。
その国は400年前に美食を極めた王が呪われたせいで肉類が毒になり、徹底的に茹でこぼして毒抜きしないと食べられないようになったために怒り狂って料理人を殺してレシピ本を焼き、美食文化を破壊した過去のあるメシマズ国家だった。
耐えきれない主人公がなんとか工夫して料理したり、元の世界に帰れないときいてヤケクソで毒抜きせずに食べたらすでに呪いの毒が抜けてることが発覚したりする話。
多少のツッコミ所はあるが悪くなかった。
例えば国が呪われたなら他国に移住するとか、あるいは王家の直系じゃなくて遠縁に継がせる形で国号を変えるとかあったんじゃない?みたいな疑問がツッコミ所。
とはいえ、異世界で安易なメシテロしてすげー!ってなるグルメ系と比べて、設定の下地が作られているし、食文化と主人公のもたらした料理にまつわる情報が国家の闇と改革というストーリーの主軸に大きく関わっていて、ただの安易なメシテロチート作品に終わってない点は評価に値すると思う。
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