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孤塁 双葉郡消防士たちの3・11 みんなのレビュー

第42回講談社本田靖春ノンフィクション賞 受賞作品

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みんなのレビュー27件

みんなの評価4.6

評価内訳

  • 星 5 (16件)
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25 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

地元消防士が初めて語る福島原発事故。事故から九年を経て初めて語られる事実がある。

2020/04/03 16:01

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

東日本大震災の原発事故下で不眠不休の活動を続けた双葉地方広域市町村圏組合消防本部(福島県)の消防士たちの活動を記録した書籍。東日本大震災。応援はおろか満足な情報もない中、救助・救急活動に携わった地元消防士たちの覚悟、怒り、苦悩、そして葛藤。読みながら何度息をのんだことか。もう9年ではなく、「まだ」9年なのだと著者は記す。そして、自分の無力を感じ「バトンを渡す」という思いで書き続けてきたと。1人でも多くの人がそのバトンを受け取るべきだ。今も『孤塁』を守る人たちに思いをはせながら。

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紙の本

福島第一原発事故で活動した地元消防士の記録

2021/06/14 07:20

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:YK - この投稿者のレビュー一覧を見る

福島第一原発事故では東京電力の原発職員の方や、自衛隊やハイパーレスキューなど数多くの方の献身的な活動のおかげで、最悪の状況を脱することができました。その一連の事故の下、地元消防である双葉郡消防本部に属した130名余りの消防士の方の活動の記録です。
原発事故があった場合に消防が担うべき役割は避難誘導とされていましたが、空間線量が上昇している事実も知らされないまま任務に従事する状況となっていました。事故の状況が悪化するにつれ、消防の担う役割が、なし崩し的に原発構内での消防活動への協力へとエスカレートします。それでも錯綜する状況から、その活動によって被るリスクなどの正確な情報は伝えられないままでした。
1号機、3号機の水素爆発の後、構内活動への協力要請を受諾するかどうかの会議では「特攻隊と同じではないか」、「自分たちは捨て石になるしかないのか」とまで追い詰められていました。
一方、自身の家族への連絡、安否確認はほとんどできないまま、活動を強いられる状況となっていました。「消防士の使命は国民の生命、身体、財産を守ることだ。しかし、自分の家族も国民だ。どうして自分の家族を守り、”避難しよう”と導くことができないのか。家族の恐怖や苦労をしのび、声を上げて泣いた(本文抜粋)」
さらに過酷であったのは、空間線量の高い地域からの傷病者の搬送の際、受入側の地域で差別のような視線を向けられたことでした。自らの家族が避難先で、放射能汚染を持ち込んでいるのではないかと疑われ、スクリーニングの証明書を持参するように依頼されたり、「我々は汚物ですから」と証言した消防士もいました。
最も危険な最前線で活動せざるを得なかった人たちが差別的な視線にさらされた事実は、昨今のコロナウイルス感染の拡大の状況下で活動されている医療関係者の家族への”いじめ”があったという報道を思い起こさせます。非常時において一般の市民の気持ちの余裕がなくなりつつある今こそ、寛容な気持ちを持ち続けることの重要性を認識させられるノンフィクションでした。

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偉大な消防士たち

2021/01/31 09:25

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:nobita - この投稿者のレビュー一覧を見る

読み応えのあるドキュメントで且つ生き様である。老若男女に読んでほしい。地震被害・原発被災を消防士の眼から鋭くみている。自己犠牲で戦った消防士の姿を感じ、日本も捨てたもんではないと思った。一方、当事者能力・責任を持たない原発を推進してきた政治家・東電は捨てなければならないと強く感じた。
44年前に仙台で研修し、岩手、青森、福島など東北6県の方々と接する機会があった。私が住んでいる広島の方と異なり、とても心優しい方々が多かった。新聞で女川での震災死亡者の名前を見たとき、とても辛く思った。この本を読んで、今年こそ、東北にお祈りに行かなければならないと思った。

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2022/02/21 11:15

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2022/10/01 16:50

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2020/03/15 16:17

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2020/04/02 12:25

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2020/04/17 17:02

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2020/04/20 19:27

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2020/05/24 22:43

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2020/06/26 21:49

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2020/07/09 15:47

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2022/09/21 02:06

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2020/11/21 01:10

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2021/01/26 00:13

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